最終更新日:2025/4/17

テラテクノロジー(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

充実した研修制度や資格取得支援も背景に、SEとして着実に成長できる環境がある!

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一つのプロジェクトに腰を据えて取り組む中堅社員の挑戦と成長

公共、通信ソリューションを中心に、金融や製造、情報サービスなど幅広い分野のシステム開発を手掛けるスペシャリスト集団であるテラテクノロジー。同社で活躍中の中堅社員にお話を伺った。

【写真左】 A.A.さん
第2システム開発事業部 サービス基盤システム部
(2017年入社/システム理工学部卒)
【写真右】 K.S.さん
第1システム開発事業部 社会基盤システム第2部
(2014年入社/文理学部卒)

先輩社員は語る

「資格取得のコツは過去問をたくさん解くことだと思います。最近はオンライン学習プラットフォームを積極的に活用するようにしています」(A.A.さん)
「当初はお客さまのご要望を理解するのに上司に頼る場面が多々ありましたが、最近は即座に理解できるように。成長を実感しながら仕事に取り組めています」(K.S.さん)
「有給休暇も取得しやすい環境で、月に1~2日は有給を取るようにしています」(A.A.さん)「学びの機会が豊富な仕事。求められるのは知識よりも意欲です」(K.S.さん)

AWSのアクセス権限の運用支援に従事。資格取得のための勉強を通してスキルアップを図る(A.A.さん)

学生時代はシステム理工学部で、画像処理技術など情報系の研究に取り組んでいました。企業研究にあたってはIT企業を中心に見ていましたが、当社への入社を志望するきっかけとなったのは、大学3年生の夏に参加した就業体験。プログラミングやバグ取りの体験とともに、人事担当者や開発メンバーと話をする機会が設けられていたのですが、先輩社員の明るくてフレンドリーな人柄、和気あいあいとした職場の雰囲気に惹かれました。資格取得支援や年間休日数の多さなど、福利厚生の充実も魅力的でした。

2017年に入社後、まずは1年間の新入社員研修を経験。はじめの2カ月間は座学による集合研修が用意されており、そこでは基本的なビジネスマナーの習得や、Javaによるプログラミングやチームでの開発演習に取り組みました。情報系の学部を卒業しているとはいえ、学生の頃はC言語が中心。プログラミングについて一から体系的に勉強したことはなかったので、研修では非常に多くの学びを得ることができました。

その後、10カ月間のOJT研修が始まるタイミングで第2システム開発事業部のサービス基盤システム部に配属され、現在はアマゾン・ドット・コムのクラウドサービス「AWS」のアクセス権限の運用支援に携わっています。実際にAWSを使用されるお客さまは、AWSのクラウド上に約500ものアカウントを持ち、基幹システムを中心に大規模なシステムを構築・運用しています。各アカウントには閲覧制限などがありますが、お客さまの要望に対し情報漏洩の危険性はないか・他の仕組みへの影響はないかといった検証や、付与方法の確認などを行った後、必要な権限を付与しています。これにより、セキュリティを強化しながら、AWSを柔軟に運用できるようにするのが私たちのミッションです。

最初の数年間はタスクをこなすので精一杯でしたが、最近はサブリーダーとしてマネジメント寄りの仕事をする機会も増えてきました。専門的な知識やスキルを身に付けていく上では、「AWS認定ソリューションアーキテクト」などAWS関連の資格取得のための勉強が役に立っています。自分の手で問題を解いていくうちに、今携わっている仕事の意味や目的が見えてくるんです。さらに当社では資格取得のための費用を年間5万円まで負担してくれる制度や、資格手当、報奨金制度など、スキルアップのための仕組みも充実。高いモチベーションを持って勉強に取り組むことができています。

トラックの車両運行・動態管理システムの開発に挑戦。外部研修・セミナーにも積極的に参加(K.S.さん)

大学では情報システム解析学科に所属。CやC#によるプログラミングについて学び、卒業研究では、日本語学習者が敬語の使い方を効率的に学ぶためのシステムの開発に取り組みました。企業研究にあたってはシステム開発会社を中心に会社選びを進めることに。当社は公共系や通信系を中心にさまざまな分野のシステムの開発に関わっており、その上流から下流まで、システム開発の全ての工程に携わることができる点に魅力を感じました。当社の社員の明るく、優しい雰囲気も決め手となり入社を決めた次第です。

2014年に入社後は新入社員集合研修を経て、第1システム開発事業部の社会基盤システム第2部に配属されました。以来約10年間、トラックの車両運行・動態管理システムの開発に携わっています。このシステムは運転日報の自動作成をはじめ、トラック運転手の労務管理、車両位置や運行状況等のリアルタイムでの動態管理、省燃費・安全運転のための改善点をアドバイスする機能など、効率的な運行管理を実現するために必要な機能を網羅しています。こうしたシステムの中でも、私たちのチームではトラックの運行データを労務管理・勤怠管理システムに反映する仕組みをはじめとする追加機能の開発ならびに、システム全体をスムーズに運用するための改善活動に取り組んできました。最初のうちはプログラミングやテストなどの下流工程に携わっていましたが、キャリアを重ねるにつれてシステムの設計を手掛けたり、チームリーダーとして後輩社員のマネジメントに携わったりと、仕事の守備範囲は着実に広がっています。

