社会医療法人 恵仁会

祖父が最期に入院していた病院であり、 その当時の師長さんが誤嚥性肺炎で食べたい気持ちはある状況で食べられない祖 父に対してオレンジジュースで口腔内をスポンジブラシで湿らせてくださいました。 その様子を見て自分も患者さんやそのご家族さ んの気持ちに寄り添える看護師になりたいと思い、 看護師を強く目指すようになりました。 また、 認知症認定看護師の資格取 得も将来的に考えており、 自分の学びたい看護がこの病院で学べるのではないかと思い決めました。

部屋持ち業務を行い、基本的に8~10人ほどの患者さんを受け持たせていただいています。 基本的に整形 ・ 内科系の疾 患の方が多く、退院やお看取りに向けて多職種で話しながら必要な治療やケアを提供しております。 バイタル測定から採血、吸 引、導尿、点滴等専門的なケアを実施しています。

患者さんの喜ぶ顔を見たとき、 自分の知識を生かしてケアにあたり先輩に褒められた時にやりがいを感じます。 苦労したのは自分の理想と現実とのギャップです。 お看取りの患者さんの想いと身体状況が合っておらず希望に添えないときや 一日の中で記録に専念して患者さんとの関わりが少なく思いを聞けないことがありました。

分からないことは必ず調べる、 先輩に相談しながら一つ一つ吸収していき、自立して行える業務を増やしていくことが目標で す。将来的には認知症か老年系の専門資格の取得を行い、専門的知識を活かしてより良いケアに繋げるとともにチームに頼ら れる人材になりたいです。

学生時代、就職してからも壁にぶつかることもあるかと思いますが、 苦労したことや悩んだことは必ず自分の成長につながると 思います。自分のなりたい看護師像や目標を忘れずにがんばってください。