最終更新日:2025/4/14

東海カーボン(株)【東証プライム上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 自動車・自動車部品
  • 半導体・電子・電気機器
  • ガラス・セラミックス
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

安定的な製造体制を守るためデータ解析と現場との対話で改善提案

  • R.U
  • 2020年入社
  • 立命館大学大学院
  • 生命科学研究科 修了
  • 防府工場製造課(取材時)
  • 黒鉛電極の製造工程を管理し安定した品質のためのシステムを構築

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 高品質・高性能にこだわる仕事
  • 世界を舞台に活躍する仕事
  • チームワークを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名防府工場製造課(取材時)

  • 仕事内容黒鉛電極の製造工程を管理し安定した品質のためのシステムを構築

東海カーボンを選んだ理由「光科学で出合った『色』の面白さ 究極は全ての色を吸収するブラック」

研究室では有機化学と光化学について学びました。光を当てるたびに繰り返し機能を発現する有機化合物のデザインとその機能性について研究しました。

就職活動では、光化学で学んだ「色」に関われる仕事に就きたいと思い、主に染料や塗料メーカーの研究職をまわっていました。
その中では、東海カーボンは少し変化球ではありますが、カーボンの「黒」は全てを吸収する色ですし、いわば究極とも言えるのかな(笑)。
黒色のインクトナーなどに利用されている水性カーボンブラックに興味を持ち、応募しました。
選考を受けてみて、一番しっかり話を聞いてもらえたというのが、東海カーボン入社の決め手です。


現在の仕事内容「黒鉛電極の製造工程を管理し 安定した品質のためのシステム」

黒鉛電極の製造工程を管理する仕事に従事しています。
黒鉛電極というのは、製鉄業の中でも電炉方式と言われる鉄スクラップを溶かしてリサイクルする炉で使用されます。
電気炉で使用される黒鉛電極の先端温度は3000度以上にもなります。
高品質かつ不良が発生しないよう、製造工程でデータ解析し、システムの改善点を研究し、次につなげていくことが私の仕事です。
より安定した品質を目指すことで、コスト削減にもつながります。


仕事のやりがい「現場理解と工程チェックで不良を早期発見し品質、コスト、納期の安定化に貢献」

黒鉛電極は、作り始めてから4~8カ月程度かけて製品になります。
製造過程では不良が発生する事もありますが、製造期間が長いので、発見が遅れるほど影響範囲が大きく、挽回するのにパワーがかかります。
それゆえ、原因究明のため現場と密に連携すること、一つ一つの工程を確実につなぐことが大切だと考えます。
最近は、不良を止められる数が増え(不良率を減少させることが出来ており)、また、製造段階で不具合を感知できている実感があります。
品質やコストの安定化に貢献できることにやりがいを感じます。


入社して一番成長した経験「OJTで先輩と共に試験品を追い続け工場に貢献できる技術を残せたこと」

まだ入社して3~4カ月のころでしょうか。OJTの先輩と試験品の計画を立案し、半年以上をかけてその試験品の製造工程を確認し続けていました。
工場には、エラーを未然に防ぐための「技術標準」という守るべきものを記したリストがあります。製造方法や品質に影響があるリスクなどをデータに則って示した、技術の結晶のようなものです。
このリストに、試験結果をもとにした新しい標準が残ったことですね。
工場に貢献できる仕事ができたことは自信につながりました。


今後の挑戦「情報共有や安定したシステム構築でさらなるスピードアップを目指す」

現場との密なコミュニケーションで知見を深め、常に改善提案することでより安定したシステムを構築し、組織に貢献する大切さを学びました。
ジョブローテーションが基本なので、この先どのような職務を担当することになるかはわかりませんが、限られた時間で結果を出せるよう、さらに要領よく、スピード感をもって生産性を上げていきたいと思っています。


トップへ

  1. トップ
  2. 東海カーボン(株)【東証プライム上場】の先輩情報