当社では「資格職位」と「役職」を分けて考えられています。「資格職位」というのは、全社横並びで決められるクラスのことで、能力や裁量の大きさを指しています。「役職」は、店長や支店長といった名前のついたポストを指し、当社は決定権が各事業部長に与えられていることが特徴的です。個々人の働きぶりを間近で見ている事業部長だからこそ、数字には表れない能力やマインドまで加味した、精度の高い人事判断ができるというわけです。そこには年次も経験も関係ありません。例えば、同規模の企業で役員を目指そうとするなら膨大な時間がかかったり、そもそも狭き門だったりもしますが、当社は違います。昇進昇格の機会が年4回もあり、常に、チャンスがあふれているのも他社との大きな違いです。一般的に昇格機会は年1回か多くても2回。年齢や社歴でボーダーを設けている企業も多いかと思います。しかし当社では、年次も社歴も関係なく、その時々の実力や成果でポストを任されます。会社が成長するからポストが増え、ポストの数だけ社員の昇進昇格のチャンスも増えるというわけです。一番に見るのは、営業成績です。ただ、それだけだと単なる成果主義に陥ってしまい「自分だけが結果を出せばいい」と考える社員も出てきます。なので、数字には表れない部分に関しても、各事業部長が一人ひとりの働きを自分の目で見て、きちんと評価をする仕組みになっています。