最終更新日:2025/3/17

足立成和信用金庫

  • 正社員

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人々の暮らしに役立ち、地域創生にも一役を買える。そのためのチカラを磨く職員たち

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私たちと地域の関わりを紹介します!

足立区とその周辺エリアに拠点を集中させ、90年以上、地域に一番近い存在としてお客さまに寄り添ってきた足立成和信用金庫。3名の職員に入庫理由や仕事の様子、職場風土などについて語っていただきました。

■吉岡 拓真さん(写真左)
本店 営業係
2022年入庫/法学部卒

■進藤 日南子さん(写真中央)
花畑支店 営業係 主任
2021年入庫/家政学部卒

■仲村 脩史さん(写真右)
中央支店 営業係 推進役代理
2015年入庫/地域医療スポーツ学部卒

先輩職員からひと言!

「入庫前に想像していた以上に、地域の方々と親しみを持って関われていますね。『信金さん』ではなく『吉岡くん』と呼んでくださるお客さまも増えてきました」(吉岡さん)
「足立区は情に厚いお客さまが多く、下町ならではの人の温かさがある地域だと感じます。私のように地元出身ではない職員でも馴染みやすいと思います」(進藤さん)
「お客さまの近くにいて、頻繁に顔を出せるのは信金の強み。お客さま同士の距離も近いので、地域のハブとなって事業活動に貢献できる手応えも感じています」(仲村さん)

知識を磨くほどお客さまに役立てる。その実感が学習意欲につながっています/吉岡さん

生まれ育った足立区に貢献できる仕事を探すなかで、足立成和信用金庫は古くから家族が取引をしており身近な存在でした。人とのコミュニケーションが好きなので、地域のお客さまに寄り添って仕事ができる点に一番の魅力を感じ当金庫を志望しました。

金融知識はほぼゼロからのスタートでしたが、2ヶ月間の新人研修でしっかり学べたので、配属後もスムーズに仕事を始められた実感があります。その後のOJT期間に先輩から学んだのは、お客さまのニーズを汲み取ることの大切さです。一人ひとりに最適な提案をするには、融資や投資信託など幅広い知識が必要なことも教わりました。

1年目の秋に独り立ちした直後は、お客さま先を訪問しても深い話にまで至ることができず、持ち帰って確認する内容も多かったですが、最近は少しずつ信頼関係を構築できてきた手応えを得ています。担当する約200件のうち半数弱のお客さま先には毎月必ず訪問していますし、8割以上が既存のお客さまなので、定期的に顔を合わせて距離を縮めてきました。心がけているのは、お客さま自身や仕事内容に興味を持って話をする姿勢。趣味や家族のことも含め、幅広く会話をしながらニーズを拾えるよう意識しています。

一方で、知識面にはまだまだ課題があります。事業の決算書等を拝見した際、先輩たちのように細かい部分に気づいて助言ができるような力を磨いていきたいですね。不動産などの知識も幅広く身に付けて、質問いただいたことにその場で何でも答えられる職員になることが目標です。昇進も目指しており、証券外務員や生命保険募集人などの業務に必要な資格は一通り取得しました。定時に帰れる日が多いので、平日にも勉強時間を確保できています。

この1年は、コロナ禍の影響による融資のご相談もたくさんいただきました。自分なりに考えて提案した内容を歓迎してくださったお客さまもいます。無事に融資が通った後に「吉岡くんのおかげで助かったよ」とお言葉をもらえた際には「頑張ってよかった」と心から喜べました。お客さまとはとてもフランクに、親しみを持って関われています。今年は地域の祭りなども再開し、町会長の誘いで神輿担ぎにも参加しました。金庫内の野球部にも入っているので、週末は支店の垣根を超えて幅広い年代の職員との交流を楽しんでいます。

資格取得にも注力。異動のたびに、さまざまな分野の知見を広げられています!/進藤さん

私はこれまで3つの拠点を経験しています。研修後、最初に配属となったのは、本部の資産形成サポートグループです。国債、投資信託、保険などに関する詳しい情報が必要なときに営業店から問い合わせが来る部署で、営業係と一緒にお客さま先に同行訪問したり、電話で説明したりするのが主な業務です。知識は1件1件に対応しながら必死で勉強しました。営業係向けの勉強会で講師を務める機会もいただき、わかりやすく伝える説明力も磨けた1年間でした。

2年目の秋からは、個人のお客さまを対象に資産形成の相談や案内をしている六町地域応援相談プラザへ。前部署で学んだ知識も活かせましたが、教育ローンや学資保険などの個人向け融資は、ここで初めて扱いました。受け身でいると多くの方に案内ができないと感じたことから「電話で来店誘致のセールス活動をしたい」と上司に提案し、積極的に外向きのアプローチができたことも良い経験になりました。継続的に「進藤さんに相談したい」と尋ねてきてくださるお客さまにも出会うことができ、頼っていただけるやりがいも感じられた半年間でした。

そして半年前から現在の花畑支店に赴任し、営業係を担っています。日常的な会話をするなかで「そういえば」と相談いただけることも多いので、お客さまと接する際にはプラスαの話ができるよう心がけています。これまでの業務を通じて預かり資産に詳しくなれたことは、営業として大きな強みになっていると感じますが、これまで扱っていなかった法人向け融資にも関わる機会が増えているので、この分野の知見を養うことが目下の目標です。

資格取得支援制度を活用し、1年目には業務に必要なものに加えてファイナンシャルプランナーの資格も取得しました。今年は宅地建物取引士に挑戦する予定です。自分の生活にも役立つ知識が学べることや、限定された地域で転居せずに異動ができ、幅広い業務経験が積めることは当金庫で働く良さだと感じています。言葉にして褒めてくださる先輩が多く、話しやすい上司の下でのびのびと働けています。社風の温かさは、就職活動中に感じた印象どおりですね。面談日程が教育実習と被った際に人事の方が快く調整してくださり、学生思いの姿勢に惹かれたことが入庫の決め手になりました。

