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最終更新日:2025/4/23
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部署名管理本部 経営管理部 経理利益管理室
勤務地埼玉県
仕事内容工作機械部門の損益管理
大学で会計学を専攻していく中で、工業簿記や原価計算に関心が出たため、製造業(特に裾野の広い川上産業)を中心に就活をしていました。その中でも工場見学をさせてもらえた三井精機がモノづくりを間近で感じられたため、就職を決めました。工場見学時に作業している方を見かけた際、強面で無口な様子だったため「工場で働く人は職人気質で気難しい人が多い」というイメージを持っていましたが、現場実習中、指導係の先輩を見失って右往左往している様子を見かけて声をかけてくれたりしたので、すぐに怖いイメージはなくなりました。今でも経理として現場に行って機械の構造や生産の進捗を聞くことが多いですが、機械に関して素人同然の自分に対しても熱心に教えてくれるので、この部分が当社の「よい所」だと思います。
仕事内容は一言で纏めると「工作機械部門の損益管理」ですが、実際には・機械1台の原価はいくらなのか・工場の費用・人・設備の稼働状況がどうなっているのか・1年間でどれだけの利益を見込めるのか等々、多岐にわたり、これらの分析結果や懸念される問題を経営者や関係者へ情報提供し、解決を図ります。決算や予算作成は納期が決められていますが、進め方は個人の裁量に任されている部分が多いです。ただし、予算作成は会社の1年間の運営を予測するにあたって関係者が多いため、自分から関係者とスケジュールを詰めて、時には強気で進めないと納期に間に合わないため、自由度が高い代わりに積極的なコミュニケーションが必要です。様々な情報は現場で主に共有されますが、経理まで届くことがないため、意識的に現場に出向いたり、顔を合わせた際にお話をしたりとコミュニケーションを意識的に行っています。
工場の中には、設計・生産管理・機械・組立・設備保全といった複数の部署が存在し、それぞれがミッションを背負って生産をしています。さらに、お客様から注文をもらう営業や品質を管理する部署も連携して、機械を納品します。当然、各部がミッションを背負っているということは目標や問題点も持っていますので、意見や目標が対立することもあり、それをすり合わせながら1年間の予算を立てていきます。部署ごと、その部署内でも一人ひとり考え方が違いますので、その意見を調整しつつ纏めていくのは大変であると同時にやりがいも感じます。どうしても経理の仕事はモノづくりのように目に見える成果物や成功感覚が薄く見えるかもしれませんが、調整作業の中で相手の意見や自分の考えがまとまって予算ができ、その予算に対する経営者からの質疑に対して工場・経理両方の視点から応答ができたときに「成功したな」という気持ちがわきます。
初めから経理配属だったため、工場と仕事を進める中で工場内で仕事をしたことがなくて相手の業務を知らない、機械の事を全く知らない文系という負い目を感じ、実際に業務でも躓くことが多かったです。しかし、何度も教えてもらったり、図面が読めないので現物を見に行ったりする中で、知識や経験は確実についていきます。全てを経験することは不可能ですが、やったことがなくても、個々に積み上げた知識はやがて1本に繋がって全体の大枠が見えてくるようになります。今後の目標は、当初負い目だった「工場の外」にいることで工場全体が見える経理という立ち位置を生かして、工場内の各部署毎の部分最適になっている箇所を全体最適にできるように働きかけていくことです。学生生活の中では会社や仕事はわからないことが多くて不安かもしれませんが、自ら動く姿勢があれば入社時のハンデは乗り越えられると経験上思いますので、恐れず飛び込んでください。