最終更新日:2025/4/21

西山電気(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • 建設
  • 建設コンサルタント
  • 専門店(家電・OA機器)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

街に息づく建物や設備を形にする。やりがいと責任の大きな仕事に挑み続ける

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若手社員たちの成長をがっちり支える西山電気

電気に関する設備工事や各種製品の販売を手掛ける西山電気。入社3年目以内の若手たちがどのような挑戦を重ねてきたのか、それぞれの仕事に迫りました。

O.Y.さん
工事本部 工事部 第2G2課
電子電気工事科卒
2022年入社

K.K.さん
工事本部 工事部 第1G2課
電子電気工事科卒
2024年入社

M.Y.さん
商事本部 営業第一部 ビル映像システムG
経営学部経営学科卒
2024年入社

先輩たちの横顔

先輩と後輩の垣根がなく、困ったときに躊躇することなく頼れる存在がいる。O.Y.さんは人に恵まれながら仕事をしていると実感している。
K.K.さんはアクティブに仕事に取り組み、大きなチャンスをつかんでいる。ちなみに海外サッカーのファンで、試合のある月曜日の早朝は早起きして観戦後、仕事に向かう。
案件が最終的な形になるまで誠実に、そして責任をもって対応する。M.Y.さんはそんな先輩の背中を追いかけて、一歩ずつ成功体験を重ねていっている。

【O.Y.さん】関係者との対話を大切にして、工事を円滑に進めていく

学校で電気について専攻した私は、就職活動では建築設備系の施工管理者を目指しました。ゼネコンや職人さんの間に立つ施工管理者は、多くの人と触れ合いながら仕事ができるのが魅かれた理由の一つ。工事会社の説明会に何社も参加した中で、西山電気は新築から改修まで幅広い工事を手掛けていることに加え、人事担当者が他社とは違って長所・短所を包み隠さず、本音で話してくれた点に共感したのが入社の決め手となりました。

以来、施工管理者の一人として、電気設備工事の最前線に立ち続けてきました。1日の流れを説明すれば、朝礼後にまずは現場を巡回した上で、資材の過不足の確認、工程の進捗や品質のチェックなどを行っていきます。その後は事務所での発注、図面作成・修正、各種書類作成を手がけるなど、パソコン作業も多い仕事となっています。もちろん途中で現場には何度も顔を出しますし、個人的には、関係づくりのために10時と15時の休憩時間には必ず職人さんとコミュニケーションを積極的に行っています。

新人時代は都内の博物館の工事に携わりました。当時は資材も知らなければ、図面を描くにしても迷ってばかりで、苦労に苦労を重ねる日々でした。そんな中でも先輩にためらわずに質問し、さらに自ら勉強していくことで、課題を乗り越えようとしてきました。その後、2年目から現在に至るまで、都内のポンプ場工事を担当しています。現在、10年以上かかる工事の6期目にあたる作業なのですが、ここでは先輩と私の2人だけの社員が行っているので、責任がぐっと重くなってきました。

電気工事の場合、そもそも建物が出来上がらないと工事ができないため、建築にかかわる他の工程を担う複数の工事関係会社と横のつながりが重要なものとなっています。事前に他の工事会社の担当者や職人さんたちに根回ししておくと、スムーズな工事につながっていくので、やはり日頃からの関係づくりが必要不可欠になります。3年目となった今、そうした交渉事もスムーズにできるようになり、力も身に付いてきたと成長を肌で感じています。

とはいえ、未だに困ったときには先輩に頼ってしまいますし、予算管理に関しては知らないことばかりです。まだまだ足りないことが多いので、今後も多くの経験を重ねていくことで課題を乗り越えていくつもりです。勉強中の施工管理技士2級の資格にも合格し、さらに自信を深めていきたいです。

【K.K.さん】電気工事に関するプロとして、とことん自分を磨き続けたい

父が電気工事の仕事に携わっていたこともあり、私も同じ道に進もうと電気系の学校に進学しました。学生時代は資格取得に励み、電気工事士の1級と2級、フォークリフトの免許、高所作業車などの資格に合格することができました。就職活動では電気工事の施工管理会社を10数社ほどの説明会に参加しました。その中で西山電気は規模が大きくないからこそ、1から10まですべて自分で手掛けられるのが魅力的だと感じて入社を志しました。

入社後は3カ月にわたる新人研修期間となり、座学をメインに電気や施工管理の基礎を学びました。学校での授業と共通する部分もあったものの、復習して知識を定着させる貴重な時間になったと思います。後半1ヶ月は4つの現場を見学しました。施工管理の研修といっても事務作業ばかりではなく、最前線に立つ職人さんの作業を手伝うシーンも多く、本格的に仕事に携わる心構えを習得できました。

夏に配属されたのは銀座にあるテナントビルの工事現場です。新築と増築、改修を並行して進める大掛かりな現場であり、最初は職人さんについて現場を回ったり、事務所での書類作成のサポートなどを手がけていきました。想像以上に物量が多く、戸惑ってしまう場面も多かったですが、まずは「やってみる」ことを強く意識しながら目の前の仕事に向き合ってきました。

施工管理者の責任は非常に重く、発注ミスをしてしまうと現場の作業が滞ってしまいますし、間違って図面を描くと施工自体が混乱してしまいます。一人だけの力ではとても解決できませんが、上長に相談しやすいおかげで、少しずつできることが増えてきて、担当物件の完成まではもう少しという段階になってきました。職人さんに依頼した電源やLAN配線などが少しずつ出来上がってきており、モノが形になる喜びもわかるようになっています。また学生時代に取ったフォークリフト免許が生かされる場面もあり、積み重ねてきたものが仕事につながっていることも嬉しいです。

