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最終更新日:2025/4/22
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部署名開発技術本部 水質技術部 水質2課
仕事内容窒素やリンの自動測定装置の開発、生産管理
学生時代に携わっていたのは、レーザーで微粒子の熱放射を調べる研究。非常にニッチな分野ということもあって、取り組んだ研究を生かして活躍できる就職先を見つけるのは難しいだろうと考えていました。そんななか、興味をもったのが計測器メーカー。研究で電圧や光の強さなどを測る際にさまざまな計測器を使っており、「目に見えないものを数値化する」製品づくりに強く惹かれたのです。最終的に当社を選んだ理由は、以前から関心があった環境分野を強みとするメーカーだったから。何でも気軽に質問できるフランクな雰囲気の説明会に好印象を抱き、働きやすそうな会社だと思ったことも志望理由の一つとなりました。
排水に含まれる窒素やリンの量を自動で測定する装置の、開発や生産管理に携わっています。工場や発電所、下水処理場などが窒素やリンを大量に含む水を海に流してしまうと、赤潮などの環境汚染の原因となります。そのため法律による規制がかかっているのですが、それを遵守する上で必要な装置を開発しているのです。新人時代は、初めに生産管理を通して製品理解を深め、入社2~3年目から少しずつ開発に関わるようになりました。
窒素・リンの自動測定装置は、当社の主力製品の一つ。そういった製品の開発や生産管理に携われていることが、高いモチベーションにつながっています。忘れられないのは、入社4年目のときに経験した海外出張。中国への販売に必要な製品の国家認証試験を受けるのが目的でした。中国人と拙い英語やスマホの翻訳アプリでコミュニケーションを重ね、無事に試験を突破でき、中国への販売台数増加へと繋げられました。
入社以来、私が主に携わってきたのは製品のモデルチェンジやカスタマイズです。まずは、自分の手でまったく新しい製品の開発を手掛けてみたいと思っています。将来の夢は、これまでの常識を覆すような革新的な計測器を発明すること。計測器に関する幅広いノウハウや技術が蓄積されており、新しいことに積極的にチャレンジさせてもらえる当社でなら、いつか必ず実現できると信じています。そういったチャンスが巡ってきたときのためにも、今まで以上にスキルを高めていくつもりです。
学生時代に学んだことを、無理に就職につなげる必要はありません。学校で身に付けた知識やスキルが生かせる会社に絞ってしまうと、可能性が狭まるリスクがあるからです。そうならないためにも、視野を広げて自分が本当にやりたいことを見つめ直してみてください。大学生活よりも社会人生活のほうがずっと長いので、入社後に努力を続ければ知識ゼロからのスタートがハンデになることはないでしょう。また、どのような分野であれ、学生時代の研究を通して培った問題解決の手法は、開発の現場で必ず生かすことができます。ですから、「やりたいこと」という軸をしっかり持って、幅広く就職活動を進めていってください。