最終更新日:2025/6/6

(株)いけうち(霧のいけうち)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 精密機器
  • 金属製品
  • 機械
  • その他メーカー
  • ガラス・セラミックス

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

こんなところにも<霧のいけうち>!霧って実は奥が深く、用途も多彩なんです

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あらゆる場所で活躍する「霧」に携わる先輩社員にインタビュー

ノズルという製品を介して、霧という商品を生み出す(株)いけうち。霧で顧客の課題を解決するため、最前線で活躍する2人の先輩社員、そして採用担当者にお話を伺いました。

■S.Sさん<写真左>
2023年入社
システム事業部 西脇市上比延工場 製品設計課

■K.Tさん<右>
2019年入社
ノズル事業部 大阪営業所

■S.Yさん<中央>
2003年入社
総務部/課長

<霧のいけうち>で働く魅力は?

若くても即戦力として仕事を任せてもらえることです。「最後は私が責任を持つ!」と上司が背中を押してくれるので心強く、安心して挑戦できます。(S.Sさん)
幅広い業界のお客さまとのお取引ができ、製品やモノづくりの裏側を知れること!そして、その課題解決に貢献できることが当社で働く醍醐味です。(K.Tさん)
当社の霧は農業、工業、商業など、あらゆる業界で引っ張りだこ。<霧のいけうち>が生み出す霧でなければダメだと国内外から選ばれ、厚い信頼を獲得しています。

前例のないモノづくりに挑戦中!失敗を恐れずチャレンジできる環境はやりがい十分

機械工学科で物理を学び、将来はモノづくりに携わりたいと就職活動を始めましたが、100社以上の説明会に参加しても決め手がなく…。仕方ない、もう一巡してみようと思っていたところ、教授から<霧のいけうち>を勧められ、「成長させてくれる会社だよ」という言葉を信じて選考に臨みました。人事担当者(この画面にも登場するS.Yさん)から説明を受けたのですが、その内容がとにかく熱い!元技術営業というだけあって製品への愛、霧への思いが非常に深く、自分もそんな仕事がしてみたいと入社を決めました。

私は全体研修、3つの工場を巡回してモノづくりを学ぶ工場研修を経て、8月から西脇市上比延工場の製品設計課に配属されました。当社は創業から40年ほどはノズルの製造・販売に特化していましたが、1990年に初めてシステム事業に進出。ノズル単体ではなく、付帯するポンプやファン、制御機器などと組み合わせたシステム製品の提供を始めました。当時はまったくの手探りでかなり苦労もあったそうですが、事業部はすでに30年以上の歴史と実績があり、7年前にはユニット専用工場(私が所属する工場)も立ち上がり、新入社員でも安心して働ける環境が整っています。

そんな製品設計課で私が担う役割は、営業担当者の依頼に基づくシステム製品のコスト・品質のバランスを考えた企画、設計、量産化検討です。私は現在、高圧ポンプの筐体、板金、動力盤の設計に携わっており、自社のノズルから顧客ニーズを満たす霧を噴霧するのに適したポンプの選定、配置、構造計算などを行っています。ノズルをつくる会社が、なぜポンプも手がけるのか。それは世の中に自分たちがほしいポンプがないからです。理想の霧を具現化するにはそれに適した圧力を出し、耐久性にも優れたポンプが必要なのですが、日本全国・海外を見渡してもそれがない。だから今、自ら生み出そうとしているのです。

完成まではまだもう少し時間が掛かりそうですが、1年目、2年目からここまで責任ある仕事を任せてもらえることにとてもやりがいを感じています。確かにプレッシャーはありますが、それ以上にワクワクした気持ちを味わえるのが今の喜び。1日も早く製品を完成させ、お客さまから「これがほしかった!」という感謝の声をいただけるよう頑張りたい。また、今後は電気回路設計にも挑戦し、新たなスキルを身につけたいと思っています。(S.Sさん)

文系から技術営業職へ。手厚い研修、先輩のフォローに支えられたから成長できた!

「いろいろ経験できて、成長できる仕事がしたい」という軸のもと、就職活動では金融、商社、メーカーなど、さまざまな企業を見比べていました。当社を選ぶ決め手になったのは、食品、鉄鋼、エレクトロニクスなどの多彩な業界から装置メーカーまで幅広いお客さまとのお取引があると知ったからです。<霧のいけうち>ならモノづくりの裏側を知る面白い仕事ができると感じ、入社を決めました。ただ、私は文系出身だったので、知識不足への不安は少なからずありました。

しかし、そんな不安を自信に変えてくれたのが入社後の手厚い研修です。座学・工場見学を通じて学ぶ全体研修、営業所研修、工場研修で製品や技術営業の役割、モノづくりの流れを学び、配属拠点でも約2カ月間の同行研修を受け、自信をもってひとり立ちを目指すことができました。なかでも印象に残っているのは、同行研修で見た先輩方の熱い営業姿勢です。アポを取った一事業部での提案にとどまらず、同じ会社の別部署でも提案の機会をもらえないかと打診したり、予測していない質問にも臨機応変に、しかも的確に答えたり、自社製品の可能性を信じ、その性能を余すところなく伝える姿勢を目の当たりにし、これから始まる仕事への期待感が増しました。

