最終更新日:2025/5/1

(株)中京医薬品

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 商社(薬品・化粧品)
  • 薬品
  • 食品
  • 化粧品
  • 商社(医療機器)

基本情報

本社
愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

誰かの毎日に貢献、寄り添うことが、私たちの仕事です。

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自己成長しながら、キャリアアップを実現できる環境です

お客さまと対面で接する配置薬の営業活動。その根本にあるのは“ふれあい”の姿勢です。お客さまの健康を守るという使命感のもと、それぞれのポジションで活躍している3名の社員にお話を伺いました。

(写真左から)
★末吉史明さん/ヘルス・ケア事業部 営業第2課 課長/2001年入社
★羽田安寿さん/ヘルス・ケア事業部 営業第1課 浜松営業所/2022年入社
★坂田凌生さん/ヘルス・ケア事業部 営業第2課 豊田営業所/2024年入社

私が大切にしていること

親しくなったお客さまに対しても、挨拶などその日の第一印象は常に意識しています。そして、お客さまの言葉に耳を傾け、目を見て話すように心がけています(坂田さん)
短い時間で、お客さまに笑顔になっていただくために、気の利く言葉を見つけるよう努めています。ヒントが欲しい時は、今でも先輩に同行してもらいます(羽田さん)
若手がチャレンジできる環境づくりです。「失敗をしてもいいので、やってみる。取り返しはつくので、恐れることなく失敗をしなさい」と言い続けています(末吉さん)

お客さまと接する中で、“もっとお役に立ちたい”と向上心が芽生えます/坂田さん

Q.貴社に入社したきっかけと入社後の流れについて教えてください。
私の親が看護師をしている影響で、誰かの健康をサポートできる仕事がしたいという想いがあり、この業界を軸に就職活動を行いました。全国展開している規模感や、健康・生活を支えるさまざまな商品・サービスを提案できることから、成長イメージが湧き当社への入社を決意。入社後は1週間の集合研修でビジネスマナーや仕事に対する考え方、進め方などを学びました。配属後は先輩に同行し実務を覚えていくと同時に商品知識や身体、病気に関する周辺知識を勉強していました。独り立ち後も月に1度、全国から同期が集まるフォローアップ研修が用意されています。元々「配置薬」がどういうものなのか詳しく知らなかった私ですが、しっかりと基礎を教えてくれる研修制度にとても安心しました。

Q.今の仕事内容を教えてください。
身体や薬に関してさまざまなお悩みを持っておられるお客さまに対して、健康に関するアドバイスや常備薬をはじめとした健康関連商品などのご提案を行っています。定期的に顔を出し、体調の変化などを確認。身体のお悩みだけではなく、いろいろなお話ができるので毎日楽しく仕事に取り組めています。「あの薬は良かったよ。助かった」という感想を言ってくださることもあり、人々のお役に立てている実感を得られ嬉しく感じます。薬をはじめとするヘルスケア商品は結果がすぐに現れるものではありません。そのため、私たちの仕事は売って終わりではなく、そこからがスタート。アフターフォローが1番大切であることを意識して日々取り組んでいます!

Q.職場の雰囲気は?
チームの一体感が1番の魅力。誰かが困っていれば、みんなで助け合う社風です。また私の年は11名が新卒で入社しました。同期とも仲が良く、近くに住む仲間とはプライベートでも親しくしています。また、先輩たちとの距離も近く、和気あいあいとした雰囲気のなかで働くことができています。

今後の目標としては、まず1年目は新人賞をめざしています。お客さま一人ひとりに真摯に向き合う姿勢を忘れることなく経験を積み重ね、3年以内に所長を任せてもらえる人材になりたいと思っています!

人材育成や働きやすさの面でも、社員思いが徹底された会社です/羽田さん

Q.4年目を迎えた今の仕事内容を教えてください。
お客さまのもとへ定期的に訪問し、健康に関するお悩みやご不安に寄り添っています。最初の頃は先輩の見よう見まねで仕事に向き合ってきましたが、年次とともに自分なりに工夫した提案を行い、一人ひとりのお客さまに合わせた話し方もできるようになりました。お客さまとの関係性も良好で、病院やクリニックの先生に話しにくい些細なお悩みなどもお話しいただけています。
また、後輩の指導も行っています。教えることで、 “ここで悩んだな”と自分の振り返りにもなりますし、成長していく後輩の姿に私も背中を押されるような気がします。

Q.あなたの営業スタイルを教えてください。
お客さまとの距離を縮めることを重視しています。特に私は管理栄養士の資格を持っているため、栄養や食事に関する話も積極的に聞いています。例えば退院されたばかりのお客さまの場合、ご自宅にある食材で病院食に近いものをつくる方法をお伝えしたり、サプリメントと薬の飲み合わせについてご紹介したりすることも少なくありません。「あなたに教えてもらって良かった」と言っていただくことがやりがい。「いつでもデリカ」という置き食サービスに関しても、高齢で自動車免許を返納され、近くにスーパーがなくて買い物に行けないという方もいらっしゃるため、とても重宝いただいています。

Q.会社の雰囲気はどうですか。
営業所としては、昨年優秀賞をもらい、ますます一体感が増しています。お互いを想い、助け合う雰囲気があり、温かい職場です。また、定期的にエリア単位で行われるBBQやボウリング大会も楽しみの1つで、普段関わりの少ない他部署の社員とも交流を深めることができます。その他、全国から女性営業社員が集まり、接客の仕方などの情報共有はもちろん、外部講師を招いて服装や仕草・話し方を学ぶ女性営業社員研修も用意されています。他の営業所の女性社員同士、互いに高め合い、励まし合えるすごく好きな時間です。

今後は後輩とともに若手のパワーで職場を盛り上げ、ゆくゆくは所長をめざします。女性の所長もいるので、少しでも追いつけるよう頑張ります!

