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最終更新日:2025/4/19
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部署名株式会社新潟アルビレックスランニングクラブ マネージメントグループ
勤務地新潟県
仕事内容スポンサー営業、マーケティング、広報
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出身は東京都多摩市。子どもの頃からスポーツを観るのが好きで、プロ野球やJリーグにはよく連れて行ってもらった。祖父と叔父がスポーツ記者だったこともあり、自分もスポーツに関わる仕事がしたいと思うようになった。大学ではマーケティングを専攻。就活では有名な球団や新聞社をいくつか受けてみたが、狭き門だった。一旦は方向転換。内定もいくつかもらえた。でもスポーツビジネスへの思いはくすぶったまま。そんな時、ある就活イベントでNSGと出会った。「スポーツビジネス」という採用コースの紹介文に、心が奪われた。サッカーやバスケットボールなど多数のプロチームに関わるチャンスがある。その上、事業分野が多岐に渡っているので、将来のライフステージの変化にも対応できそうに思えた。もう一つ、背中を押してくれたのは採用担当の人が魅力的だったこと。誠実で丁寧な応対に安心感を覚えた。住み慣れた東京を離れるのは正直悩んだ。周りも心配した。でも、挑戦しないで後悔するのは嫌だと思った。配属は日本初の地域密着型ランニングクラブだと聞いた。「え、陸上?」。当時はどんな仕事か、想像すらできなかった。
設立以来、日本を代表するトップアスリートの育成からジュニアスポーツの普及、スポーツを通した健康づくりなど、「地域の元気と健康に寄与できるクラブづくり」を掲げた活動を続けている。周りは陸上経験者ばかり。「何の競技をやっていたの?」。どこに行ってもそう聞かれる。「未経験です」と答えると、面白がって逆に名前を覚えてもらえた。大会運営、イベント企画、スポンサーへの提案や報告。1年目からいろんな仕事を任せてもらえた。失敗もたくさんした選手がつけるゼッケンの発注を任されたときのこと。ゼッケンは通常「胸と背中」の2枚。1人1枚分しか発注しなかったことが発覚したのは大会二日前。緊急対応で乗り越えたが、今思い出しても冷や汗が出る。オリンピック選考を兼ねた大会でメディア対応を担当したときは、選手インタビューが急遽リモートに。イヤホンが足りないとわかり、スピーカーに切り替えると今度は風で音が聞こえない。ライブ配信で60数社の報道機関に共有することになっているなかで失敗はできない。なんとか乗り切ったものの、このときも胃が痛くなった。「また勉強になったな」。それでも上司は温かく見守ってくれた。
陸上はまだまだマスメディアへの露出は少なく、広告媒体としての価値は高くない。だからこそ知恵で勝負する。コロナ禍で陥りがちな子どもたちの運動不足解消を目的に、学童保育を巡回して、運動指導をするイベント「キッズキャラバン」を企画した。夏休みだけで約40か所、延べ1,400人以上の子どもたちが参加した。そのキャラバンにスポンサーの冠名をつけた。その場でスポンサーの商品をプレゼントして、喜ぶ子どもたちの笑顔をSNSにアップすると、親御さんが拡散してくれた。「お姉さんと一緒にやろうか」。運動が苦手な子にこそ積極的に声をかけた。陸上を知らない自分だからこそ、見える景色がある。コロナ禍で中止になった代替イベントでは、子どもも大人も車椅子の人も、誰もがランニングを楽しめるように企画した。用意したホワイトボードには、たくさんのコメントが書かれていた。「来年こそ絶対走るぞ!」「がん検診を受けましょう」「新潟に元気を!」。SNSで紹介すると、たくさんの人が広げてくれた。スポンサーさんも喜んでくれた。スポーツを通して笑顔が生まれる。「あ、私、これがやりたかったんだ」。七転八起の日々だけど毎日が楽しい。
NSGグループには商社、広告代理店、教材出版、資格検定、学習塾、学校(専門学校・大学など)、病院、福祉施設、スポーツ関連など、様々な仕事・活躍の仕方があります。ぜひ、ページ上部の「この企業の先輩一覧」から他の先輩社員もご覧ください。参考になる社員や自分の志向に近い人がいるかもしれません。