人との距離の近さが当金庫の魅力。不動産から企業案件まで幅広く手がけています/仲村さん

お客さまのことを一番考えている金融機関だな、そう感じたことが当金庫に入ろうと決めたきっかけです。平日夜や土日にもお客さまが相談に来ることができる「地域応援相談プラザ」の取り組みを実現している企業姿勢に魅力を感じました。

入庫後は3つの支店で営業係を務めてきましたが、同じ足立区内でも地域ごとにカラーがあり、幅広い業務を経験できています。最初の南花畑支店では区画整理が行われる地域の担当になり、不動産に関する知識を身に付けることができました。4年目に異動した本木支店は高齢のお客さまが多い地域で、相続や税に関する相談をいただくことが多かったですね。支店の移転に伴い、建物の売却を担当する貴重な経験もできました。本部・支店・不動産業者・地主の4者間に入り、それぞれの意見を聞きながら着地点を見出していく過程では、折衝力が大いに磨かれた実感があります。

現在の中央支店は一番大きな支店ということもあり、規模の大きな企業さまの融資案件を数多く担当しています。毎日のように経営者の方々の意見や考えを伺えており、私自身の視野も広がっています。担当地域やお客さまが変わっても、営業係として常に心がけているのは、フットワークの良さ。お客さま先にいち早く伺い、Face to Faceで相談に乗れることが、信用金庫として一番価値を発揮できる部分だと考えています。

目標数字に対して妥協なく取り組むことも大事にしており、半期ごとに上位者が発表される総合表彰にも累計8回ランクイン。仮に目標を達成できなくても努力する姿勢が重要だと考えており、日々計画的に取り組むようにしています。2年前に係長職をいただいた以降は、後輩のお手本になるような仕事のしかたも意識していますし、支店内の融資推進役も任せていただいているので、最近は新規の飛び込み営業にも注力しています。引き続き、いろいろなお客さまから頼っていただける営業係を目指していくつもりです。

私が感じる当金庫で働く魅力は「あらゆる人との距離が近いこと」。職員とお客さまとの距離感だけでなく、お客さま同士の距離も近いので、紹介を通じてビジネスマッチングが成立することもしばしば。職員間の距離も近く、とても風通しの良い職場です。社内のサッカー部にも所属しており、月2回の練習や大会出場を楽しんでいます。

学生の方へメッセージ

足立成和信用金庫は長らく地域に根ざしてきた金融機関ですが、創立100年を迎えるにあたり、「自分たちの側から、よりいっそうお客さまに近づいていこう」という意気込みを新たにしています。今まで以上にお客さまのところに出向いていき、それぞれの課題解決のための活動を行っていこうと考えていますし、デジタル化が進む時代においてもお客さまの利便性を損なわないよう、意志を持って現状の支店網を維持していく方針です。

地域に根ざした金融機関ですので、一人ひとりのお客さまとの関係に加え、商店街や町内会との良好な関係を築いている職員も少なくありません。今年は「コロナ禍以降、初めて地域の祭りに参加できて楽しかった」という声も多く聞かれました。職員同士の仲も非常に良く、職員の家族も含めたBBQなどのイベントや部活動も盛んです。今年は近隣大学の体育館を借りてさまざまなスポーツを楽しむ「インドアスポーツ部」も新たに始動しました。

金融機関は日々たくさんのお客さまと話をしてコミュニケーションを図る、人と人との関わりが中心の仕事です。「人とのつながりを大切にして働きたい」という方に、当金庫のような選択肢があることをまずは知っていただければ大変嬉しく思います。

(人事担当/森田さん、長谷川さん)

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「説明会では仕事内容だけでなく、明るく会話好きな先輩職員たちの人柄や職場の雰囲気の良さについても、ぜひ自身の目で確かめてみてください」(森田さん・長谷川さん)

マイナビ編集部から

限られた地域に密度濃く支店を出す「狭域高密度」の拠点展開を行い、地域の人々や経済に貢献している足立成和信用金庫。今回の取材では、同金庫の未来を担う若手・中堅世代の職員に話を聞くことができた。

明るくはつらつとした笑顔、柔和な物腰、責任感や頼りがいに満ちた言動など、それぞれのキャラクターや個性は違っていたが、共通していると感じたのは、地域に住む人々に対する温かい眼差しだ。お客さまのために自分たちにできることがあれば積極的に行動しよう、そのために必要な知識やスキルがあるなら身に付けよう。そんな職員たちの思いと前向きな姿勢が、“あだちせいわ”の長い歴史を支えてきたのだろう。

ここ数年はコロナ禍の影響を受ける事業者の支援にも熱心に取り組んでいるとのこと。「地域経済の発展を一緒に考える立場」として、地域の事業者らからも頼りにされている様子がうかがえた。足立区には都内の菓子業者の約3割が集まっていることから「お菓子のまち あだち」のPR活動を担ったり、地元食品の商談会を開催したりと、金融機関の仕事のイメージとは一味違った取り組みも行っており、地域のための思いや発想を柔軟にカタチにできる組織という印象を受けた。

地域経済に興味がある、お客さまの顔が見える仕事をしたいという人には、最良な選択肢となりうる金融機関だと感じた。

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複数の営業店で外訪活動・窓口などの業務を経験しながら、幅広い知識を持った職員へと成長できる。育児休暇制度の拡充など、職場の働きやすさも年々進化させているそうだ。

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