最近、入職した新卒の後輩を見ていると、相手の意図をしっかりと理解しようとする姿勢や、自分で物事を考えたうえで意見を発信したり、行動をしたりしている姿が見て取れます。新人でありながらこれほどに周囲から信頼されていることも珍しいと思うほど、コミュニケーション力が高い人材なのだと感心させられています。上の世代とも下の世代とも円滑にコミュニケーションを取ることができれば、足りない知識を補うことができ、おのずと仕事は循環していくもの。対人支援業務でもある学校職員を目指す方は、特にコミュニケーションという点は意識して入職してほしいと思います。
ファッションという専門性が高い学問を究めている文化学園ではありますが、私もファッションは好きであるものの、入職当時は専門的な知識を持っていたわけではありません。しかも建築や国際文化など、学園全体を見れば多様な分野にフィールドが広がっていますから、本学園の教育分野に少しでも興味があれば問題なく成長できるかと思います。
就職活動は大変なことも多いでしょうが、訪問した会社の“色”を知ることが、選択をしていく上で重要になるはずです。説明会や職場見学に参加することはもちろん、その企業や団体が発信しているSNSなどもチェックしながら、少しでもリアルな表情に近づき、自分の色と合うか否かを判断してみてください。
<伊藤さん>