最終更新日:2025/4/16

近畿労働金庫(近畿ろうきん)

  • 正社員

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お客さまを笑顔にすることがモットー。何事にも真摯に情熱を持って対応していきたい!

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働く人の生活を守り、豊かにできる仕事

働く人を支える金融機関である近畿ろうきんに「人を幸せにしたい」という想いで入庫した黒川職員。入庫理由や仕事内容、仕事のやりがい、今後の目標などを伺った。

■黒川 裕人
営業部門
2019年入庫

先輩職員の仕事風景

「私は初対面の方と仲良くなってすぐに打ち解けるタイプ。自身の強みを生かしながらお客さまの懐に入って、親身になってご提案をさせていただいています」
「電話での丁寧な対応はもちろんですが、職場に足を運んで『face to face』でじっくりとお話をしながら、お客さまを笑顔にすることが一番の喜びです」
「常に組合や会員の方々にとって最適な提案ができるよう、職員同士でさまざまな意見を出し合い、お互いに情報を交換しながら、金融に関する知識を蓄えています」

働く人を支える金融機関でお客さまを幸せにし、自分も一緒に幸せになっていきたい!

学生時代は漠然と「人を幸せにできるような仕事に就きたい」と考えていました。まずは、親から勧められていた公務員と、以前から憧れを持っていた金融業界を志望して企業研究を進めていくことに。そんななかで、金融機関は命の次に大事なお金を扱う上、そのお金で人を幸せにできる良い仕事だと気付き、金融業界が第一志望になりました。数ある金融機関のなかで近畿労働金庫(近畿ろうきん)に入庫したいと思ったのは、「働く人を支える金融機関」という他にはない特長に惹かれたから。また、面接でも人事の方がフランクに接してくださって、「こんな良い雰囲気のなかで働きたい」「お客さまを幸せにして、自分も一緒に幸せになっていけたら良いな」と思ったのが入庫理由です。

入庫後は守口支店に配属となり、半年間は後方事務で業務全体の流れを学びながら、営業担当者が持ち帰った案件の処理や伝票作成などを行っていました。また、営業店にはたくさんの電話がかかってきますが、電話はお互いに相手の顔が見えません。そのような状況でもお客さまに良い印象を持っていただくために、物腰の柔らかさや丁寧な対応など、接客の基本を学ぶことができたと思います。その後の半年間は支店の顔となるテラー業務(窓口業務)を担当。テラーはお客さまと対面するので、電話応対と比べてお客さまのご要望が分かりやすいと感じました。その反面、急いでいらっしゃる方も多かったので、限られた時間のなかでお客さまのご要望に正確に応えていかなければなりません。後方事務とはまた違う難しさがありましたが、周りの先輩職員の方々に助けていただいたおかげで、業務をこなしていくことができました。

2年目からは融資業務の担当となり、最初の1年間は自動車ローンや教育ローン、カードローンといった無担保融資を、3年目からは住宅ローンをはじめとした有担保融資を担当するようになりました。融資業務はお客さまにお金を貸付する業務です。聞き慣れない言葉やさまざまな書類の意味など、新たに覚えることがたくさんあって、最初はかなり苦労しました。

お客さまの笑顔を見る度にお役に立てたことが実感できるからやりがいは抜群!

4年目から枚方支店に異動となり、半年間はローンセンターに所属して引き続き有担保融資を担当。10月から現在の営業部門に配属となりました。営業担当者としての私の主な業務は、出資いただいている会員労働組合へ訪問し、ろうきんをご利用いただくために推進活動をすることです。ほぼ毎日のように会員組合の担当の方とお会いし、さまざまな会話を通じて良好な関係を維持しつつ「組合員のために何ができるか」を一緒に考えながら、業務に取り組んでいます。例えば金融商品のご案内チラシの配布や組合員の方のニーズを伺うアンケートの実施など、さまざまな推進活動を通じて、近畿ろうきんをご利用いただくメリットを伝えています。また組合の口座からの入出金のご依頼を受けたり、組合員の方の資産形成や融資のご相談に乗ったり…日々の細かいサポートも行っています。

日々心掛けているのは、何事にも真摯に向き合い、常に情熱を持って対応すること。できる限り多くのお客さまと対面でお会いして、より多くのお客さまを笑顔にすることをモットーにしています。一人ひとりのお客さまに寄り添い、資産形成のアドバイスやご提案を行っています。ろうきんは企業にある労働組合を訪問するため、職場に入って営業活動がしやすいのが特長。お客さまである組合員の方との距離がとても近く、直接「ありがとう」「黒川さんに相談して良かった」といった感謝の言葉を受け取れる機会が多いのも、ろうきんで働くことの魅力。お客さまの笑顔を見るたびに、お役に立てたことが実感でき、大きなやりがいを感じます。

最年少の主任になることが目標。仕事の基礎をしっかりと固めつつ、視野を広く持てるようになりたい!

