(株)レリアン【伊藤忠グループ】

私はもともと接客業に就きたい、と考えて就職活動をしていました。
しかし、個人ノルマの達成の為に競うような所では働きたくない、とも考えていました。
そんな中、弊社の会社説明会に参加して、チームプレーで接客をする、ということ。ただ服を売るということだけではなく、お客様に、寄り添い「またあそこで買いたい」「あの人から買いたい」と思っていただけるように、あとあじを売る。というお話を聞いて、魅力に感じたので入社しました。

私たちは、お客様に洋服の販売を行っていますが、求められた商品を販売するのだけではなく、ニーズの聞き取りやご紹介した服が、今後どんな着まわしができるか等、お客様とコミュニケーションを取り、その会話の中からヒントを得て洋服の提案を行っています。
そして、顧客作りに繋がるように、手書きのお礼状や電話がけも日々行っています。
しかし、コロナ禍や時代と共にデジタル化が進み、販売の仕方も変化しています。
LINEを使っての接客や電話での注文、リモート接客も行い、最近ではスタッフスタイリングにも力を入れて取り組んでいます。

私がまだ一年目の時に接客させていただいたお客様で、普段は明るい色しかお召しにならないお客様がいらっしゃいました。そんなお客様に「絶対似合う！」と思い、紺色のレースのワンピースを紹介しました。最初は試着することも乗り気ではなかったお客様でしたが、とても気に入ってくださり「自分では絶対に選ばない色だった。自信が持てたから、おすすめしてくれてありがとう。」と言っていただいて、お買い上げくださいました。当時まだ一年目だったという事もあり、とても嬉しかったので、印象に残っています。
そのお客様は、今でもお店にご来店くださっています。