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最終更新日:2025/4/14
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部署名LED用材料開発関連部署
仕事内容LED用蛍光体開発・改良業務
入社以来、LEDに用いられている「蛍光体」の開発、改良業務に携わっています。弊社の白色LEDは、青色のLED発光と、主に黄色の蛍光体の発光を組み合わせることで、白色を表現しています。さらに赤や緑などの蛍光体も搭載することで、照明やテレビ、スマートフォンなど、様々な用途に適したLEDの発光スペクトルを表現することができます。蛍光体はその発光効率や発光色がLEDの性能を左右することから、弊社の中でも重要なマテリアルの一つに位置付けられいます。私は、実際にLED製品に搭載されている蛍光体をベースとした改良業務を行っています。実際に蛍光体の試作を進めながら、上司や先輩社員の方と議論を重ねていきます。改善したときはどういった要素が効いているか、逆に改善が見られなかった場合はどういった点を変えたら良いのかなど、お互いの考えを共有しながら、より良いモノづくりを目指しています。
現在の業務に携わっている中で、最もやりがいを感じるのは、実際に自分が関わった蛍光体が製品に搭載されるようになったときです。蛍光体の開発、改良を行う際はまず、LEDの設計担当部署からある程度の特性や発光色の目標を提示されることが多く、それを達成するべくさまざま検討を重ねます。上手くいかないことも多いですが、実験や開発部署通どうしのやり取りを重ねて、改善の手法を探ります。そういった流れを経て、良い特性の蛍光体が完成し、さらにLED製品への搭載が決定したときには大きな達成感を味わうことができます。LEDの中の一部材で、そのLED自体も世の中に出ていくときは見えないことの方が多いです。それでも身の回りで弊社のLEDが搭載されている商品を使うと、もしかしたら自分の頑張った成果が人々の役に立っているのかな、と少しだけ考えてみることもあり、モノづくりに携わるやりがいを感じることができています。また、開発のスピードも早いため、製品に採用されるチャンスはかなり多くあります。難しいことも多々ありますが、やりがいを感じられる機会はたくさんあるように感じています。
私は大学院時代に、有機EL用の発光材料に関する研究を行っていました。その頃から、発光現象そのものや発光材料に対して興味を持っていました。また近年、省エネルギーの観点でLEDの普及が著しく進んでいることもあり、LEDの開発という分野に興味を持ちました。就職活動を行っていた際、若手のエンジニアの方々のお話を伺う機会がありました。そこで、若手のエンジニアのうちから活躍しやすい環境(研修や講座が多い、資格取得を援助してもらえる、社長表彰がある、など)であることや、研究費用に大きな額を充てているといった話を伺い、開発の仕事をする上で非常に魅力的だなと感じました。また、福利厚生面でも、長期休暇があり加えて有給休暇も取得しやすいことを伺い、仕事とプライベートの両立ができそうな点も良いなと感じました。そういった社風や制度に魅力を感じ、大学院時代に学んだ発光に関する知識も活かしていけたらなと考え、入社を決心しました。