最終更新日:2025/3/1

三井住友海上あいおい生命保険(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 生命保険
  • 損害保険
  • 医療機関
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)

基本情報

本社
東京都

取材情報

福利厚生・施設を紹介したい

良きママ、良きパパとして。充実した制度のもと、ゆとりある働き方を実現する社員たち

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仕事も、プライベートも全力で! 先輩社員が育児をふり返る

社員一人ひとりが、いきいきと働ける会社づくりに取り組む、三井住友海上あいおい生命保険。産育休の取得についても、積極的な支援を行っている。父親と母親、それぞれの立場から、運用実態を語っていただいた。

■宮脇 航(2017年入社)
 静岡営業部・沼津生保支社 課長代理
■定形 桜(2008年入社)
 人事総務部・グロース支援グループ 課長

日常の1コマから

帰宅して、1歳にも満たない愛息を見ることが「なによりの楽しみ」という宮脇さん。近くの公園など、一緒に外出できるようになる日を、今から心待ちにしているとのこと。
双子の誕生で、3児の母となった定形さん。仕事も育児にも全力を尽くす彼女は、リモート勤務を積極的に活用。時間を効率的に使うことで、クオリティを高めているという。
オフィスの一角には、気分転換や仕事など、多目的に利用できるフリースペースが設けられている。集中したい時など、出社時ここで仕事をする社員も少なくないとのこと。

【宮脇さん】第一子誕生直後から、家事・育児に専念。上司、同僚の協力のもと「幸せな時間」を持てた

就活では、金融業界を中心としながら、幅広い企業を見てまわりました。当社が魅力的に映ったのは、損害保険会社のグループに属しながら、その一員として生命保険の顧客開拓に取り組むことができる点です。さらに、社員の親しみやすい人柄、早々に内定をいただけた点にも好感を持ちました。

入社後、まず仙台の営業所に配属となり、さらに2年後、名古屋に異動。2023年から、現在勤務する沼津に異動となりました。この時点で、すでに妻の出産予定日が判明していたため、上司に8~9月あたりに第一子が誕生するので育児休暇を取得したい、という旨を伝えていました。その時、上司に方から「それは社員に与えられた権利なので、しっかり取って欲しい」と告げられました。同時に、担当代理店の方々にも育休取得について伝え、私が不在中も自立自走できるよう、こまかな情報提供を行いました。
そして8月、第一子が誕生した時、上司からもスムーズに承認をいただくことができ、いよいよ育児休暇に入っていきました。男性育休については、ちょうど同期社員のなかに1週間の育休を取得していた人がいたため、細かな申請方法などについては、その人からもアドバイスをいただくことができました。

私が育休を取得したのは、8月21日からの10営業日、そして9月11日からの5営業日の計15日間でした。積極的に育休を取りたいと思ったのは、妻には、出産後の回復に専念して欲しいと考えたからです。そのため、休暇期間中の家事・育児は全て自分が行いました。ミルクの与え方、寝かしつけなどについてもイチから学んでいきましたが、それは自分にとっても幸せな時間でしたね。妻も育休取得について「最初、心配していたものの、今ではとても感謝している」と語っていました。
一方、休暇中は上席、支社のメンバーが代理店からの問い合わせに対応してくれました。また、他部署の人にも、私の代理役として、さまざまな業務を担当してくださいました。制度の拡充ばかりでなく、周囲の理解が得られやすい点も、当社の素晴らしいところだと思います。
会社としても、今後も男性育休の取得を強く推進していくようです。今年度からは、最低2週間以上の取得を目標に掲げています。そして再来年度からは、最低1ヶ月の男性育休取得を実現したいと、計画を進めているようですね。

【定形さん】制度を当たり前に活用できる環境。不安なく産育休に入り、無理なく復職することができた

金融業界等をへて、2008年に中途入社しました。入社後は金融法人営業部に配属となり、銀行を対象とした営業活動および本社への企画・提案業務に取り組みました。そして2014年に現在勤務している人事総務部へ異動となり、主に人財育成を担当、2016年に第一子が誕生しました。約1年半の産育休をへて、2018年に復職。復職後は、勤務時間を短縮できる「短時間勤務制度」を活用し、ある程度慣れてきた2019年よりフルタイム勤務へと移行しました。
2021年には、第二子・第三子となる双子が誕生。3人の子どもの母となりました。この時も、約一年半の産育休をへて2022年に復職。前回の復職時と同様に短時間勤務をはさんで、現在は個人の事情に合わせて柔軟に勤務時間を調整できる「フレックスタイム」、「リモートワーク」を活用して勤務をしています。具体的には、1週間のうち、2日は出社で残り3日はリモート勤務とし、出社時とリモート勤務時の勤務時間を変える等、制度をフル活用して勤務時間を確保しながら仕事をしています。

当社の人事制度は、多様な社員がより働きやすく・より活躍できるように整備されています。また、その制度を当たり前に活用できる点がとても魅力だと思います。まず、妊娠中には通勤負担軽減のため、出社時間を30分後ろ倒しする「遅刻特認」や「勤務時間中の通院」が認められています(いずれも給与は全額支給)。満員電車を避けられるのでとても助かりました。また、復職後の勤務形態については、私が活用しているフレックス勤務や短時間勤務に加え、シフト勤務など個人の事情に合わせた働き方が選択できます。このほか、子どもの体調不良等で休暇となる際に利用できる「看護休暇」の付与や、私生活面のサポートとして「家事代行を利用した際の費用補助」がされる等、仕事と育児を両立する社員をサポートする制度が整っています。

