社会福祉法人　三幸福祉会【三幸グループ】

捨ててはいけないファミリーの飲み物を誤って破棄してしまいました。そのファミリーにとってとても大切な飲み物で、自分自身の不注意で破棄してしまったことへの申し訳なさとフロア職員に迷惑をかけてしまったことにとても落ち込みました。再発防止策を考えるにあたって「破棄してしまったこと」に注目するのではなく、「破棄してしまう環境にあったこと」に注目しようと先輩より話がありました。他の飲み物と区別がつきにくかったことや引き継ぎが上手く出来ていなかったことが原因として挙げられました。介護をするうえで事故は避けられないこともあると思います。しかし、そこで広い視野を持って再発防止に努められる先輩のようになりたいと思いました。事故をきっかけに目標ができ、そして次につなげることが出来たとポジティブに考えることで失敗を乗り越え、再発防止にも取り組めました。

一年目はとにかく「安全な介護」を意識して介助を行いました。経験も知識も足りない中で不安でしたが、最低限ファミリーを傷つけないように一つ一つの動きに注意していきました。大きな事故なく1年目を終えることができました。知識や技術も確実に身についた一年になりました。2年目は「ファミリーの気持ちに寄り添う」ことを意識して日々の介助に当たっています。まだまだ自分の介助方法や声掛けがファミリーに適しているか自信はありませんが、フロア職員や多職種の方々の意見をたくさん取り入れてファミリーの気持ちに少しでも寄り添えるようになりたいです。

22時に出勤します。遅番者にその日の引継ぎを行ってもらい、そこからフロアで7時まで一人で業務にあたります。
23時から3時頃までオムツ交換や体位交換、コール対応を行います。またファミリーがゆっくり休めているか見回りも定期的に行います。6時ごろよりファミリーの起床介助を行います。着替えや整容のお手伝い、義歯の装着などたくさんのことを行うので、この時間が一番忙しいです。7時になると早番者が出勤をするので引継ぎを行い、退勤します。夜勤は一人ですが緊急時は事務所の方が待機してくれています。何かあっても一人で対応することはなく、安心して業務に当たれます。