最終更新日:2025/4/22

(株)四谷大塚

  • 正社員

業種

  • 教育
  • 商社(教育関連)
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

生徒一人ひとりに寄り添い、学びの先にある未来を切り拓く力を育む

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生徒とともに歩み、自身も成長できる環境

長年にわたって中学受験のパイオニアとして子どもたちの成長を支え続けてきた四谷大塚。先輩社員たちの声からは、生徒たちに丁寧に寄り添いながら、自らも成長し続ける教育者としての姿が浮かび上がってきた。

S.H.さん(写真右)/2016年入社
教育事業本部 直営校舎 係長

M.H.さん(写真中)/2021年入社
教育事業本部 直営校舎 主任

R.S.さん(写真左)/2023年入社
教育事業本部 直営校舎

仕事のやりがいや喜び

「卒業時などに『授業が分かりやすかった』『あの言葉のおかげで頑張れた』といった手紙をもらうことも多く、私にとって大切な宝物になっています」(S.H.さん)
「子どもが大好きなので、毎日交流できることがとても楽しいです。保護者とも年齢が近いことが多く、雑談を通して信頼関係を築けるのもうれしいですね」(M.H.さん)
「子どもと長期的な関係を築いて一緒に歩めることがこの仕事の最大の魅力。日々の交流の中で子どもの成長を支えられることが大きなやりがいです」(R.S.さん)

理科の授業を通じて学びの楽しさを伝え、中学受験という大きな挑戦に向き合う(S.H.さん)

学校生活を通して、多くの先生方に出会いました。私の人生を良い方向に導いてくれた小学校時代の恩師との出会いは特に忘れられません。一方で、中高時代には授業が分かりづらくて、「自分ならこう教えるのに」と考えたりしたこともありました。そんな経験から、「自分も教育の世界に飛び込んでみたい」と思うように。公教育か塾か迷いましたが、最終的に四谷大塚を選びました。理由の一つは、私自身が小学生の頃から「中学受験といえば四谷大塚」というブランドイメージがあり、ここなら安心して自分の力を試せると思えたことです。

入社して1年目から、主に高学年に理科を教えています。最初はテキストの内容を教えることで精一杯でしたが、慣れてくると子どもたちが「面白い!」と感じられる工夫をできるようになりました。たとえば、「クジラとカバは、見た目も住む場所も全然違うけど、祖先をたどると同じ『鯨偶蹄目』っていうグループに入るんだよ」なんて話をすると、一気に興味津々に。そこから自然に生物の分類の授業に入ると、「理科って面白い!」という声が聞けるんです。この瞬間がたまらなくうれしいですね。

3年目からは最難関校を目指すコースを担当しています。中学校の入試問題には、学校ごとに「こんな生徒に来てほしい」というメッセージが込められています。たとえば、「未知のテーマを自分で探究する力が大切」と考える学校もあれば、「基礎学力をしっかりと固めてきてほしい」という方針の学校もあります。そうした問題の特色を正確に読み解き、生徒たちが対応できる力を身につけられるような授業をつくることが私の役割です。

この仕事の一番のやりがいは、生徒と一緒に中学受験という大きな挑戦に向き合えることですね。合格かどうかに関係なく、受験を通じた子どもたちの成長を見られることが何よりの喜びです。入社して最初に教えた子どもたちはもう大学生ですが、今でもたまに会いに来てくれます。我が子が志望校に合格したときなどに保護者の方が泣きながら感謝の言葉を伝えてくださることも。そういうときには、「やっぱりこの仕事を選んでよかった」と心から思いますね。

これからも教壇に立ち続け、生徒の学力だけでなく人間的な成長も支えたいと思っています。最近はテスト作成などの業務にも挑戦中。授業だけにとどまらず、いろんな面から教育の現場を支えられるように、さらに成長していきたいです。

受験の緊張や不安に寄り添い、「この先生がいるから大丈夫」と思われる存在になりたい(M.H.さん)

