企業研究を進める目的は、「入社後のミスマッチをいかに減らせるか」がポイントです。
企業について理解を深めていくと、業務内容や社風、年収や福利厚生についてなど、さまざまな気になる部分が出てくると思います。
これらは企業選びを行う上で大切な要素となりますが、一方、こうした要素だけで企業選びをしてしまうと、ゆくゆくミスマッチになる可能性もあります。
○入社してみたら、ネットの情報や入社前のイメージとは違うように感じられた
○待遇面の良さに惹かれて入社したものの、想像以上の激務で長く続けられそうにない
そのような声を目にしたり耳にしたりすることがあります。
そうしたミスマッチを起こさないようにするためにも、企業研究においては、周囲の声に耳を傾けることはもちろん、自分自身と向き合う時間をつくり、「やりたいこと」「大切にしたいこと」を把握する自己分析をしっかり進めてもらいたいと思います。そののちに、説明会やインターンシップなどで業界や業種、職種、企業の情報を絞り込んでいくと、本当の意味での企業研究が進み、ミスマッチのない理想の職場が見つかると思います。
企業研究を通じて、皆さまの「やりたいこと」「大切にしたいこと」が実現できる理想の職場に出会えることを心より願っております。