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最終更新日:2025/4/3
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部署名工事一部
仕事内容緑地メンテナンス
豊富な事業実績と業務の幅広さから、学んできたことを活かせそうな会社だと感じました。大学時代は、造園科学科で屋上緑化に関する研究をしていました。「緑」に興味を持つきっかけは、中学校の頃からすごく好きだったアクアリウムですね。アクアリウムで水草を使った表現に打ち込むなかで造園という仕事のことも知りました。地球温暖化や環境問題の面からも「緑」への注目はこれからすごく高まると思いましたし、自分が好きなことで社会に役立っていけるかな、と考えて造園業を志しました。その中でも当社は、屋上緑化・壁面緑化の実績が豊富で、自分が学んできたことが活かせそうだと感じました。また、施工だけでなく公園などの公共施設を管理する指定管理事業や樹木の生育状態などを調査する樹木診断など業務の幅が広く、そうした仕事にも携わっていきたいと考えて志望しました。入社してみて、当社の仕事のフィールドは本当に広いと感じています。「緑」に関わる仕事がしてみたい人にとっては、活躍できる場がいろいろあると思います。
樹木について、現場ならではの知識や経験が得られるところです。公園の管理は1年を通しての仕事となります。樹種によって剪定を行う時期や病害虫の発生時期も違いますので、そうした計画を自分で立てて進められるのがやりがいですね。樹木に関しては、大学で学んだ知識も活きていますが、やはり現場でしかわからないことも多く、仕事を通しての経験がすごく大事だと感じています。例を挙げると、街路樹や公園樹としてよく植えられるクスノキという樹木がありますが、クスノキの苗木の中には幹が青いものがたまにあって、それらは造園の現場では「青軸」と呼ばれ、移植が難しいので避けた方が良いとされています。そういったことは大学でも全然教えてくれませんでした。これまで何百本と植樹を行ってきた職人さんたちが、現場での経験から身に付けた知識なんですよね。そうした知識や経験を伝えてくれるのはすごくありがたいし、仕事をしていて面白い部分です。
ベテラン職人さんたちのアドバイスのおかげで結果を出せたときです。配属後しばらくは先輩社員のもとで都内の公園などの現場に携わり、1年目の後半から1つの物件の管理を一人で担うようになりました。樹木については大学でも勉強し、資格も取得してきましたが、やっぱり現場で向き合ってみないとわからないことがたくさんありました。病害虫が出た時の薬剤の実践的な使い方ひとつにしてもそうですが、わからないことについては職人さんたちからアドバイスをもらいながら勉強していくことで、スキルアップを重ねられました。職人さんの親方さんは60~70代のベテランの方ばかりですが、信頼関係も築けてきたように思います。また管理を請け負う上では、お客様から難しい要求を受けることもあり、時には苦労を感じることもありました。でも先輩社員にも相談しつつ、しっかりと説明書類を作成し、向き合ってきちんと話を重ねることで理解を得られました。そうやってひとつひとつクリアして仕事の結果を出せた時には成長を感じますし、仕事が面白いなとも思います。
現場で活かせる研究もしていきたい。たくさん経験を積んで「みどりの専門家」を目指します。路樹を見かけることがありますよね。管理コスト等の理由もあると思いますが、やはり植栽の現場において、樹木の健全な成長について必ずしも十分に考えられていない実情があります。人間の事情とできるだけバランスをとりながら、樹木が本来持っているポテンシャルや生命力を最大に活かしてあげながら管理できるのが理想ですね。それと、やっぱり研究が好きなので、今後は研究に携わる仕事もしていきたいです。2015年の11月には、樹木医の資格を取得しました。樹木診断や再生については発展途上の分野でもあり、現場に役立つような研究をしていけたらいいと思います。そのためにも、まずは経験ですね。たくさん経験を積んで、「みどりの専門家」になりたいと思っています。
「シマミミズ」の力で、オフィスや学校のごみから堆肥をつくる研究です。シマミミズを使った技術は、水処理センターなどでも実際に使われていますが、屋上を緑化するオフィスビルも増えてきましたので、オフィスから排出されるごみなどを再利用できないかという発想から研究を始めました。オフィスビル屋上で堆肥化して、それを屋上の植栽に使えたら面白いのではないかと。雑草や落ち葉をコンポストへ入れておくと、微生物の働きで分解されて堆肥化していきますが、そこへシマミミズも一緒に入れておくと、通常より早く、堆肥として使えるようになります。そしてシマミミズは、落ち葉だけでなくコピー用紙などの紙くずも食べて分解してしまう。屋上菜園から出た雑草や、研究室から出るシュレッダーの紙片、淹れ終わったコーヒー粉、醸造科で使われた大豆の搾りかすなども、シマミミズの食料となります。食料として与えるものの比率を試行錯誤しながら2日に一度ぐらいのペースで与えていき、炭素率(炭素と窒素の比率:利用可能な堆肥の指標)の変化を計測していきました。実際に1年弱で堆肥として使えるようになり、所要日数などの計測データを取ることができました。