復職時は、いずれも1年半ほど期間が空いていたので不安がありましたが、復職前、上司にその時の状況・希望する働き方等を相談する「復職前面談」を実施いただいたことで、安心して準備をすることができました。復職後、やはり1年半のブランクは大きく、会社も職場も大きく変わっていて戸惑うこともありましたが、職場メンバーが支えてくれたおかげで、少しずつペースをつかんでいき、今の私があると思います。職場メンバーへの感謝も込めて、今後仕事で恩返しをしていきたいと思います。

【お二方から】これから実践していきたいワークスタイル/学生のみなさんに向けたメッセージ

■これから実践していきたいワークスタイル
<宮脇さん>家族と共に過ごす時間を大切に、プライベートと仕事を上手く両立させていきたいと考えています。そのためには、日々の仕事をより効率的に進められるよう、考えながらやっていくことが必要だと思います。活動内容を見直し、つねに改善を加えながら、一定の成果を上げる方法を模索していきたいですね。また、可能なら第二子も授かりたいと考えています。仕事面では、支社についての組織評価を上げるうえで、自分も何らかの力になっていきたいと思います。
<定形さん>最近、出会った考え方に、ワークライフエンリッチメントというものがあります。これは、仕事とプライベートのバランスを取るということではなく、情報を一緒に考えて、どちらも充実させていこうというもの。どちらかを重視すれば、どちらかが疎かになる、という捉え方ではないのです。私自身、どちらについても充実させたいと考えているので、この考え方に沿って、豊かな人生を送っていきたいと思います。仕事の上での目標は、ここで働く全ての人に、末永く働き続けたいと思ってもらえる環境を作っていくことです。

■学生のみなさんに向けたメッセージ
<宮脇さん>就活中のみなさんには、必要以上に気負うことなく、企業との出会いを楽しんで欲しいと思います。最後はなんとかなる、というくらいの気持ちで取り組めば、いろんな出会いに恵まれるのではないでしょうか。私自身、なかなか内定を得られない時期もありましたが、その一方、入る会社によって人生が変わるものではない、とも考えていました。第一志望群の会社に入ることができても、その後、どうなっていくかは本人次第です。どの会社に決まっても、自分の思う働き方ができれば良いと考えていましたね。
<定形さん>新しいスタートをきる時は、誰しも勇気がいるものだと思います。しかし、勇気を出して一歩踏み出すことで、見えてくる景色があります。私自身、就活をふり返ると、やりたいことが見つからないまま取り組んでいました。そして、社会に出ていろんな仕事に携わるなかで、自分の適性を理解し、やりたいことが見出せるようになっていきました。何事も、やってみないと分からないことがたくさんあります。判断が間違っていたかもしれないと思えても、それはそれで良い経験です。いずれにしても、前進しているのだと捉えてください。

学生のみなさんへメッセージ

保険商品をお届けする私たちの使命は、お客さまの「笑顔で長生き」を支えていくことです。そのため、まず社員一人ひとりがいきいきと働くことができるよう、諸制度の拡充に努めてきました。
勤務形態については、長く働き続けていただくため、全国転勤と地域限定の2種類を用意。入社時、いずれかを選択していただきますが、その後、転換することも可能となっています。また、福利厚生面ではライフイベントの変化に対応できるよう、育児介護休業の充実には、特に力を入れています。休暇の取りやすい環境づくりばかりでなく、家事代行サービスにかかる費用補助も実施。小学生以下のお子さまがいる家庭でベビーシッターや清掃サービスなどをご利用になった場合、料金の半額以下で利用できるよう費用負担を行っています。また、リモートワークやフレックスタイム制も導入し、一人ひとりの生活スタイルに合わせ、柔軟な働き方ができるよう配慮しています。

まだ、設立13年目の当社には、多様なバックグラウンドを持った人材が集まっています。グループ内損保会社からの出向社員、他の生保会社からの転身者などと一緒に働くことで、いろんな価値観を吸収していくことができるでしょう。代理店の経営に深く関わる一方、損保会社との連携も不可欠な仕事なので、チームワークを重んじる方の参加に期待を寄せています。

■片山 佳奈(2016年入社) 人事総務部 採用チーム 課長代理

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採用担当の片山さん「就活は、思うようにならないことも多々あります。しかし、自分を見つめ、多くの会社を知る良い機会でもあるので、前向きに取り組んで欲しいですね」

マイナビ編集部から

1996年以降、2度にわたる損保系生命保険会社の合併を経て、誕生した三井住友海上あいおい生命保険。その成り立ちゆえに、バックボーンや専門スキルが異なる社員が在籍し、世代や経験値に関しても非常にバラエティ豊かな社員がそろっているという。そうした環境ゆえ、多くの刺激を受けながら成長していくことができる。また、今後さまざまな“シナジー効果”を生み出す可能性を秘めている点も大きな魅力といえよう。

一方で、合併後に入社した“生え抜きの若手世代”にかける期待値の大きさも、取材の随所から感じられた。早くから責任ある立場と活躍のフィールドを与え、まさにその環境で経験を積んできた取材対象者からは「自分たちが当社の新たな時代を担う」「この会社ならではの風土と文化を作っていこう!」といった、元気・勢いが感じられた。

同社の属するMS&ADホールディングスはその名に含まれる企業名を見てもわかるように、グループ内で「損保と生保を両方扱っている」点が大きな特徴だ。グループ内での棲み分けはあるものの連携して業務に取り組むことが多く、一体感が醸成されているとのことだった。また、相互のつながりをさらに深めるために、グループ各社の業務を体験できる「トレーニー制度」も実施しているという。同社が持つさまざまな個性のひとつでも気になった方は、ぜひ、説明会などに参加し、さらに理解を深めてみてはいかがだろうか。

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「想いをつなぐ」を、採用コンセプトとして掲げる同社。多くの人々の想いに応えるべく、最高のサービスの提供とプロフェッショナルなチーム作りに取り組んでいる。

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