これまでで一番印象に残っているのは、会員組合の依頼で新NISAについてのお話をさせていただいたこと。約20分間と短い時間でしたが、2024年からスタートする新NISAのご説明をさせていただきました。対象となったのは55歳~60歳の組合員の方々だったので、「まだ資産形成を考えるタイミングとしては遅くありません。今からでも遅いと思わずに考えてみてください」と説明の最後にお伝えしました。すると、その日の午後に開催された個別相談会で「今まで資産形成について考えていなかったけど、今日から考え直した方が良いと思いました」とすぐに組合員の方が声をかけてくださったんです。さらに、話を聞いた方が支店にご来店され「資産形成の大事さを身に染みて感じました。今からでもできることをしたいので、さっそく来ました」と相談に来てくださいました。自分の行動が結果に結びついたことがうれしくて、何事も本気で向き合ったらお客さまに想いが伝わることを確信。これからもこういった姿勢を大事にしていかなければならないと思いました。

今後の目標は、最年少で主任というポジションに就くこと。現在は入庫5年目であり、まだまだ学ぶことはたくさんあります。主任は自分の部門や支店全体を見渡せる立場なので、今のうちから視野を広くして仕事をしたり、基礎をもっとしっかりと固めたりしていきたいと考えています。そして、早い段階で自分の軸を持ちながら、仕事の幅を広げていきたいですね。

学生の方へメッセージ

企業研究をする際、会社の規模や業績、業務内容などさまざまな内容を見て研究されていると思います。そのなかでも、企業で働く意義を考えてみてほしいなと思います。「人の役に立ちたい!」と思う方は、企業がどういうサービスをどのように提供しており、自身はその内容に賛同できるのか。「長く安定して働き続けたい!」と思う方は、企業の平均勤続年数を確認してみたり、長く働ける環境があるのか(制度や福利厚生の充実具合など)を調べてみたりと、さまざまな目線・方向からその会社について研究を進めてみてはいかがでしょうか。

また、事前にWebで企業を調べるのも良いかと思いますが、支店訪問など自分の足で訪れてみることも重要です。いろいろな情報をもとに、働きたいと思う企業を見つけてください。それが近畿ろうきんであれば、なお嬉しいです。

人事担当 河崎(写真左)・松本(写真右)

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「社会人になると周りの方と協調しながら仕事を進めることがほとんどです。学生時代にコミュニケーションスキルを磨いておくことをおすすめします」

マイナビ編集部から

労働金庫は働く人の夢と共感を創造する共同組織の福祉金融機関。近畿労働金庫は近畿2府4県に本支店を構える労働金庫だ。取引団体会員数は6,555会員。間接構成員数は158万人。これだけ多くのお客さまが利用するのは、近畿2府4県の居住者や労働者に安心した金融商品を提供できているからだ。

近畿ろうきんでは入庫後は5年間で預金・融資・営業全ての業務を経験。さまざまな業務に挑戦することができ、全ての業務を経験するからこそ、自身の成長だけでなく、その経験がお客さまに最適な提案をすることへと繋がっていくのだ。今回インタビューした黒川さんのお話からも、全ての業務を経験し、今では自分の営業スタイルを築いて多くのお客さまから信頼を得ている様子がうかがえた。

他にも、同金庫では働く職員たちが安心して長く働ける環境づくりに注力。福利厚生が充実しており「月1回は年休を取得しよう!」を社内全体で推奨し、年間7万円分のポイントを福利厚生費として支給。季節休暇は、連続4日間の休暇と有休をプラスして平日5日間連続で休む制度となっており、土日を含めると最大9連休が可能だ。残業時間も多くないので、オン・オフのメリハリをつけることができる。こうした充実した環境があるからこそ、職員が高いモチベーションで働けるのだと取材を通じて実感した。

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近畿ろうきんは近畿2府4県を営業エリアとし、業務内容は預金や融資・各種サービスなど一般の金融機関と変わりはない。関西でずっと働き続けたい人にはお勧めだ。
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