最終更新日:2025/4/17

(株)ソリューション・アンド・テクノロジー【SOLTY】

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 専門コンサルティング
  • シンクタンク・マーケティング・調査

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

顧客の価値を高めるために、挑戦し続けるエンジニアたち

PHOTO

大手企業のバックオフィス業務をがっちりサポート

同社では「WiMS/SaaS」という絶対的な強みを武器に、企業の課題解決に奔走している。異なる領域で活躍中の3人の社員たちにスポットを当てて、仕事のやりがいなどについて伺った。

佐藤 丈流
デジタルイノベーションプロダクト統括部
工学部物理システム工学科卒
2022年入社

市川 みなも
エンタープライズHRテック統括部 アシスタントマネジャー
法学部法学科卒
2021年入社

藤平 千尋
WiMS/SaaSビジネス統括部 クラウドビジネス推進グループ次長
法学部卒
2013年入社

先輩の横顔

音楽のライブに出かけるのが趣味だという佐藤さん。本社は大型ライブ会場に近いので重宝している。80年代のバンド好きが高じてレコードプレイヤーも購入したという。
市川さんは舞台やミュージカルの観劇を趣味にしていて、平日の公演であっても、早めに仕事を終えて劇場に行くことも。裁量労働制ならではのメリットだ。
10年以上にわたって藤平さんは本格的なヨガを楽しんでいる。社内のヨガコミュニティにも所属しており、月2回、スタジオを借りて社員同士で汗を流しているそうだ。

【佐藤さん】自社プロダクトの根幹の開発に、1年目からチャレンジ

私は学生時代、物理学でも太陽電池に使われる半導体を研究していました。しかし、講義でもともと興味を抱いていたITについて触れる機会があり、「もっと知りたい」という思いが沸き上がってくるようになりました。そこで、就職活動ではIT企業を志望。当社に関しては上流工程である要件定義から設計、開発、運用、サポートに至り一貫して手掛けており、厚みあるエンジニアに成長できると思って入社を決意しました。

最初に配属されたのは「WiMS/SaaS」の勤務管理機能に関する、大掛かりなリニューアルをかけるプロジェクトでした。私はWebコンポーネントの設計開発を任されたのですが、システムの基盤となる機能だけに、非常に高いクオリティが求められたのが大きなプレッシャーとなりました。私自身、本格的にITを学んできたわけではありませんでしたが、それでも知らないことを調べて身につけるのは好きな方でした。また、多様な知見を有する先輩たちの貴重なアドバイスを受け、少しずつ視野を広げクリアすることができました。

リニューアルが一段落してからは、今度は導入の第一弾となるお客様の案件を任されています。以前は自社プロダクトのリニューアルだったので、何をするにも自分たちが主体となって進めていましたが、導入となるとお客様ありきですので、対話を重ねて要件をまとめていくプロセスが非常に重要なものとなります。5000名規模のユーザーがいるようなお客様の案件を受け持ち、1年目の頃とは異なる新しい感覚で仕事に臨んでいます。

入社してからの約3年間を振り返ると、IT経験がなかった私がいきなりパッケージ開発に携わり、しかも自分で作ったモノを自分で導入する、“やりたい”と声を上げて、本当に思いが叶ったのですからおのずとモチベーションは高まりますし、当社には本当に大きなチャンスが存在していると実感しています。

これから先のキャリアとしては、プロジェクトを自分一人で運営し、遂行できるくらいのマネジメントレベルになることを目標としています。その一方で開発者として、技術を発揮する最前線にいたいという思いもあります。ITのトレンドをいち早くキャッチしながら、将来的にパッケージ開発に生かせるような知見を蓄積していきたいです。

【市川さん】文系出身からエンジニアへ。プロジェクトをリードする存在になりたい

私は文系出身なのですが、将来性のあるIT企業で技術を身につけたいと考え、未経験ながらエンジニア職を視野に入れて就職活動を進めました。小さくとも自社製品にこだわっている企業を探していくと巡り合ったのが当社です。客先常駐がなく全員が本社オフィスで勤務している点や、裁量労働制を採っていて自分のペースで仕事が組み立てられる点に共感したことが入社の決め手となりました。

技術面では正直、不安があったものの、希望制の内定者インターンに参加して「WiMS/SaaS」の基礎をみっちりと学び、配属後もOJTを通して先輩の手厚い指導を受けられたのが心強い限りでした。以来、担当してきたのは「WiMS/SaaS」でも人事労務関連の機能で、導入先の企業に合わせてカスタマイズしていく部分を担っています。

最初に手掛けたビル管理会社のプロジェクトでは、社内ではほぼ導入実績がなかった雇用契約にかかわる機能を担当。タイミングよく結合テストの段階から参加したおかげで、システムの全容やお客様の業務を体系的に理解することができました。その後は同じ企業に導入する人事申請機能の、要件定義から設計、開発、テストまでに挑みました。

お客様の要求難易度が高かったことから、いかに満足していただける形に導くか、調整面にはかなり苦労させられました。しかも、設計をまとめた後はほぼ初めてとなる開発に悪戦苦闘。それでも全員が同じオフィスで働いていますから、周囲の先輩にも質問しやすいというのは恵まれた環境でした。

3年目の現在は別会社のプロジェクトに異動し、今度は「WiMS/SaaS」のコア機能である勤務管理を初めて手掛けています。今の案件はかかわる人も多く、メンバー間の意思疎通が重要です。マネジメントに携わる先輩方から大人数のプロジェクト運営のノウハウを学ぶことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができています。

