日本レコード・キーピング・ネットワーク(株)

確定拠出年金制度(DC)の1つの特徴である「移換」の事務を担う、移換課という部署に所属しています。
「移換」とは、例えば、ある人がA企業を退職し、B企業に転職した場合に、A企業のDCからB企業のDCへ、積み立てた資産や加入記録を引き継ぐことをいいます。
システムで自動的に処理される工程も多いですが、エラーの解消等、事務でのハンド対応が必要となる工程も少なからずあるため、移換課で対応を行っています。
金融機関等の運用関連運営管理機関のほか、NRK以外の記録関連運営管理機関(RK)、国民年金基金連合会、確定給付企業年金等、様々なプレイヤーと連携しながら業務を進める必要があるのが移換課の特徴だと感じています。

もともとは公務員・独立行政法人・大学事務等、公益性が高く事務作業がメインとなる仕事がしたい、と考えていました。
そんな中、就活時期に大学から、企業のチラシが大量に入った封筒が送られてきたのですが、その中の1枚でNRKのことを知りました。
「日本レコード～」という文字が目に入り、「音楽業界かな？」と思ったのが第一印象です。
よく調べると音楽は関係なく、「私的年金の記録関連運営管理業務」という、馴染みはないものの、自分の思い描いていた「公益性が高く事務作業がメインとなる仕事」ができそうな会社であることがわかり、入社を希望しました。

入社前は、ひたすら書類やパソコン画面と向き合い、1人で黙々と事務作業を行う日々をイメージしていました。
入社してみると、1人で完結する業務というものは存在せず、同じ仕事を複数名で担当してダブル・トリプルチェックしたり、1人では到底捌ききれないような業務量を分割したりと、仲間との協力が不可欠であり、また、電話等で社外とやり取りする機会も多く、それゆえ雰囲気も、想像していたより明るく、会話の多い活発な職場でした。

私がそうだったように、これまで確定拠出年金制度(DC)について全く聞いたことがない、という方も多くいらっしゃると思いますが、就職活動で様々な企業の情報を調べると、多くの企業が退職金制度として導入していることがわかると思います。
また、企業主体ではなく、個人主体で行う個人型確定拠出年金(iDeCo)という制度もあり、こちらも年々加入者が増加しています。
確定拠出年金制度は今後ますます発展することが見込まれており、業界自体が成長分野であることは、特に金融系においては大変珍しいと言われています。
そのアドバンテージを活かしつつ、他社に負けずにその発展を先導していけるような企画力、工夫力、課題解決力等が、今後NRKで働くうえで求められていると感じています。
もちろん、早く正確に事務作業を行うのが得意な方も大歓迎です。