全国共済農業協同組合連合会（JA共済連）

ご契約者の万一の時、病気やケガを患われた時などにお支払いする共済金は「支払査定」を経て、その支払可否・金額等が決まります。
お預かりした共済掛金を公平に、適正に、迅速にお支払いするため、全国各地で行われる支払査定業務の舵取りを行うのが私の仕事です。
約款内容、業界動向、法的解釈等の観点より検証した査定基準の策定、ご契約者にとって簡略で無駄のない請求手続きの設定、査定者向けの研修会実施・マニュアル作成、支払処理システム構築への参画等、業務は多岐に渡ります。
年次関係なく、深く広く知識を身につけ、各部門と逐一連携を取り、多様な観点から適切な判断をすることが求められます。
決して簡単ではありませんが、それぞれの業務が相互に影響し合ってご契約者の安心に直結すると思うと、非常にやりがいがあります。

決め手は様々ありますが、非営利組織、相互扶助の精神に基づいた組織であることが自分にとっては１番の魅力でした。
学生時代に塾講師のアルバイトをしていた時、三者面談を担当し授業の提案を行いました。
会社の方針に縛られて大量かつ高額な授業を押し付けるように提案することが心苦しかった経験から、目の前の相手にとって最も良いものは何かを１番に考えたい、との思いが強くなりました。
どうすれば自身の利益に繋がるのかではなく、どうすれば相手の思いが叶えられるか、そんな思いで溢れた場所に身をおきたいと思い、ＪＡ共済を選びました。
「ご契約者の安心や笑顔のために」を１番に考える今の職場は、自分の大切にしたい思いを失うことなく働くことができる環境です。

支払査定業務においては、約款規則で捌けない事象が発生した際の取扱いを規定しご契約者に有利となるようなお支払いに努めること、ご契約者に大きな負荷がかからないようご請求手続きの簡素化に努めることなど、ご契約者目線で考える組織文化があります。
変わりゆくニーズを迅速に適正に察知し、最終的にはご契約者の安心や笑顔に繋げたい！との思いをもって働く方の多い環境で、自分も今後一石投じられるよう、精進したいと思います。

偉そうに言える立場ではありませんが、長い人生、今後は「働く時間」が大半を占めるかと思います。
この「働く時間」が腑に落ちたものでないと、楽しい人生を送ることができない、そう思いながら私は就職活動に取り組みました。
時間をかけて自分と向き合いながら、大切にしたいこと、譲れないことを絞り出していきました。
決断を下すのは自分なので、周りから何を言われても、自身の思いを一番に、頑張ってください！