私は1年目の秋ごろにひとり立ちしたのですが、振り返れば当時は訪問件数や売上を達成することが目標になっていたと思います。自分自身もこれらをクリアすることにやりがいを感じていたのですが、6年目の今は違います。任せてもらえる仕事の難易度が上がり、エリアも広がった今、この仕事の醍醐味は「ノズルという製品ではなく、霧の効果を売ることだ」と断言できます。なぜなら、当社のノズルから噴霧される霧は洗浄、冷却、加湿、塗布など、多彩な業界のお困りごとを解決できるからです。お客さまが求める精度を実現することは容易ではありませんが、設計、製造と連携しながら理想の霧を具現化できた時の喜びはひとしお。「次もまた頼むね」とお客さまから認めていただくたび、私は<霧のいけうち>で働くやりがいを感じています。今後は目標とする上司に追いつくために、知識量と提案力に磨きをかけていきたいですね。(K.Tさん)

10年超の海外駐在も経験した元技術営業が採用担当!この熱い思いを伝えたい

設計職と技術営業職、2人の先輩社員の仕事ぶり、いかがだったでしょうか?彼らのように若手のうちから責任ある仕事を任され、成長の機会を与えてもらえるのが当社で働く醍醐味の一つです。かく言う私も早くからチャンスを与えてもらった1人。現在は総務部で採用に携わっていますが、入社時は技術営業職として頑張っていました。

ここで私の経歴を簡単にご紹介したいと思います。入社1年目は東京営業所に配属され、3年目から海外事業部にてアメリカ・オハイオ州の現地法人の立ち上げ準備に携わりました。5年目から10年以上、現地に駐在して自社製品の拡販に携わり、2018年の帰国後はアグロ事業部の責任者に就任。同事業部は2011年に発足した新規事業部だったのですが、ここで「霧を活用した新農法の普及、霧による施設園芸の環境整備、営農事業」という3つの取り組みを推進していました。そして2022年、私は自ら手を挙げ、総務部へと異動します。

私がなぜ採用担当を志願したのか。それは<霧のいけうち>の未来を担う新卒人材を早期に集め、育てなくてはならないと痛感したからです。私は採用に関してはまったくの素人ですが、会社の魅力、仕事の醍醐味は誰より知っていると自負しています。技術営業として経験してきたすべてをダイレクトに学生のみなさんに語り、ノズルという製品やそこから生み出される霧という商品がいかに社会に役立っているのかを説けるのは自分しかいない。そう信じて、この道を選びました。

繰り返しになりますが、この画面に登場した若手社員の活躍ぶりからもわかるように、当社は早くから自由度高く、裁量大きく働ける会社です。例えば、大学の専攻が力学4分野以外でも、意欲があれば仕事を任せ、上司や先輩が手厚くフォローします。バックグラウンドがなくても、情熱があればチャレンジできるのが<霧のいけうち>なのです。「失敗しても責任は取る」と背中を押してくれる先輩社員とともに、みなさんも前例のないモノづくりに挑んでみませんか!(採用担当/S.Yさん)

学生の方へメッセージ

「人の足跡を踏むな」という社是のもと、当社は創業以来、霧一筋に打ち込み、まだ誰も成し遂げていない技術の実現、用途の開発を推し進めてきました。設計職は理系学生が前提ですが、技術営業職は文系・理系ともに大歓迎。モノづくりに興味ある文系学生の方も、理系の知識を生かして最前線でお客さまの課題解決に携わりたい方も、十分活躍していただけると思います。また、設計志望の方も力学専攻(材料力学、流体力学、熱力学、機械力学)でなくても大丈夫。実際、当社の研究トップは応用化学専攻出身なので専門外からのエントリーにも大いに期待しています。

専門知識よりも、当社が求めるのは<霧のいけうち>の仕事に興味を持ち、「面白そうだ」「楽しそうだ」とワクワクしてくれる人材です。ノズルや霧の知識は入社後にいくらでも学べるので、入社前の知識不足を心配する必要は一切ありません。大切なのは仕事、事業、会社への興味と好奇心です。

また、国内外をフィールドに事業を展開する当社はグローバルでも注目度が高く、しかも多種多様な業界と取り引きしているため、多少の景気の変化があっても足元が揺らぐことはありません。やりがいのある仕事、安心して働ける環境がある<霧のいけうち>で、ぜひ一緒に働きましょう!
(採用担当/S.Yさん)

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「当社の魅力を語りだしたら“キリ”がないです(笑)」とお茶目なS.Yさん。どんなことにも真摯に答えてくれる採用担当自らが、好奇心や挑戦の姿勢を持ち続けている。

マイナビ編集部から

「フォグエンジニア<霧のいけうち>」というキャッチフレーズが印象的な(株)いけうち。取材を通じ、同社の事業、製品、商品(霧)を知るうちに、「これ以上のフレーズはない!」と大いに納得することができた。農業、工業、商業と幅広い業界で霧のチカラが必要とされ、そのチカラがなければ生み出せないモノが多数あるのだ。

また、既存の用途だけでも非常に多岐にわたるのに、新たな課題解決に役立つ用途の開発も進んでいるというから驚かされた。なかでも注力しているのがカーボンニュートラルへの貢献で、モノづくりの過程で必要になる加湿を蒸気加湿から同社の「ドライフォグ」に切り替えることで燃料や電気の消費量削減につながるという。

こうした技術力、将来性の高さに加え、刮目すべきは圧倒的な安定性だ。同社が誇る「自己資本76億円」という数字。「この数字には経営者のまじめさが表れています」と採用担当のS.Yさんは語る。どんな時も霧一筋に事業を続け、「投資するのは霧と従業員」と決めて実直なビジネスを行ってきたという。霧の可能性を追求するベンチャースピリットも、安心して働ける環境も兼ね備えた<霧のいけうち>をぜひ就職活動の一社に加え、その魅力を自分の目で確かめてもらいたい。

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多彩な場所で活躍している<霧のいけうち>が生み出す霧。工場などモノづくりの現場だけでなく、庭園の人工雲海などでも使われているので、ぜひ一度、見てもらいたい。

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