トラックの車両運行・動態管理システムの開発にあたっては、ITに関する知識やスキルはもちろん、豊富な業務知識が欠かせません。私の場合はわからないことに直面するたびに、書籍やインターネット、各種資料を調べたり、上司や先輩に相談したりして解決してきました。また外部研修・セミナーを通してスキルアップを図ることができるのも当社の大きな魅力です。現在取り組んでいる仕事に直結するか否かにかかわらず、自分の興味のあるテーマの研修・セミナーに参加することも可能。最近はテスト工程の自動化に関する研修に参加しましたが、知識やスキルに絶えず磨きをかけていくことができるのはありがたいですね。

システム開発の仕事のやりがいと、今後の目標(A.A.さん・K.S.さん)

■“プラスα”の価値を提供できる人材に(A.A.さん)
特定のアカウントに一時的に高権限を与える仕組みなど、自分で何らかの仕組みを作成し、実際に意図通りにきちんと動いたときが1番楽しく、やりがいがあります。なかなか思うように動かないことが多いので、何度もテストを繰り返し、エラーを一つひとつ潰していく必要がありますが、やり遂げたときの達成感はとても大きいです。サブリーダーとなった今は、こうした仕事を後輩に任せるケースも増えてきていますが、後輩に自力で問題を解決できるようになってもらうため、アドバイスの仕方を一工夫。質問に対してすぐに答えを与えるのではなく、原因や解決策を自分の頭で考えてもらうような助言をすることで、成長を促したいと考えています。

今後は「AWSのことなら何でも任せてください」と胸を張って言えるよう、AWSの知識やスキルをより一層深めていきたいですね。AWSでのサーバーの構築・運用など、これまで以上に幅広い業務を手掛けていきたいと思っています。また、お客さまのご要望に応えるだけでなく、「こういうやり方をした方がコストを抑えられますよ」といった具合に、“プラスα”の価値を提供する力を身に付けるーーこれが現時点での私の目標です。

■企業理念「技術とサービスで社会に貢献する」の実践(K.S.さん)
お客さまである自動車メーカーのウェブサイトには、私たちが開発に携わっている運行管理システムの機能や導入事例を紹介するページがあります。自分が開発に携わった機能が大々的に紹介されているのを見たときには、当社の企業理念である「技術とサービスで社会に貢献する」を実践できているという感触もあり、大きなやりがいを感じられました。ちなみに最近は基本的にフルリモートで仕事をしているのですが、雑談を積極的に交えながら、メンバーとしっかりコミュニケーションを取るように心掛けています。チーム全体の仕事の質を高めるためにも“結束力”を高めることが大切だと考えているからです。

今後の目標は、マネジメント力をさらに向上させ、「K.S.がいれば、このプロジェクトは大丈夫だろう」と思ってもらえるような存在になること。そのためにも、お客さまの意見を鵜呑みにするのではなく、システムエンジニアとしての自分の意見をしっかりと伝え、プロジェクトをより良い方向に持っていく力を身に付けたいと思っています。

学生の方へメッセージ

【A.A.さん】
企業研究にあたっては、自分にとっての「働きやすさ」を選ぶことが大切です。そして「働きやすさ」を最も左右するのは、どのような“人”と一緒に働くかではないでしょうか。企業セミナーやインターンシップ等に参加することで、どのような社員が仕事をしている会社なのか、職場の雰囲気はどのようなものなのかを自分の五感で確かめていくのもいいかもしれません。ちなみに当社で活躍できるのは、適切なタイミングでヘルプを出せる人です。わからないことを自分で調べるのも大切ですが、仕事を抱え込んでしまっては意味がありません。ある程度調べても解決できない問題に直面したときは、積極的に周囲を頼る習慣を身に付けてもらいたいですね。

【K.S.さん】
企業研究にあたっては、何よりも「自分は何をやりたいか」を明確にすることが大切だと思います。一言でシステムエンジニアといっても、その仕事内容は実にさまざま。漠然と会社選びをするのではなく、「どのような業界・分野向けのシステムを開発している会社なのか」「上流から下流まであらゆる工程をトータルに手掛ける会社なのか、特定の工程に特化した会社なのか」「メーカー子会社系か、独立系のシステム開発会社か」といった点に着目しながら、自分に合った会社を選んでいってください。

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リモート勤務の社員も多く、メンバーとはオンライン会議ツールやチャットツールを用いて、基本の朝会・夕会をはじめ、積極的にコミュニケーションを取り合っているという。

マイナビ編集部から

「技術とサービスで社会に貢献する」を企業理念に掲げ、公共ソリューションや通信キャリアソリューションをはじめ、金融や製造、情報サービスなど、幅広い分野のシステム開発を手掛けるテラテクノロジー。今回、同社で活躍中の中堅社員2名にお話を伺って感銘を受けたのは、高度な技術力が求められるプロジェクトに腰を据えて取り組みながら、専門的な知識やスキルにコツコツと磨きをかけ、サブリーダー、チームリーダーへと着実にレベルアップを遂げていることだった。その背景としては、資格取得支援や部門内研修のほか、外部講習・セミナーへの参加を奨励するなど、技術力向上のための教育・研修制度の整備に力を入れていることが一つ。そして、不明点や疑問点があれば周囲のメンバーに気軽に質問できる雰囲気が浸透していることも大きいだろう。

今回ご登場いただいたお二人は情報系の学科出身だが、文系出身者でも意欲さえあれば、システム開発の第一線で活躍するのに必要な知識やスキルをスムーズに身に付けられる環境が整っている。IT業界、システム開発会社に興味関心をお持ちの全ての方に、企業研究をおすすめしたい会社だ。

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本社オフィスは豊島区東池袋。このほか大阪市中央区に「大阪事務所」、島根県松江市に「松江R&Dセンター」を構える。

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