社会福祉法人横浜市社会事業協会

障害者を持つ方が入所して生活をするよこはまリバーサイド泉にて現在、障害者を持つ方が望む生活を過ごせるように、心身の状態を見ながら、看護師や栄養士など関係する職種の方との橋渡しをしています。また、所属する職員の指導や育成にも努めています。
「障害者」と一言で言っても、その障害は人それぞれです。何より、これまで過ごした生活、喜怒哀楽などの感情や好みがあるため、どのように関わりを持つか、時にどうしてそのような事をするのか。その理解に苦しみ、悩んでしまう事も多々あります。
それでも、こちらの取り組みに対して裏表のない評価が直に返ってきます。そして一緒に笑って過ごすひと時が何よりも励みになっています。

夜更かし、二度寝などのない生活リズムを保つ。自分でコーヒーを砕き、落として嗜む他、喫茶店巡りを兼ねて散歩している。関連書籍を読んでの勉強。掃除炊事洗濯。

明確に「これ」という事は具現化できていません。今やるべき事を確実に安全に努める事。いろんな立場・考え・勤続年数を持つ職員や関係者との関係性を保ち、利用者の方の生活支援を充実させる一助になれれば、と思っています。

具体的にこれをやりたいとのイメージを持っている方ばかりではないかと思います。私も、前職は現職と全く関係のない、福祉業界でもない業界で営業職をしておりました。
「福祉」と言われると、できない人に何か手助けをする事。であったり、低賃金などと負のイメージがいまだにあります。
しかし、転職してきて思うのは、この人は何に困っているのか。どんな事をしたい。やりたいのか。そのために、ではどの様な働きかけをしていこうか。そういった相手の事を理解し、関わりを持って働きかけをしていく、究極の対人サービス業だという事です。
どんな仕事を選んでも、苦労や無力感など山ほどあります。その中でもやればやっただけ直に謝意が返ってきたり、評価を得られる。それが現職で業務に取り組む1番の理由だと思っています。