最終更新日:2025/4/24

Sky(株)【営業職】

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人に支えられ、人を支えながら成長を遂げる、入社3年目のふたりの“視点”

PHOTO

若手目線で語りあうSky株式会社の魅力とは

同じ営業職の同期でも、まったく違う立ち位置で「Sky株式会社」の事業を支える加山さんと前原さん。着実に成長を遂げるお2人に、仕事のやりがいや同社で働く魅力などを伺った。

加山 春希さん(写真左)
ICTソリューション事業部 ICT営業部 営業リーダー
経営学部 経営学科卒
2022年入社

前原 佳奈さん(写真右)
クライアント・システム開発事業部 営業部パートナー推進課 リーダー
総合社会学部 環境まちづくり専攻卒
2022年入社

次世代のSky株式会社を担う若手営業たち

キャリアアップに積極的で新人賞も入社時からの目標だったという加山さん。「過去の実績に驕らず、今後はより大きな案件に挑戦したい」と既に次のステージを見据えている。
最近は後輩の育成にも意欲を見せる前原さん。業務量も担う責任も必然的に重くはなるが「同時に自分の仕事の質も高められるようしっかり研鑽したい」とどこまでも前向きだ。
各々のチームでともにリーダーポジションを担うふたりが口をそろえるのは、とても恵まれた成長環境。「意欲も能力も高い人が多いので、自然とモチベーションが上がります」

日々の地道な努力が引き寄せる確かな手応えに、着実な成長を実感中!

Q.現在の仕事内容は?
【加山】営業部で「SKYSEA(スカイシー)」や「SKYPCE(スカイピース)」といった自社パッケージ商品の提案を行っています。配属拠点によっては扱う商材やターゲットの業種を絞って営業活動を行うケースもありますが、私は香川・愛媛の2県を商材・業種の区別なく丸ごと担当しています。

【前原】私が所属する営業部パートナー推進課では、当社営業部門が受託した開発案件にご協力いただけるパートナー企業さま・エンジニアさまを探す活動を行っています。案件の内容もさまざまなら、エンジニアさまの個性もさまざまなので、手当たり次第に当たっても最適なマッチングはできません。そのため、受託案件がリストアップされた社内システムを随時確認するとともに、エンジニアさまの過去の実績や得意とする言語などの情報を収集。普段から戦略的にネットワークを整えておくことを意識しています。継続的にお取引いただくパートナー企業さまの方から派遣のご提案を受けることも多いので、その場合も事前に顔合わせをし、営業部門とも情報共有しながらより適合性の高いマッチングを図るよう努めています。

Q.どんなところにやりがいを感じますか?
【加山】神奈川県出身の私が四国2県を担当することになったときは驚きましたが、業種や商材の縛りなくあらゆる商材をご提案できるのは地方担当だからこそ。ご提案を通じて幅広い知識を獲得できますし、さまざまなお客さまと関係性を築けるので、結果的にとてもいい経験をさせてもらっていると感じています。もともと当社は開発力が高く、どの商品も自信を持って提案しているのですが、お客さまからご満足の声をいただいたときはとてもうれしいですね。

【前原】どれほど緻密にマッチングを図ってもタイミングや条件面で折り合いがつかないケースもあるため、適合したエンジニアさまに当社に来ていただけることが決まったときは達成感を感じます。さらにうれしいのは、そこに自分が起因していたとき。新規で取引が決まると必ず上司とご挨拶に伺うのですが、以前、派遣元の社長さまから「前原さんが頑張って調整してくださったから」と言っていただいたことが今でも忘れられません。そのパートナー企業さまにはそれ以来とても懇意にしていただいて、別のエンジニアさまも追加でご提案いただくなどスタッフの増員にもつながっています。

周りの支えがあるからこそ、自分らしくのびのびと挑戦&成長できる

Q.仕事をするうえで心がけていることは?
【加山】お客さまからお問い合わせをいただいたら、できる限り速やかにレスポンスを返すことはもちろん、できるだけ直接訪問をさせていただくことも大事にしています。最近はオンラインでやり取りする機会も増えていますが、私は、信頼構築は対面の人間関係が基本と考えています。活動拠点が大阪なので必然的に2~3泊の出張になることが多いですが、負担を感じることはなく、楽しく営業活動ができています。

【前原】入社時から言われてきた迅速なホウレンソウ(報告・連絡・相談)を意識していますが、その際は、常に自分の考えを持って行うことも心がけています。「私自身はこう考えている」という前提を示すことで、判断を丸投げしているわけではないことが伝わりますし、私に何が足りていないのか、双方で把握することもできます。最近は同意をいただける機会も増え、私自身の成長につながっています。

Q.入社後、一番印象に残っていることは?
【加山】2年目の秋に活躍した新人社員に贈られる「フレッシュマン賞」を受賞したことです。同期約180人中、営業職では唯一の受賞で、それを受けて同年10月にリーダーにも昇格しました。入社1年目にとある病院さまから大型の受注を獲得したことと、そこに向けて拠点を超えた社内のコミュニケーションを積極的にとってきたことを高く評価していただいたようです。お客さまのお問い合わせから始まった反響案件だったので、ご契約までは比較的スムーズだったのですが、病院ならではのルールや、既存の他社製品からの乗り換えにかかわる複雑な工程があったりと、知識やノウハウが補完される場面も多く、とてもいい経験になったと感じています。当社には各拠点に特定の分野のスペシャリストがいるので、社内掲示板などを通じてさまざまなアドバイスをいただき、周りの先輩方にもとても協力していただきました。

