最終更新日:2025/4/18

SKYケアサービス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 幼稚園・保育園
  • 教育
  • ホテル・旅館
  • 外食・レストラン

基本情報

本社
埼玉県、東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

3歳から65歳まで幅広い支援を提供。お子さまの成長に寄り添える喜びがある

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遊びを通じたプログラムで成長を支援

未就学児から就労支援まで「発達に偏り」のあるお子さまを対象としている支援を提供しているSKYケアサービス。放課後デイサービスで活躍中の先輩2名に仕事の魅力や目標を伺った。

■倉内 麻衣さん
総合職 児童デイサービスプラス 菖蒲 
2023年入社

■栗原 明日香さん 
1部 課長 管理者 児童発達管理責任者  
2022年入社

事業の特徴

「未就学から就労支援まで手がけているので保護者さまの安心につながっているよう。より手厚い支援を提供できるよう、最近ショートステイ事業も始めました」(倉内さん)
「居酒屋やチョコレート、プリンの専門店など飲食事業も行っています。食材となる野菜も栽培。さまざまな「働く場」を提供し、就労支援につなげています」(栗原さん)
お花見や子どもの日のイベント、田植えなどの農業体験、動物園へのお出かけ、保護者さまも参加するバーベキュー、運動会など盛りだくさんの行事やイベントを用意している。

お子さまもご家族も、みんなが笑顔になるプログラムを企画(倉内さん)

菖蒲エリアには年齢別に3種類のデイサービスがあります。私の職場は小学生低学年向けの“児童デイサービスプラス 菖蒲”。遊びを通じてお友達とのかかわり方を学ぶプログラムが特徴です。毎日午後にお子さまを学校にお迎えに行き、自由遊びや集団遊びをして夕方にご自宅に送っています。みんなブロックが好きでお家を作っています。今は段ボール工作も流行っていますね。集団遊びでは椅子取りゲームやドッジボール、手押し相撲などを週替わりでやっています。人気は工場や博物館にお出かけする“日曜レク”です。行事もたくさんありお子さまも楽しみにしています。

最も心に残っているのは運動会です。お子さまも保護者さまも盛り上がる一大イベントです。昨年は企画に携わりプログラムを担当しました。その前の年はお子さまが出場するプログラムが中心でした。ほかのお子さまとできること、できないことを比べてショックを受けた保護者さまもいたと聞きました。そこで、「やるならみんなで楽しめる空間にしよう!」と思い保護者さまが参加できるプログラムを増やすことにしました。親子で参加できるクイズや玉入れなどを企画。クイズでは「プラスの送迎車の台数は2台?3台?」といった問題を出して盛り上がりました。玉入れはお子さまも保護者さまも熱くなり大好評。お子さまもお父さまやお母さまと一緒に参加できて楽しそうでした。ご利用者さまはもちろん、ご家族さまも、職員も、関わった人みなが幸せになれる。私たちが目指すことを形にできてうれしかったです。

休日はオンオフをしっかり切り替えて過ごしています。学生時代から家にいることが好きなので週に1日は家でゆっくりしています。あとは友達と遊んでいますね。自分と違う仕事をしている人と話すことがリフレッシュになっています。趣味の“推し活”仲間ともよく遊んでいます。レンタルルームでそれぞれの“推し”のDVDを見て盛り上がることもあります(笑)。“推し”にライブで会えることが私のモチベーション。「あと〇日で推しに会える」と思うと頑張れます!

自分が思い描く支援をつくっていける喜びがある(栗原さん)

SKYケアサービスではブランクがありましたが計5年ほど勤務しています。職場はずっとプラス菖蒲です。今は児童発達管理責任者としてお子さまの支援を行っています。放課後等デイサービスは「喜怒哀楽」をご利用者さまと保護者さま、職員など関わる方と分かち合えることが魅力です。学童クラブでは「喜び」や「楽しさ」を共有できますが、放課後等デイサービスは「哀しみ」「怒り」にも触れます。問題行動で相手を傷つけてしまう、周りのお子さまとうまくいかなくてご家庭が責められてしまうなど。お子さまやご家族の悲しさや怒りにどう寄り添う支援ができるか。簡単なことではないですがその分やりがいがあります。

あるとき急にお漏らしが止まらなくなり悩んでいたお子さまがいました。最初はストレスなど心理的な部分が原因かと思っていました。しかし、学校や利用施設の方にヒアリングすると体の不調に原因があることがわかりました。それに対応したことでピタッと収まったのです。自分のスキルでご利用者さまやご家庭の変化も感じたときは手ごたえを感じますね。

SKYケアサービスには未就学児から就労支援まで施設があり、就労まで長く関われます。私が昔担当したお子さまも小学生や中学生になりました。発語がなかったお子さまが喧嘩できるようになり、言葉が出ないお子さまはジェスチャーなどで意思疎通できるようになりました。成長する過程を見られるのでとても励みになりますね。

当社のいいところは型にはめたやり方ではなく、自分たちがどうしたいかという “志”を尊重してくれるところです。私は「児童発達管理責任者として思い描く支援を作ってほしい」と言われて頑張ってきました。やりたいのは強制ではなく楽しく成長できる支援。それを実践できることがうれしいですね。今年から管理者と課長も兼任し、運営と職員の人事管理も手がけることになりました。やることが一気に増えましたが、自分がつくりたい世界をつくっていけることに喜びを感じています。