最高の商品を、最高の社員がお届けするスタイルづくりに努めています/末吉さん

Q.入社後の歩みを聞かせて下さい。
私は入社後1年半ほど地元の大分県で営業活動を行い、所長になりました。その後、福岡県にある小倉営業所でも7~8年ほど所長を経験。部下の人材育成に務め、全員が無事に所長になったタイミングで課長を拝命しました。当時は会社として九州エリアを拡大しようとしている段階で、新規のお客さまの獲得にも奔走し、出店計画にも携わりました。営業を長年行ってきましたが、成績に関して思うようにいかない時期も当然ながらありました。私は不調だなと感じたら、挨拶や接客の仕方など、基本に戻ることを意識してきました。その方法は、今も部下に伝えています。

Q.課長として心がけていることを教えてください。
エリアマネージャーとして、私の場合は13の営業所を担当し、60名強の部下がいます。所長まではプレイングマネージャーですが、課長は各営業所のモチベーションを高め、結果につなげることが務め。研修やマニュアルの内容などの作成に携わり、講師として前に立つこともあります。当社で活躍する社員は、お客さまを自分の家族のように思っています。何度も訪問するお客さまに対し、目先のことだけを考えていたのでは成果につながりません。社内に対しても同様で、営業所全体のことを考え、動く姿勢が求められます。このような姿勢を私自身が率先して行動に移し、後輩に伝えていくことを心がけています。

Q.会社の好きなところは何ですか。
入社して約25年。大きく変わったのは働き方です。夜遅くまで仕事をしていたこともありましたが、今はほとんど定時であがり、しかも直行直帰が基本です。一方で変わらないことは、チームでの評価体制。各営業所が5名ほどの少数精鋭のため、みんなで力を合わせて頑張ろうというスタイルは、私自身もとても気に入っています。また、会社としては商品力と人間力が強みでしょう。お客さまの声を、すぐに自社商品に反映できる上、各社員が担当する顧客数は650件ほどと同業他社に比べて絞っているため、より多く訪問を重ね、密な人間関係づくりができる環境です。

今後も会社の成長に貢献し、社員から「この会社で良かった」と思ってもらえる職場づくりを進めていきます。

学生の方へメッセージ

営業職といっても、業界や会社によって仕事の進め方はさまざまです。その中で配置薬の販売は、お客さまを定期的に訪問し、ご利用いただいた分だけの代金をいただくのが基本。そして「健康アドバイザー」の職種名通り、健康に関するお困りごとをお聞きし、適切なアドバイスをさせていただきます。いわゆる"売り込む"営業とは異なるため、お客さまの言葉に真摯に耳を傾け、地域に寄り添った活動や社会貢献がしたいという方に最適です。

しかも当社が提供するのは、ほぼすべてが自社開発のPB(プライベートブランド)商品です。薬だけでなく、医薬品・サプリメントなどのヘルスケア商品や日用品、さらには常温保存できる無添加食品の「いつでもデリカ」という置き食もお届けしています。一方で入社前に専門的な知識やスキルは一切不要。入社後の研修やOJTなどを通じ、基礎の基礎から学ぶことができますし、薬の知識は登録販売者という資格の取得にもつながります。

就職活動では悩むこともたくさんあるでしょう。待遇面や知名度に惹かれ、迷うこともあるかもしれません。ですが大切なのは長く働くことのできる環境を選ぶことです。職場の雰囲気や、人の役に立つ仕事かどうかなどの面にも目を向け、悔いのない会社選びをしてください。
●人事課 石川さん(写真左)石井さん(写真右)

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「若手のチャレンジを応援する当社では一人暮らし支援や、奨学金返還支援制度なども充実しており、安心して長く働ける環境づくりに努めています」(石川さん、石井さん)

マイナビ編集部から

「健康づくり、幸福づくり、人づくり」を理念に、配置薬を通じた“ふれあい業”を信条とする中京医薬品。赤い救急箱に入った薬は個人宅への提供はもちろん。従業員満足度の高い福利厚生に取り組みを行う企業からの依頼も多く、同社の業績も安定している。全国にある拠点数も、今後は関東・関西エリアを中心に、さらにその数を増やしていく予定とのことだ。

扱う商品も、ほぼ100%が自社ブランド品で揃えている。しかも同社は工場を持たないファブレス企業でもある。そのメリットとしては、錠剤や粉薬、ドリンクなど、それぞれの専門メーカーと協力し合うことで、“このタイプしかできない”という偏った商品構成を避けることができ、つねにニーズや時代にマッチした商品を生み出し続けていける点にある。

社員の誰もが、地域に貢献したいという高い意識を持っている点も見逃せない。3ヶ月に1度の訪問時には熱中症やインフルエンザなどの季節の情報を提供するとともに、お客さまの声を吸い上げ、次の商品開発に活かそうと積極的に取り組んでいる。そうした活動は一人暮らしの高齢者の方の見守りにもなり、家族から感謝されることも多いという。
一口に「営業」といっても、さまざまな活動の仕方があるのだなと、改めて実感した取材であった。

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営業所を1つのチームと捉え、みんなでサポートし合いながら活動を行っていく。その分、互いをライバル視する雰囲気はなく、営業ノウハウもみんなで共有していく。

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