学生時代は自分が教える立場になるとは想像していませんでした。就職活動ではメディア業界などを志望していましたが、たまたまマイナビで四谷大塚の求人を見つけて興味を持ったんです。私自身は四谷大塚に通った経験はありませんが、「予習シリーズ」を使って勉強した記憶は鮮明に残っていました。入社の決め手となったのは、会社説明会で見た合格発表の映像。笑顔や涙があふれる姿を見て、「私も子どもたちを支える仕事がしたい!」と思ったんです。

入社後の研修では、授業見学を通じて授業の進め方を学び、先輩を生徒役として模擬授業を行って実践的な指導スキルを身につけていきました。1年目から主に低学年を担当しており、特に子どもたちの興味を引き出す指導を大切にしています。子どもは何かに興味を持つと自分で学びを広げていく力を持っています。そのため、単元に関連する話題を探して、子どもたちの「もっと知りたい!」という思いを引き出しています。

ただ、子どもたちは最初のうちは「わからないから教えて」と、すぐに答えを求めがちです。だからこそ、自分の力で答えを導き出す楽しさを教えることが大切な役割だと考えています。問題の解説では私自身が「やった!解けた!」と大喜びする姿をあえて見せることで、「自分で解けるってこんなに楽しいんだ」と感じてもらえるようにしています。

2年目からは映像授業にも挑戦しています。動画の撮影では、ベテラン講師の方々から「この部分はこう説明した方がわかりやすいよ」といったアドバイスをいただき、自分の未熟さに気づかされました。そうした指摘を普段の授業にも取り入れて、自分の授業のレベルアップにつなげています。

子どもたちと日常的に触れ合えることは大きな喜びです。正直、「こんなに楽しんで給料をもらっていいの?」と思うくらい。「こんな先生に教わりたい!」と思ってもらえるように、いつも笑顔で明るく接し、おしゃれにも気を遣っています。そのかいあってか、自分で言うのもなんですが、子どもたちや保護者から「大人気の先生」と言っていただけるようになりました。今のところ5年生までしか担当していないので、受験指導の経験はまだありません。これからもっと勉強して、受験期の生徒や保護者が抱える緊張や不安に寄り添い、「この先生がいるから大丈夫」と思ってもらえる存在になりたいですね。

日々自分をアップデートして、学力だけでなく「独立自尊」の力を育てたい(R.S.さん)

就職活動では、教育業界に限らず幅広い企業をリサーチしました。特に重視したのは、お客さまと長期的な関係を築ける企業であること。四谷大塚に興味をひかれたのは、「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」という教育目標に共感したことが大きかったです。そしてナガセグループ全体で、幼少期から社会人まで一貫して人財を育成していることは、お客さまを長期的にサポートしたいという私の考えにぴったりでした。学生時代は個別指導塾でアルバイトをしており、生徒が納得するまで工夫を重ねる仕事にやりがいを感じていたことも、四谷大塚で挑戦しようと決めた理由の1つです。

入社後の研修では、授業の進め方にとどまらず、保護者会などを想定したプレゼン力を磨けたことが印象に残っています。言葉で相手の心を動かし、納得していただく力は授業にも通じることを実感しました。こうした研修で準備を整え、1年目の7月に授業デビューを果たしました。最初は先輩講師のアドバイスをもとに試行錯誤の日々。経験を積むうちに授業は問題なく進められるようになりましたが、そこからが本当の勝負だと感じています。ここで現状に満足すると成長が止まってしまうため、他の先生の授業を見学して良いところを積極的に取り入れるなど、日々自分をアップデートしています。

学力向上を目指すだけでなく、教育目標に基づいて、自分で考えて行動できる力などの育成も心がけています。例えば、遅刻した生徒にはただ注意するのではなく、「周りを見てごらん」と声をかけます。そうすることで、自分の行動が周囲に与える影響に気付かせ、利他の精神を育てるのが狙いです。