【前原】強いて「一番」というのであれば、やはり先に挙げたパートナー企業さまからお褒めの言葉をいただいたことですが、それ以外にも心に残っていることはたくさんあります。キャリアの面では、私も加山さんと同じく今年10月からパートナー推進課のリーダーを任されるようになり、新人のサポートをするうえで自分のタスクをより速く正確にできるようにならなければと、いっそう気を引き締めているところです。

自分も、仲間も、ビジネスパートナーも。人をとことん大切にする企業風土

Q.新人時代に苦労したことは?
【加山】自社商品の機能面での知識の獲得に苦労しました。研修でも学ぶ機会はあったのですが、扱う商材が幅広いので、それだけではとても補えません。自分でも懸命に勉強しましたが、教育担当の先輩や上司にも本当にお世話になりました。

【前原】私も、知識量が最大のハードルでした。1年目の秋から担当を持つようになったものの、現場の方から質問が飛んできてもひとりでは何も答えられないことが多かったです。もちろん、周りの先輩たちに聞ける環境はありましたが、常にワンクッション置かなければ対応できない状況が心苦しかったですね。

Q.入社理由は?
【加山】在学中に予備校でアルバイトをしていたのですが、そこがAI技術を積極的に取り入れていたんです。そこから教育×ITの未来に大きな可能性を感じ、教育系商材を展開する当社に興味を持ちました。

【前原】企業研究の早い段階でIT業界に照準を絞ってはいたのですが、特別興味があったわけではありませんでした。しかし、コロナ禍でオンライン授業が急速に広がったことで、図らずもIT技術が身近になり、広告などで社名に触れる機会が多かった当社に興味を持ちました。大学の恩師から「将来性がある会社だ」と太鼓判を押されたことも後押しになりましたね。

Q.入社3年を経て実感する会社の魅力は?
【加山】土・日・祝日は原則休みで、ワークライフバランスの取れた働き方ができる環境です。たまに残業もありますが、毎週水曜と第1・第3金曜は「ノー残業デー」として定時退社が徹底されているので、労働環境はとてもいいと感じています。

【前原】働く環境という意味では、自社独自の社内ツールが充実しているところも私はとても気に入っています。ホウレンソウがしやすくレスポンスも早いので、業務効率が自然と上がります。また、誰に対しても公平で誠実な企業姿勢も大きな魅力のひとつ。よりよい関係づくりのために定期的に訪問したり、気持ちよくお仕事をしていただけるよう配慮したりしています。そして、それは私たち社員に対しても同様で、とても人を大切にする企業だと感じています。

学生の方へメッセージ

私は、企業選択が進学先選びと大きく異なるのは、偏差値ではなく価値観の一致が最も重要な点であることだと考えています。どの会社がいいか悪いかは一般論で語れるものではなく、自分にとってどうかが重要なので、決して周りに振り回されることのないよう、自分の軸をしっかりと定めて臨むことが大切です。社会人になるにあたって、これから考えることが増えたり忙しくなったりする頃だとは思いますが、まずは学生生活をしっかり楽しむことも忘れないでください。将来の仕事に直接かかわる経験はなくても、充実した学生生活はこれからの長い人生をより豊かにしてくれるはずです。
(加山さん)

初めての社会人生活に向けてさまざまな不安があるかと思いますが、各業種・企業への門戸が今ほど大きく開かれている時期はありません。決して恐れることなく、前向きにいろいろな世界を見渡してほしいと思います。というのも、私自身、IT業界以外の業種・職種をほとんど深掘りしないまま社会に出てしまったことをとても反省しているからです。当社を選んだことにまったく悔いはなく、むしろとてもいい出会いができたと思っていますが、それは運がよかっただけだと思っています。無限の可能性が開かれているのに、自分で自分の可能性を閉ざしてしまうのはもったいないので、ぜひ視野を広く持って企業研究に臨んでほしいですね。
(前原さん)

PHOTO
業界や企業は同じでも部署が変われば仕事の中身は大きく異なります。この業界はこう、この職種はこう、という思い込みは捨てて、それぞれの本質をしっかり見極めましょう。

マイナビ編集部から

Sky株式会社は、『SKYSEA Client View』や『SKYMENU』シリーズといった自社パッケージシステムの開発・販売と、自動車や各種機械を制御する組み込み系システム・業務系システムの開発を手がけるソフトウェアベンダー。1985年創業、2025年には40周年を迎える歴史ある企業だ。

そんな同社が、近年の人材獲得・人材育成のスローガンに掲げているのが「好働力」だ。社員の成長は企業成長における最大要素だが、どれほど手厚い成長環境を整えても肝心の意欲が育たなければ意味がない。そのため、同社では「成長へ導く」というより「楽しんで仕事に取り組んでもらうことで、能動的な成長を促す」サポート体制を構築。きめ細かにフォローしながらも任せられることは任せ、主体的な「好働力」の醸成を支えてきた。その成果が如実に表れているのが、まさに上記にご登壇いただいた加山さんと前原さん。入社1年目から早くも頭角をあらわし、早々にリーダー級に昇進したことでその意欲はさらに熱く燃えはじめている。

キャリアスピードの速さは、ときに過大な負荷で意欲を低減させてしまうリスクもはらむが、2人からその危うさがまったく感じられなかったのは、部署も上下の垣根も越えて大らかに手を差し伸べ合う「ALL Sky」の精神が根付く同社だからだろう。2人の今後の飛躍と活躍から、まだまだ目が離せそうもないと感じる取材だった。

PHOTO
「ホワイト企業を目指す」と公言する同社では、子育て支援、働き方改革に取り組む企業として、各拠点が所在する自治体から20件以上もの認証も受けている。

トップへ

  1. トップ
  2. Sky(株)【営業職】の取材情報