今の課題や目標について(倉内さん・栗原さん)

実は最初は保護者さまとのコミュニケーションが苦手でした。お子さまを引き渡すとき何を話したらいいかわからず「またよろしくお願いします!」と一方的に話していました。とりあえず“悩み事があれば聞きますよ”というオーラを出していました(笑)。あまりに真顔だったせいか、ある保護者さまが笑って悩みを話してくれました。それからは忙しそうにされていても話しかけられるようになりました。最近は相談されることが増えてきた気がします。信頼関係ができてきたのかなとうれしく思います。
学生時代に少し福祉について学びましたが、現場に出ると実践が大事だと感じました。一人ひとり違うので対応方法もいろいろですから。先輩のやり方をみて「こういうこともできるのか!」と学んできました。でも最近は専門知識の必要性も感じています。もっと研修などで勉強して専門性を高めたいですね。当社では入社後5年で施設長か、児童発達管理責任者に進むかキャリアが分かれます。私は子どもと触れ合うことが大好きなので、支援のプロである後者を目指したいと思います。
(倉内さん)

私がいる菖蒲エリアには本来なら中学生の“プラスα”までしかありません。ゆくゆくは高校生や就労、生活支援、グループホームなど、今いるお子さまが先に進める施設を作りたいですね。支援者が途切れると積み重ねてきたやり方や考え方も途切れてしまいますから。現在埼玉県内では就労先やグループホームが不足しているので、ここから立ち上げていけたらと思います。作るなら楽しい施設にしたいですね。もちろん課題を抱えているお子さまたちなので楽しいだけでは済まされない部分もあります。でも楽しくなければ人は進めません。悲しいことも楽しさで紛らわせられる環境をつくれたらと思います。
今年から運営にも携わるようになり忙しくなりました。業務量を減らすには職員をマネジメントしていかないといけません。やりたいことをやるためには周りに成長してもらう方法も考えないといけないですね。まずは職員が成長できる仕組みづくりから始めていきます。
(栗原さん)

学生の方へのメッセージ

自立支援の仕事は福祉の知識やスキルがないと難しいのでは、と感じている学生さんもいるかもしれません。そんな方には「特別な知識は求められないので安心してください」と伝えたいですね。私は大学で心理学を専攻し、福祉は授業で少し学んだ程度。ほぼ知識はありませんでした。「子どもが好き」「楽しく働ける仕事がいい」という想いだけで当社を志望しました。入社後は「1年目は笑顔でやれば大丈夫だから!」と励まされてここまで来ました。先輩たちも経済学部、デザイン学部出身、飲食業界出身など未経験の方ばかり。お子さまの成長を喜び一緒に楽しむことができれば活躍できる仕事です。

入社後は1週間本社で研修し、最初の1カ月はOJTで仕事の流れなどを学び配属されます。そこで基本的なことは学べます。お子さまの課題は一人ひとり違うので、現場で経験を重ねて信頼関係を築いていくことが一番の勉強だと思います。もちろん配属後も外部の研修など専門知識を学べる機会はたくさんあります。自立支援のプロとして成長していける環境もしっかり用意されています。興味がある方は気負わずチャレンジしてくださいね。
(倉内さん)

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福祉から介護、飲食までグループ会社でさまざまなことに挑戦している当社。広げてきたことをつないでいくことで会社と地域とをつなげる事業所になることを目指している。

マイナビ編集部から

埼玉県を拠点に介護事業・福祉事業を展開しているSKYケアサービス。3歳~65歳までの幅広い年齢の方の発達支援と、まさしく全ての世代に対応している。さまざまな世代に関われるためスキルアップの幅も広がる。働きながらやりたいことを見つけることもできそうだ。

同社が目指すのは関わる“全ての人”を幸せにすること。自立支援は併用先のデイや学校など、いろいろな方とお子さまを見守っていく。だからこそ全員で幸せを分かち合いたいという。もちろん職員も含まれている。ご利用者さまに寄り添う時間は職員にとっても大切な時間。働く時間が人生にとってより良いものになるよう、やりがいを感じられる職場を目指しているそうだ。そんな同社が求めるのは喜びや悲しみの感情に共感できる方である。そして仕事を「楽しめる」方だ。お子さまと一対一で接するため知識よりも楽しむことが大切とのこと。それができる方なら経験に関係なく活躍できるだろう。

取材で印象的だったのは、年次に関係なく自由にやりたいことに取り組んでいる姿だ。それぞれプログラムの企画や支援に挑み、やりがいを感じている様子が伝わってきた。「仕事は仕える事と書きますが 私は“志事”だと思います。どんなよい組織でも志がないと活躍できないので」と語った栗原さん。のびのびと働ける舞台は用意されている。皆さんの「志」をぜひ同社で実現してほしい。

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放課後等デイサービスは障害のあるお子さまが学校や社会で暮らしていけるようトレーニングをする施設。お子さま一人ひとりの人生に寄り添う社会的意義を感じられる仕事だ。

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