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最終更新日:2025/4/28
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部署名研究開発部 エコQ電/EMS 商品企画・開発G
勤務地大阪府
日本で生活していれば常に安定した電気を使えるのが当たり前のように感じてしまいますが、一方でその快適さを陰で支えている電力インフラを構成する設備は絶え間なく電気を送り続けるために十分な信頼性が求められています。それらの設備内部で動く電子回路を設計するのが私の業務です。真夏の暑さや雷などのストレスに晒されながら何十年も正常に動き続けなければならない電子回路を設計するのは楽なことではありません。しかしながら、どのような設計すればより信頼性が高くより堅牢な製品ができるかを試行錯誤しながら形にしていくのがこの仕事の醍醐味です。プレッシャーを感じることもありますが、自分で考え抜いた結果が製品となって人々の生活を支えるために役立っているという喜びは設計という仕事をさせてもらっていると強く感じます。
入社2年目にスマートグリッド関連機器の開発で設計を任されました。従来製品からの小型化ならびに大幅な高機能化というコンセプトの下に、限られた開発期間の中でいくつもの技術的課題をクリアしなければなりませんでした。その中でもトランスという部品の設計をした時のことをよく覚えています。製品の筐体に収まるようにトランスを小型化する必要があったのですが、小さくするほど発熱するというジレンマがありました。最初は難題を抱えて途方に暮れていましたが、形状や構造をいろいろと試して寸法と温度の両方が目標値を満たした時は嬉しかったです。この仕事は困難を克服してきた仕事の成果が最終的に製品という形で目に見えますから、やはり自分が携わった製品が市中でその役割を果たしている姿を見た時はこの仕事に就いて良かったと思いました。
就職活動を始める以前からインフラに関わる設計をして人々の生活を直に支える仕事に就きたいというはっきりした目標があったので、初めの頃は電力会社や鉄道会社ならびに通信関係の大手企業を中心に活動を進めていましたが、その中でインフラ関係の設計であれば大手のインフラ系企業ではなくそのグループ会社の方が面白い仕事があるのではないかと徐々に考えが変わっていきました。そんな折、ある就職説明会で偶然にエネゲートという会社と出会い、そこで耳にした「関西電力グループで唯一のモノづくりをしている会社」という担当者の言葉が強く印象に残りました。エネゲートの他にも内定を頂いた企業はありましたが、最後までこの言葉に惹かれ、インフラを支えるやりがいとモノづくりの楽しさの両方を求めてエネゲートに入社させて頂きました。
仕事を選ぶ基準はいくつもありますが、私の基準は自分がその仕事に時間を忘れて没頭できるかどうかです。人生の内の少なからぬ時間を費やす仕事ですから、自分がやりたいことができるに越したことはありません。最初は希望の職種に就けないこともあるかもしれませんが、その仕事がしたいという意思を言葉や態度で発信し続けていれば機会は訪れるものだと思います。自分は何がしたいのかを真剣に考える良いタイミングですので徹底的に考えてみて下さい。
製造(1年6ヶ月)→研究開発(現職・今年で8年目)