最終更新日:2025/4/22

(株)ピーシーデポコーポレーション

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 専門コンサルティング
  • 専門店(家電・OA機器)
  • 教育
  • サービス(その他)
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人々の暮らし全般に寄り添う、一家に一人のコンサルタントを目指して

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デジタルライフプランナーたちが見据える未来

全国に130拠点以上を展開する同社の本社・施設では、デジタルライフプランナーと呼ばれる社員たちが活躍している。一言では言い表せないその仕事内容や同社で働く魅力について、3名の先輩社員に語ってもらった。

■S.D.さん(写真左)
プランナー普及・価値向上サポートグループ エージェントグループ
2022年入社/法学部 政治学科 政治コース卒

■H.T.さん(写真中)
ピーシーデポ スマートライフふじみ野BASE
2022年入社/芸術文化学群 音楽専修卒

■Y.M.さん(写真右)
プランナー普及・価値向上サポートグループ エージェントグループ代表
2012年入社/理学部 生物科学科卒

デジタルライフプランナーの仕事の魅力は?

「人として成長できる仕事であることです。デジタル知識や傾聴力、情報収集力を総合的に磨いた結果、お客様からの信頼という成果につながっていきます」(S.D.さん)
「お客様に何をどう説明するかの計画立案は、全て自分次第。ルーティンとは無縁で、お一人おひとりの暮らしの未来を考えられる、彩り豊かな仕事です」(H.T.さん)
「自分のお客様を持てることです。凹んでいる時にお客様に頼っていただいたり、温かい言葉をかけていただけたりしたことで、これまで何度も救われてきました」(Y.M.さん)

お客様とのつながりを大切にしながら、人事のプロを目指す/S.D.さん

学生時代は鉄道業界に興味を持っていた私が当社に入社したのは、会社見学会で出会った人事担当の方の姿に憧れを抱いたことがきっかけです。その方の佇まいや話し方から「この会社なら成長できる」という直感が働きました。

入社後はデジタルライフプランナーとしてお客様の暮らしの中の「デジタル」に関するご相談にお答えしていました。カフェのアルバイトで幅広い世代のお客様と接した経験がありましたが、PCやITに詳しかったわけではありません。元々持っているデジタルガジェットへの興味は役立ちましたが、入社後1年間は偏った案内になりがちだったため、毎月の講義でPCやITに関する学びを重ねました。2年目になると、教育のデジタル化など地域のお客様が必要とする情報にもアンテナを広げられるようになり、色々なお客様に寄り添うことができるようになりました。

私が担当した最初のお客様とは、今でも良い関係が続いています。困ったことがあると真っ先にご連絡をくださり、ご自宅に伺うたびに「今度はこれをやってみたいんだけど、どうすればいい?」と前向きなご相談をいただきます。先日はご自宅の建て替えにあたり、デジタル家電に関するご相談をいただきました。入社前は「お客様のデジタル機器の利用をサポートする仕事」というイメージを持っていましたが、今はお客様の家族の一員のような心持ちで暮らしに寄り添っていく仕事だと理解しています。私たちがお客様に対してできることは無限にあり、イレギュラーなご相談には「次までに勉強しておきますね」という対応の繰り返しで知識を広げることができています。

3年目の今年度からは人事担当になり、本社勤務をしていますが、週に一度は拠点に出向いてデジタルライフプランナーも続けています。「Dさんじゃないとダメなんだ」と頼ってくださる方がいることは、プランナー冥利に尽きますね。人事担当としても、リアルな現場の話ができることは強みだと思っており、多くの学生に仕事の魅力を伝えたいと思っています。人事担当として一番嬉しいことは、入社の決意に立ち会える瞬間ですが、各エリアの人事担当者の支援も行っており、社内の関係者からの感謝の声もやりがいにつながっています。今後は人事全般に関しても経験を重ね、その道のプロになることが目標です。また、頼ってくださるお客様がいる限り、現場の仕事も続けていきたいです。

