学生時代、塾講師のアルバイトをしていました。生徒たちが成長する姿にやりがいを感じながら、「一人でも多くの子に、教育を受けさせてあげたい」という思いが強くなりました。教育格差の是正に取り組む新教育総合研究会に共感し、入社して11年目。現在は、2つの教室を担当する教室長として、生徒の目標や成長をサポートしています。生徒たちが学ぶ姿を見ながら思うことは、教育は子どもたちが持つべき未来の選択肢を増やしてくれるものであり、その選択肢を自分で選べる人に育ってもらえるようサポートすることが、教育者の使命だということ。生徒の成績が上がるために頑張ることはもちろん、教室長になってからは生徒一人ひとりの人間性にもフォーカスした指導を心がけるようになりました。例えば、勉強が嫌いだった生徒の取り組む姿勢が、急に変わる瞬間があるのです。そんな時、この仕事を選んで良かったなと本当に思えるのです。また、生徒たちの成長だけではなく、講師が成長する姿を見られることもやりがいの一つ。そんな講師と一緒に教育と向き合い、生徒の保護者の方から「この塾に通わせて良かった」と言ってもらえると、地域に受け入れてもらえていることを実感できます。今後の目標は、一人でも多くの人に使ってもらえる塾にすること。そのためには、成績で実績を出すのはもちろん、「この塾に通いたい」と思ってもらえるような教室づくりをしていきたいです。
【奥野】