業務は授業だけではなく、保護者への連絡や体験授業の準備、退塾理由の分析など多岐にわたります。自分の考えを反映しながら進められるため、授業とはまた異なるやりがいがありますね。こうしたさまざまな業務を通じ、いつも子どもたちの成長を間近に感じられる環境に喜びを感じます。成績が上がるのはもちろんですが、授業中の表情が真剣になったり、自信を高めたりする姿を見るたびに、この仕事の意義を噛みしめています。これからも、子どもたちや保護者の方々に「この先生だから通いたい」と思ってもらえる存在を目指していきます。そして将来は校舎長やブロック長といったポジションで、より広い視点から子どもたちの成長を支えられる力を身につけたいと思います。

教育の仕事の醍醐味を、ぜひ一緒に味わいましょう!

教育業界ほど、人から直接的に感謝される仕事は少ないと思います。子どもや保護者と真剣に向き合う分、大変なこともありますが、一緒に受験を乗り越え、涙ながらに感謝の言葉を伝えられた瞬間にすべてが報われたと感じます。子どもたちの人生に少しでも良い影響を与えられているかもしれないと思うと、これ以上の喜びはありません。(S.H.さん)

子どもは毎日が成長の連続です。今日起きたささいなできごとが記憶に残り、それが将来の個性につながるかもしれない。そのような影響を与えられる仕事に携わっていることに、大きな責任と同時にやりがいを感じます。本当に素晴らしい仕事だと心から思いますし、四谷大塚に入ってよかったと実感しています。ぜひ、子どもの成長を支えるこの仕事に一緒に取り組んでいきましょう。(M.H.さん)

教育の仕事は、子どもや保護者など、多くの人との対人関係が重要になります。学生時代から世代や価値観の異なる人々と接する経験を積むと、仕事にも役立つと思います。また、自信を持って取り組むために、自分の強みを意識しておくことも大切です。学生時代は、ゼミ活動やアルバイトなど、さまざまなことに挑戦できる貴重な時期です。その中で「これが自分の強みだ」と言えるものを磨く意識を持つと良いと思います。(R.S.さん)

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総合職として、生徒指導から校舎運営、教材作成まで多彩な業務に携われる。教育の現場を幅広く経験できるため、スキルを磨きたい人にとって最適な環境だ。

マイナビ編集部から

子どもたちの成長の場面に立ち会えることは、教育の仕事における何よりの魅力だ。特に中学受験という節目では、生徒が自分の可能性に気付き、努力を重ねて成長する姿を目の当たりにできる。この時期に生徒に寄り添えることは、四谷大塚で働く大きなやりがいだ。初めは自信なさげだった生徒が成長を実感し感謝の言葉を伝えてくれる瞬間は、この上ない喜びをもたらしてくれるだろう。

「教育には興味があるが、自分に授業ができるだろうか」と不安を感じる人もいるかもしれない。しかし、四谷大塚では基本的な授業プランが用意されており、先輩講師からの丁寧なサポートが受けられるため、初めて教育の現場に立つ人でも安心してスタートを切ることができる。今回取材した先輩社員も最初は不安だったと語るが、研修やサポートのおかげで次第に自信を持って授業を行えるようになったという。

基本を習得した後は、自分らしい授業をいかに確立するかが課題となる。自分の個性を生かした指導を模索することは簡単ではないが、それが教育の面白さでもある。こうした挑戦を重ねる中で、講師自身も成長していくのだ。さらに、四谷大塚では授業だけでなく、校舎運営や教材開発、テスト設計など多様な業務に関わるチャンスがある。教育現場で経験を積みながらスキルを広げていける環境は、教育者として成長を望む人にとって理想的な環境といえるだろう。

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これまで「全国統一小学生テスト」「予習シリーズ」といった革新的なコンテンツを生み出してきた四谷大塚は、日本の教育を変えるため、これからも挑戦を続けていく。

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