デジタルがある暮らしの未来を、お客様と一緒に作っていきたい/H.T.さん

学生時代は音楽大学で学び、教職課程を取っていたため学習塾や大学事務の仕事も検討しました。しかし、アルバイトを通じて「人と共創できる仕事」にやりがいを感じる自分の傾向に気が付き、一対一でお客様からのご相談に応じることができる当社のプランナー職に魅力を感じ、入社をしました。

最初の2年間は、デジタルライフプランナーとして八王子の拠点で勤務しました。先輩が私の強みを引き出すように伴走してくださったので、順調に歩み出すことができました。デジタル知識についてはお客様からのご相談を通じて勉強を重ねていきました。また、製品の値上げのニュースがあると、新しい製品のベストな買い時についてのご相談をいただくので、常に時事ネタにもアンテナを張っています。

私の最初のお客様との出会いは「ガラケーからスマートフォンへ切り替えたい」というご相談でした。しかし、ご家族からお話を聞いているうちに「家族でシェアしているので、使えるギガ数が少なくて不便」といった別の課題が見えてきたのです。費用を抑えたいというお話もあったので、ご自宅用のインターネット料金を全て確認し、ご自宅にも訪問して生活や利用環境を知りました。その上で最適な方針をご提案した結果、ご家族皆様が快適に使用できる状況を実現することができました。大変喜んでくださり「ここまでやってくれる人なら」と離れて暮らすご家族の紹介をしてくださいました。このようなエピソードは沢山ありますが、お客様から「この人なら任せてもいい」と信頼を寄せていただけることが、何よりのやりがいであり、モチベーションです。

今は埼玉の拠点に移り、まずは「地元の学校がどのようなデジタル教育をしているか」「スーパーでは、どの決済手段が用いられているか」ということを調べ、エリアの特性を理解することに努めています。お客様対応の合間には、拠点のメンバーと施設作りの相談をすることも。八王子の拠点は、お子様連れのご家族が多く、デジタル機器を使用したゲームで学びを得られる拠点作りに努めていましたが、現拠点は近くに小学校がありつつも、来館されるのはその親御さんが中心です。実際に見たり、触れたりできるものや、AI体験などのイベントを通して、デジタル格差をなくすきっかけ作りができたらと考えています。また、今後は地域サークルやコミュニティにも積極的に参加して、より多くの輪を広げていきます。

二足のわらじを履き、ダブルトラックのキャリアを歩みたい/Y.M.さん

入社後6年間は、店舗で尊敬できる同僚たちに囲まれて、デジタルライフプランナーとしての日々を過ごしました。3年目には副店長、4年目には店長となり、新店の立ち上げなども経験しましたが、意欲次第で責任ある仕事を任せてもらえるチャンスがある社風を実感する場面が多かったです。同性の社員が増えていく時期に立ち会ったこともあり「後輩たちが目標にできる存在になれたら」という気持ちも持ち続けてきました。産休・育休を経て、今その思いはより一層強くなっています。

本社に来てからは経営企画、カスタマーサポート、店舗開発などの部門を立て続けに経験し、3年前から新人育成に従事しています。2023年8月には正式に人の活躍を担うエージェントグループの責任者に就きました。人事担当になってからは「デジタルライフプランナーを子どもたちに目指してもらえる職業にしたい」という思いで取り組んでいます。また、会社として目指すビジョンを形にできる一人でありたいという気持ちも強く、その一助になれたと感じる時にやりがいを感じますね。

