アサヒコンサルタント(株)

私は実際に現場に出て、測量作業を行っています。一番イメージしやすいインフラ整備に関わる測量はもちろんのこと、中には経年的な変動を把握するための測量もあります。私が多く携わっている海の地形を測る深浅測量では、毎年の砂の動きを測る業務があります。この業務で得られたデータは、海水浴場として使用される海岸のどの範囲であれば安全に遊泳できるかを判断することにも役立てられています。このように、地形を測ることで多様な角度から人々が安全に暮らせる地域づくりに貢献しています。

この仕事をしていると、発注者の方々や地元の方々、測量作業に協力してくださる方々と話す機会が多々あります。実際の現場で、先輩方の知識の豊富さやコミュニケーション能力を目の当たりにし、私も自信をもって提案できるようになった時に嬉しさを感じられるのではないかと思っています。日々の仕事で学べることはどんどん吸収して、自分の成長を楽しみつつ、頑張りたいと思っているところです。

私が就職活動で重視したポイントは職場の雰囲気でした。仕事を進めていく上で、誰かと関わらないということはありません。特に測量においては、現場作業を二人以上で進めていくため、人間関係が重要だと考えていました。そこで、インターンシップに参加し、社員の方々と話したり会社の雰囲気を見たりしました。一日だけだったので、お話をすることができる社員の方も限られていましたが、それでも私は「この会社で、この社員の方々と働いてみたい！」と思うことができました。根拠はありませんでしたが、自分の肌で感じた感覚を信じ、入社しようと決めました。現在、とても楽しく働けているので自分を信じて良かったと思っています。