金属粉末・金属箔の会社には金属材料系の人でなければ駄目?
そんなことはありません。
たしかに、金属の粉末・箔の設計・研究開発には金属材料や電解、鍍金(メッキ)、表面処理などの知識が必要です。しかし、それだけではないのです。
当社は金属を粉末や箔という形で提供していますが、それらは自動車や産業機械などの機械部品、スマホやタブレット家電などの電子回路部品などの材料として様々に使用されます。そのため、用途に応じて粉末冶金・機械、あるいは電子回路のための電子物性など様々な知識を持つ方が、製品開発に携わっています。
また、当社の箔や粉末は、単体ではなく金属の表面処理や、樹脂・ペーストによる加工によりあらたな付加価値を創造している製品もあります。ここでは有機化学・樹脂・高分子化学等の知識を持っている社員の活躍も重要です。
製品が開発されると、研究開発部門(ラボ実験)から工場(実機での実験)へ。量産技術を開発し、製品として量産される事になります。
製品の製造工程は自社で設計しています。
「ものづくりは道具づくり」、ユニークな製品はユニークな製造技術からしか生まれない、だから製造技術は自社開発が基本です。
工場の機械や建物の設計や施工管理、工程改良には研究・開発部門から引継いで、生産技術部門の機械・化学・電機・設計のプロが活躍、機械的・物理的・化学的・電気化学的な製造方法があり、量産化設備の設計・安定した運転・品質の安定化・適切なメンテナンスなど、量産化技術の確立に貢献しています。さらに機械を動かすには、電子制御の知識が必須!工場の様々な機械制御を一手に任される社員もいます。また、環境系の知識は、工場の安定稼動のための電力供給や、水質・大気など環境を守っていくため欠かす事が出来ません。
このように、様々な技術・様々な知識を持った技術者が当社の製品群を支えているのです。
他社と違うことを行っていることに誇りと自負を持って働いて欲しいと思います。
そんな様々な分野でキーパーソンになれる貴方を求めています。