最終更新日:2025/4/17

大成ユーレック(株)【大成建設グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 住宅
  • 住宅(リフォーム)
  • 建築設計
  • インテリア・住宅関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若手社員が挑戦を通じて成長し、自信を高められる環境がここにある

PHOTO

「日々成長を実感できる環境」に迫る

大成ユーレックでは、若手社員がどのように成長し自信につなげているのか。
施工管理と現場事務の業務を担う2名の社員に仕事のやりがいや将来の目標などを聞き、同社のリアルな姿についてインタビューを行った。

■渡邊 裕貴さん(写真右)
工事統括部 第1工事部作業所/2021年入社

■吉澤 幹大さん(写真左)
経理部 事務センター/2023年入社

先輩社員の一日

現在はマンションの外装を担当する渡邊さん。作業所に常駐して協力会社へ指示を出し、図面通り施工されているか、危険な状況はないかなどをチェックしている。
建設プロジェクトの経理や事務的業務などを担う吉澤さん。デスクワークだけではなく、 作業所を訪れての所長との打ち合わせや現地確認など、業務内容は多岐にわたる。
さまざまな部署がチームワークを発揮しプロジェクトを進めていく。社内の人間関係の良さが情報共有や連携をスムーズにしている。

【渡邊さん】自分の手がけた建物が街の光景の一部になる喜び

建設業の道を選んだのは、実家が建築関連の事業を営んでおり、幼い頃から現場の雰囲気に触れて育ったからです。大学で学んだ建築の知識を生かして、PC工法による施工管理に挑戦したいと考え、大成ユーレックへの入社を決めました。

入社後は施工管理の作業所に配属され、先輩方の姿を見ながら仕事を覚えていきました。先輩からは基本から応用まで多くを教わりましたが、その中でも「分からないことをそのままにせず、きちんと理解して進むこと」という言葉が心に残っています。その言葉を胸に、疑問に思ったことは積極的に質問し、解決することで一歩ずつ前進してきました。このような気軽に相談できる風通しの良い環境に支えられ、現在も着実に成長できています。

施工管理の仕事は、工程、安全、品質、環境、コスト管理が柱になりますが、現場ごとに状況は異なり、天候の影響や不測の事態への臨機応変な対応も求められます。そうした対応力を身に付けるためには、知識を蓄えるだけでなく経験を積むことが欠かせません。これまでマンションや学生寮、高齢者向け住宅など、さまざまな建物に携わる中で少しずつ力をつけ、自信を持って対応できるようになってきました。

3年目を迎える頃からは、大きな現場で外装担当を任されています。自分で工程表や図面を作成し、それに基づいて進捗を管理する役割は責任重大ですが、やりがいも大きいです。限られた時間の中で職人さんたちにスムーズに動いてもらい、安全や品質などに気を配る毎日は緊張感がありますが、それが達成感につながっています。

この仕事ではコミュニケーション力が重要であり、もともと話すことがあまり得意ではない私にとって、それは大きな課題でした。そこで、意識して職人さんの休憩時間に顔を出し、会話をするように努めたことで少しずつ打ち解けていき、職人さんがアドバイスをくれたり、私の指示に柔軟に対応してくれるようになりました。いまでは雑談を通じたコミュニケーションが、私にとって大切な気分転換の時間にもなっています。

この仕事の最大の魅力は、自分の手がけた建物が完成し、街の一部になることです。まっさらな土地に図面通りの建物が立ち上がり、街並みに溶け込んでいく光景を見るたびに大きな達成感と誇りを感じ、「この仕事を選んでよかった」と心から思うことができます。

【吉澤さん】文系出身者も活躍中!事務業務を通じて建築プロジェクトを支える

大学時代は経済学部に在籍しており、業界や業種にはこだわらず幅広く就職活動を進めました。大学で行われた会社説明会で大成ユーレックを知り、スーパーゼネコンである大成建設グループの一員であることに興味を持ちました。建築に関する知識はほとんどありませんでしたが、経理や営業といった業務であれば自分のスキルを生かせそうだと思い、グループ会社ならではの充実した福利厚生制度にも魅力を感じて入社を決めました。

現在の部署では複数の作業所を担当し、会計や事務的業務を担当しています。協力会社からの請求処理や利益管理、各種書類の作成、決算業務など業務内容は多岐にわたり、地鎮祭や竣工式の司会を務めることもあります。入社1年目はOJT研修として、先輩に付いて少しずつ業務を覚えていきました。初めて経験する建設業界の仕事は新鮮で、学びの多い日々でした。

仕事は単なる事務的業務にとどまらず、作業所長と打ち合わせをしながら利益を確保していくことも重要な役割です。例えば、協力会社からの見積もりを確認し、過去の工事データと照らし合わせて適正価格かどうかを確認しています。また、現場を統括する作業所長にとって、工事担当者と事務担当者は「車の両輪」のような役割があります。まだ入社2年目で経験が浅く提案できることも限られていますが、少しずつ所長に頼られる存在になりたいですね。

仕事で大切にしていることは、常にメモを取ることです。先輩から依頼されたことはすぐに書き留め、業務のTODOリストを作成し、一つひとつ確実にこなすことを心がけています。この習慣のおかげで、大きなミスを防ぎながら仕事を覚え、効率的に業務を進められるようになりました。ささいなことの積み重ねですが、結果的に自分の成長につながっていると感じています。