いつも苦労しながら開発しているだけに、お客様から「便利になったよ!」との声が聞こえてくることが何よりの励みとなっています。もっと深くお客様に貢献するためにも、将来はプロジェクトマネージャーとして、全体を引っ張る存在をめざしています。声を上げればチャレンジさせてくれる会社だけに、ほどなくしてチャンスをつかめるかもしれません。

【藤平さん】お客様さえ気づかない新しい価値の提案に奔走

私は現在、当社のクラウドサービス「WiMS/SaaS」を契約済みのお客様に向けたサービスのマネジメントに携わっています。契約の管理や法改正時の対応、機能追加のご案内などが主たる業務。一般的なパッケージソフトの場合、既存機能をそのまま使うパターンが主体ですが、「WiMS/SaaS」はお客様の業務運用に合わせてキメ細かくサービス展開してるだけに、個別の事情に合わせた相談が非常に多くなっています。

昨今はテレワークや時差出勤に関する相談をよく受けており、働き方のバリエーションが多彩になる中で、人事まわりの管理をどのように進めるのか、お客様とともに試行錯誤を繰り返してきました。また、「WiMS/SaaS」の新バージョンがリリースされたのを受け、入れ替えの相談を受けるケースも多くなっています。残業規制などの新しい法律に対しては、新バージョンの方が柔軟に対応しやすいだけに、検討をしていただいているお客様もかなりの数に上っています。

数年前、トラブルが発生したあるお客様に、関係性を立て直すべく、私たちの部署で直接お客様との接点を多く作り、こまめに要望を引き出していくことを心がけてサポートし続けて行くと、いつしかお客様も信頼をしてくださるようになり、先日は「新バージョンを使ってDX化を図りたい。社長に対してのプレゼンを手伝ってほしい」と相談を持ちかけてくださいました。信頼を回復できたという点には、大きなやりがいを覚えました。

管理職という立場上、部下を育成するのも私の使命ですが「自分で学ぶ」がSOLTYの教育方針。なりたい姿を発信してもらうことで、それに近づくための手段を提示するようには心がけています。部下が自主的に見つけた解決策に関して、キャリアある立場として気付いたこと、次につなげるべきことをアドバイスすることで、自主性を促しています。

サポートサービスという部署の役割は、真剣になってお客様のことを考え、誰も気づいていない課題を見つけて信頼を得る経験は非常にやりがいが大きいものです。長期的な契約の上で成り立つSaaSサービスは今で言うサブスクと同じで、既存顧客の満足度がビジネスの根幹を担っています。まさに最前線に立つこの仕事に、興味を持って全力を投じてくれる若い力を増やしていきたいですね。

学生の方へメッセージ

■就職活動では自分自身の目標を定めた上で、それをしっかり企業に伝えていくことを心がけてください。当社では学生とのマッチングを重視して採用活動を行っており、面接でも学生が“何をやりたいのか”を入念に確認して、それが当社で実現できるのかを一緒になって考えていきます。当社の面接は双方の認識を合わせる場でもありますから、何も飾る必要はありません。正直に自分自身の思いを私たちにぶつけてください。
<佐藤さん>

■無理をして自分を良く見せようとすると、相性が合わない会社なのに入社して後悔してしまうことになりかねません。選考では自然体の自分を表現し、相性が合う企業と巡り合ってください。当社は、文系出身者も大歓迎。私の周囲にも未経験の同期も多いので、不安なく挑戦してほしいですね。
<市川さん>

■ERP(総合業務パッケージ)を得意とする当社は、IT企業の中でも難易度の高い領域で活動しています。だからこそ、主体性を持って学ぶ必要がありますし、苦労して身につけた物事が直接、仕事で役に立つ場面も多く、自分の成長を感じながら仕事ができることがモチベーションにつながっています。私の担当であるサポートで言えば、目の前の困っているお客様の課題を解決する喜びも味わうことが可能。ぜひ多くの学生に興味を持っていただきたいですね。
<藤平さん>

PHOTO
社員数120名の少数精鋭で、一人ひとりの顔がよくわかる。部署を超えての連携もスムーズで、“やりたい”という声も通りやすい。

マイナビ編集部から

大手企業から支持される自社開発プロダクト「WiMS/SaaS」を有する当社では、クライアントと二人三脚で価値あるシステムを提供してきたことで多くの信頼を勝ち得てきた。単にプロダクトを提供して終わりではなく、使用中も一社一社と伴走しながら要望や課題を浮き彫りにし、よりよい経営環境を実現するための提案を重ねていく。真摯な姿勢で“コンサルティングサービス”を積み重ねてきたからこそ、並み居る大手から信頼を勝ち得てきたのだろう。

少数精鋭で開拓者精神が根付く会社だけに、若くしてチャンスがつかめるというのは先輩たちの話から感じられた。当然、挑戦するプロセスでは壁にぶつかることも多いが、自ら学びながら乗り越えようとするアクティブな姿勢が全員から伝わってきた。頑張っている社員の背中を支えてくれる先輩もそろっているので、思い切って前進し続けられることだろう。

裁量労働制を採っており、働き方も多種多様。朝早く来て人が少ない時間に集中して作業をすることや、お昼近くに出社して夕方にエンジンをかけて作業に向き合うこともできる。チームの状況次第では、在宅勤務も選択可能。学び方も働き方も、すべて“自分次第”というのがSOLTYの流儀だ。

PHOTO
裁量労働制を導入するなどして、自分らしい働き方ができるように支援する。本人のペースに合わせてテレワークなども自由に選択できる。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)ソリューション・アンド・テクノロジー【SOLTY】の取材情報