次の現場では私がメインとなって工事を進めることが決まっています。一人ですべてを回せるようにしっかりと準備をすることで、会社からの期待に応えたいですね。将来は現場代理人を担いたいと思っていますので、施工管理技士1級の資格の取得も視野に入れています。

【M.Y.さん】暮らしの身近な場面を支える技術を提案するために

就職活動では業種業界を絞ることなく、さまざまな企業を訪問しながら自分に合う会社を探していました。その中で工場のFA化が進んでいる今、電気系企業の活躍の場が広がっていることがわかり、何社かを調べていくと西山電気と巡り合いました。100年以上の歴史を有すると同時に、三菱電機の代理店として安定した経営基盤を有しており、安心して働き続けられることが入社の決め手になりました。

1か月ほどの新人研修を経て5月に配属となった後は、ビルやマンション、金融機関などに取り付けるネットワークカメラや監視カメラシステムの提案に携わっています。まずはビル管理会社や警備会社といったお客さまの依頼を受け、取り付けたい現地の状況や要望のヒアリングなどを行った上で、ネットワーク等の構成の提案を行います。受注になったら工事会社の手配、当日の立ち合い、請求処理など、最初から最後まで携わるのが営業の役割です。

いきなりできる仕事ではないため、最初の3カ月間は見積書や提案書の作成といった内勤業務を通して、仕事の流れを覚えました。夏頃から先輩との同行営業や工事の立ち合いがスタートしました。完全に製品を理解できているわけではないので、少しレベルの高い質問をいただくと躊躇してしまう部分もありましたが、先輩や上司が親身になって相談に乗ってくれるおかげで、少しずつ視野が広がりつつあります。

今では見積もり依頼を受けた後、どのような課題があり、どんな構成がふさわしいのかを自分である程度考える力も身に付いてきました。ネットワークの勉強は難しいと思うものの、先輩に教えてもらった物事をきちんとメモに記しながら弱点を克服してきました。

先日、有名大学で導入されているカメラの定期点検に同行しました。誰もが聞いたことのある学校のカメラを当社で手掛けていることを知り、影響力のある大きな仕事だと再認識しました。また、街の中を歩いていると、当社で扱っているカメラを至るところで発見しており、仕事の結果が形になる喜びもかみしめています。

現時点では基本的に先輩の支援を受けて営業しているため、今後は1人で回れるくらいの知識や提案スキルを身につけることを目標にしています。現状の大きな課題だと痛感しているのは傾聴力です。お客さまの意図や悩みを汲み取る力を高め、いっそう親身な営業活動を行っていきたいです。

学生の方へメッセージ

■人として生きていく以上、どこかで間違えてしまうことは避けられません。だからこそ、ミスをしたとしても一人で抱え込んで悩んでしまうのではなく、臆することなく周囲に相談してください。西山電気には救いの手を差し伸べてくれる先輩達がそろっていますし、何よりもミスを改善していけば自分自身を成長させるチャンスにもつながるはずです。みんなで楽しみながら仕事をしていきましょう!
<O.Y.さん>

■就職活動ではさまざまな企業の説明会に参加して、自分にとってピンとくる業種を探してください。その上で施工管理業にも興味を持っていただければ幸いです。自分で描いた施工図通りに設備が形になるこの仕事の面白さを、少しでも多くの人に体感してほしいですね。私は学生時代のうちに資格取得を頑張りましたが、入社してから資格の勉強をしても全く問題ありません。
<K.K.さん>

■営業にはコミュニケーション力が問われるとは言われますが、その中でも傾聴力が特に重要だということを体感しています。学生時代のうちから、普段かかわる人の意見を聞いて、かみ砕いて理解した上で、相手に解決策を提案する習慣をつけておけば、社会に出てから大いに役立つと思います。営業は多様な人と話をするため、多世代とかかわるアルバイトを経験することもおすすめします。
<M.Y.さん>

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社内の風通しの良さは抜群。お互いに情報を細かく共有しながら、お客さまの課題解決を実践するべく、密度濃くコミュニケーションを重ねている。

マイナビ編集部から

1919年創業の西山電気は、100年を超える歴史の中で「電設部門」「商事部門」の2つの事業を育むことで、日本の街づくりに多大なる貢献を果たしてきました。この40年以上にわたり黒字かつ実質無借金経営を継続しており、歴史を積み重ねた今なお、同社には業界各社から多くの引き合いが寄せられていることが伝わります。

今回の取材に応じてくれた先輩の職種から伺い知られるように、大きく分けると工事現場の施工管理職、設備商社の営業職という全く異なる2職種が活躍する同社。手掛ける業務は異なれど、共通して伝わってきたのは、チャンスが多い環境だということ。施工管理も営業も、社歴を問わずにアクティブに行動して、新しい領域に挑み続けています。100年企業だからといって同じ場所に居続けたのではなく、常に変化してきたからこそ今があることがよくわかります。

社員同士の横のつながりも強く、野球やフットサルなどで、オフの日の時間も、ともに楽しんでいる方も多いです。こうした交流の場を通して、何でも気兼ねなく相談できる和やかな空気が生まれ、不安なくチャレンジできる場が広がっている会社です。

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港区白金にある本社社屋。都内屈指の高級住宅街に隣接し、都心部とは思えないほどの風光明媚な環境が広がっている。

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