私の仕事は直接建設工事に携わらないものの、目立たないところから作業所を支えることに、縁の下の力持ちのような確かなやりがいを感じています。作業所の仕事をスムーズに進めるためには、私たち事務職のサポートは欠かせません。書類一枚や数字一つの精査が、プロジェクト全体の成功につながると思うと、その責任の重さと同時に仕事の面白さを感じます。

さらなる成長を目指す2人が、学生のみなさんに伝えたいこと

これまでは大規模な作業所で先輩の下で一担当者として任されてきましたが、今後はひとつの物件を着工から竣工まで、自分で担当したいです。特に、これまであまり経験してこなかったコスト管理に挑戦し、工程や安全、品質をしっかりと保ちながら、利益を生み出す視点を身につけたいです。自分が作業所全体の施工管理を任された際には、職人さんたちが気持ちよく働ける環境づくりを大切にしたいですね。雰囲気が良いとチーム全体の仕事の質が向上するため、きっちりと作業を進めつつも、皆が楽しみながら仕事をできる作業所を作りたいと思います。さらに個人的には一級建築士の資格取得も視野に入れ、スキルアップを重ねていきます。

学生のみなさんには、「早めの行動」が大切だと伝えたいですね。私自身、早く動き出したことで気持ちに余裕を持って業界を幅広く眺めることができ、大成ユーレックと出会えました。建設業界は実際の作業所を見ることで会社の雰囲気や工事の進め方が分かることが多いので、インターンシップや見学の機会を積極的に活用してくださいね。
(渡邊さん)

建築や経理、法律など、業務に関連する分野についてさらに知識を深め、より大きな貢献ができるようになりたいと考えています。これまでは数億円規模の作業所を担当してきましたが、ゆくゆくは数十億円規模のプロジェクトを任されるような存在になりたいですね。今年からは後輩の指導も担当しています。伝え方次第で相手の理解や反応が変わることに気付き、自分の言葉が相手の成長につながる喜びを感じています。こうした経験から、将来的には採用業務にも携わってみたいという新たな目標も生まれました。

振り返ると、自分が学生だった頃には建設業界に進むとは思ってもみませんでした。就職活動では業界や会社に対して先入観を持たず、柔軟な視点で臨んだことで、大成ユーレックと出会うことができました。学生のみなさんも自分の可能性を広げるために「合う・合わない」を最初から決めつけず、会社説明会やインターンシップなどに積極的に参加することをおすすめしたいです。意外なところに自分にぴったりの場所が見つかることもあるはずです。
(吉澤さん)

学生の方へのメッセージ

大成ユーレックは大成建設グループの一員で主に集合住宅建設を中心に事業展開している建設会社です。特に自社工場で製造したプレキャストコンクリート(PC)を用いた建設に強みを持ち、その技術と実績は業界内でも高く評価されています。

また、社員一人ひとりの成長をサポートする体制によって、若手社員に対する研修プログラムやキャリアアップの機会が豊富にあります。これにより入社後も自身の専門性を高めることができ、責任のある仕事や働きがいにもつながっています。

そして、一番の強みは「風通しが良くチームワークを大切にする文化」があるということです。実際の社員に、「社風を一言で表すと?」という質問をすると、ほとんどの社員が「風通しが良い会社」と回答してくれるほどコミュニケーションが活発です。

どんなことでも気軽に相談や意見交換ができる、そんな大成ユーレックで是非一緒に働いてみませんか。お待ちしています!

PHOTO
社員が早期に独り立ちできるようにサポートする環境づくりに力を注ぐ。失敗を恐れずにチャレンジできる風土が、社員一人ひとりの成長を後押ししている。

マイナビ編集部から

大成建設グループの一員であり、PC工法を強みとして成長を続ける大成ユーレック。同社で働くお二人の話からは、責任ある仕事に挑戦し続ける姿が浮かび上がってきた。どちらの職場でも、先輩社員の支えを受けながら実務を通じてスキルを磨いており、若手社員が自信を育みながら成長できる環境を垣間見ることができた。

大成建設グループとあって、福利厚生の水準も非常に高い。年間休日は125日以上確保されているほか、地方出身者には社宅・独身寮が完備され、グループ施設も利用できるなど、仕事とプライベートを両立させる環境が充実している。きっとワークライフバランスを大切にしてメリハリのある生活を送り、心身ともに健やかに働けるに違いない。

さらに、社員の成長を支援する制度も見逃せない。入社後の最大3ヶ月間は一級建築士の受験に向けてスクールに通える仕組みが導入されている。講習費用は全額会社負担という手厚いサポートのもと、入社1年目で一級建築士試験にストレート合格した社員もいるという。こうした環境は、資格取得に意欲を持つ人にとって非常に心強い。若手社員の挑戦と成長を後押しし、長期的なキャリア形成を支える環境が整っていると感じられた。

PHOTO
マンションや社宅、介護施設など幅広いプロジェクトを手がける。着工から竣工までの全工程を一貫して担当できるため、経験を積むほどにスキルの幅も広がる。
  1. トップ
  2. 大成ユーレック(株)【大成建設グループ】の取材情報