会員費をいただいてサービスを提供する当社のビジネスは、デジタルライフプランナーたちがいてこそ実現するものです。プランナーの頑張りが報われるような評価制度や働きやすい環境を作ること、将来のプランナーたちに仕事の魅力を伝えることが、今の私の役割だと心得ています。日々努力をしているプランナーが報われる環境を作るために、当社では、本人からの申請結果に応じて奨励金を支給するなどの仕組みを取り入れています。上司が後方から見守ってはいますが、プランナーは事業主のように考えて動ける仕事なので「社会人として戦える総合力を身に付けたい」「頑張った分だけ給料を上げたい」という人には、働きがい、成長を感じていただけると思います。大切なお客様を任せられる後輩が育てば、担当の引き継ぎも行いますが、お客様からの指名がある限り担当を離れることはありません。私自身もそうであるように、社員の多くが現場から完全に離れることはなく、二足のわらじを履いてやりがいを感じながら仕事をしています。
今後はワーキングマザーとして、そしてプランナーと人事担当とを兼任しながら、キャリアを築いていきたいですね。

学生の方へメッセージ

当社の企業研究においては、デジタルライフプランナーが何をしているのか、ということが出発点になると思います。ひと口に「お客様の困り事を解決する仕事」と言っても、私たちはお客様ご自身だけではなく、ご家族も含め一家のコンサルタントとして、複合的な相談や提案ができる存在を目指しています。例えば、テーマパークやコンサートのチケットが電子化されていた、携帯ショップが閉店になった、コールセンターが自動音声になった、公共の窓口がAIになったなど、暮らしを取り巻く環境の変化に対し、お客様にとっての最善を提案することが私たちの仕事です。

デジタルやコンサルタントの仕事に興味がある方は、デジタルに関する知識のみならず、日常生活において様々なことに好奇心や疑問を持つことを大切にしてほしいですね。機械やAIの利便性に反して、確実性や安全性の観点においてはどうなのかと疑問を持つことが重要です。また、コンサルタントは、いかに世の中にアンテナを張っているかが問われる仕事です。このため、社会情勢の勉強をすることや地域の特性に興味を持つこともお勧めです。誰かのために何かをしたい、人と話すことが好き、そして日々学び続けることを楽しみ、それをお客様に還元することを喜ぶことができる。そんな学生の皆さんに、まずはこの仕事の特徴や魅力を理解いただければ嬉しく思います。
(Y.M.さん)

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入社前から専任のプランナーが付き、一人前になるまでの成長をサポート。新人研修後も自分が強化したい内容の講座や社長の講話に参加でき、継続的に自己研鑽ができる。

マイナビ編集部から

1994年に創業した(株)ピーシーデポコーポレーション。PC市場の拡大に伴い、小売業としてスタートした同社は、時代のニーズに合わせて業態を変えながら、店舗を広げてきた。一貫して根底にあるのは「地域の人々に等しくデジタルを普及させたい」という思い。同社が掲げる「デジタル化する社会における格差を解消する」というビジョンや「全てのお宅にデジタル担当を」というミッションに共感でき、その必要性を確信できる人にとって、同社は非常にやりがいのあるフィールドとなるだろう。トップの熱意に共感する声も複数名から聞かれたため、企業研究では社長のメッセージにも触れてみることを勧めたい。

デジタルライフプランナーたちは、社会の急激な変化に対して前向きに追い付き、新しい学びを還元することで、地域の人々がデジタル社会に馴染めるよう導いていく存在だ。主体性や成果に応じた評価制度もあり、意欲が高い人ほど同社の環境に対する満足度は高いだろうと感じた。デジタル知識は後から勉強できるので、それほど不安に感じる必要はないという。それよりも「人に応えたい」という気持ちが同職の出発点として重要である印象を受けた。お客様に「どうしてもあなたがいい」と頼られることは何よりの喜びだと3名全員が語っていたが、デジタルライフプランナーは「人と関わり、人のために何かがしたい」という思いがある人にとって、天職ともなりえる仕事だろう。

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一日平均で3~5組のお客様に対応するデジタルライフプランナーたち。シフト勤務で転居を伴う異動はなく、自らのライフスタイルに合わせた働き方も可能だ。

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