最終更新日:2025/3/12

グリーンライフ(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • 医療機関
  • ホテル・旅館
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • サービス(その他)

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

研修・教育について伝えたい

新卒社員研修からキャリアに合わせた研修までを段階的に学び、プロとして成長

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論理的に学び、体験を通じてより深く理解する体系的な研修が特徴

全国にさまざまな高齢者福祉施設を展開しているグリーンライフ(株)は、どこにいてもしっかりと介護の技術や高齢者と向き合うマインドを学べる研修が充実している。その多彩なプログラムの役割や魅力について伺った。

■栗原 航平さん
グリーンライフ栗橋/介護職
国際関係学部 国際総合政策学科卒業/2024年入社

■野田 旺さん
ライフコート春秋/介護総合職/フロアサブリーダー
社会福祉学部 社会福祉学科卒業/2020年入社

■山田 晴子さん(写真右)
教育研修室/サブリーダー
人文学部 人間文化課程卒業/2020年キャリア入社

グリーンライフの魅力

「地域のお祭りに参加したり、イベントが多いです。他の施設の社員と関わることもあり、 広い視野で介護と向き合えます」(栗原さん)
「グリーンライフの施設はどこも落ち着いた雰囲気で高級感があります。そのおかげで働く社員も穏やかな気持ちで入居者様や仲間たちと向き合えています」(野田さん)
「仕事をしていると理想と現実の間で迷うこともあります。そんなとき、理想に向けて指針となる研修があるのが当社の魅力。参加して良かったと思える研修です」(山田さん)

高齢者の視力や聴力、体の不自由さを研修で体験。入居者様にとって負担が少ない介助を考えるきっかけに

高校生の頃から大学卒業まで、グリーンライフ栗橋でアルバイトをしていました。社員の皆さんをサポートする立場ではありましたが、入居者様との関わりにやりがいを感じ、職場の雰囲気も自分に合っていると感じていました。しかし、大学での学びも活かしたいと考え、一度は公務員を志望して就職活動を開始。その勉強を進める中で、改めてこれまでの自分のアルバイト経験を振り返り「やっぱり介護の仕事に本気で取り組みたい、この分野で社会貢献をしたい」と思い、当社への入社を決意しました。

アルバイトと社員では仕事の内容も責任も異なります。そのため入社後は一から研修を受け、基礎から介護を学びました。介護の理論や技術、企業理念など、さまざまなことを研修で学びましたが、特に印象に残っているのが高齢者体験と接遇です。高齢者体験は実際に自分自身で車椅子を使って移動してみたり、器具を付けて高齢者の視力や聴力、体の動き方などを体験するというもの。自分の体で入居者様の状況を理解することができ、どれだけ不自由で不安なのかを実感しました。

この体験によって、入居者様がなぜ困っているのか、どのような介助がスムーズなのかという視点を得て、サポートのコツを知ることができたと思います。また、接遇の研修では、入居者様に聞き取りやすい声のトーンや話し方を学ぶことができました。入居者様に何かをお願いするときの作法も知ったことで、介護業務での不安が軽くなりました。

配属先では新入社員が自分一人ですが、研修では全国から同期が集まります。そのため、同期同士で仕事への期待や不安を共有したり、仲を深める時間を作れた点も研修に参加して良かったことの一つです。今でもSNSなどを通じて同期と交流を深めており、仲間がいる心強さを感じながら、日々悩み、挑戦を重ねて、仕事に取り組んでいます。

アルバイト時代も入居者様やそのご家族と関わることはありましたが、社員という立場になり、より深い話をしていただけることに喜びを感じています。また、研修で学んだことを現場で実践すると、入居者様の立場を理解した対応ができるようになっていて、自身の成長を感じる瞬間があります。今後も実践あるのみ。先輩たちの仕事を間近で見て聞いて学び、介護技術を向上させていきたいです。
【栗原さん】

新しい仕事に携わる節目で研修に参加。後輩の教育やサブリーダーとしての心構えを学び、自信がついた

私が現在勤務しているライフコート春秋は、介護付き有料老人ホームという位置付けで、入居している入居者様は、ご自宅のお部屋を再現したような居室で暮らせることが特徴の一つです。この介護と自宅をつなぐような支援のあり方に触れ、自分のやりたい介護ができていると感じています。

当社では新卒社員研修はもちろん、その後のキャリアに合わせて多彩な研修制度が用意されています。私は2年目の後輩教育を担当するタイミングで、新人教育研修や新任リーダー研修を受けました。仕事での役割が増える節目に合わせて、これまでの自分を振り返り、次のステップに向けて知識を蓄えることができたのは、気持ちを引き締める機会になったと思っています。

まだまだ実力不足で、自分に後輩ができるということに不安を感じていた2年目。新人教育研修では、仕事を教えるという技術を学ぶだけではなく、心理テストを活用して自分自身の考え方や行動の特徴を理解することにも取り組みました。その結果、人に仕事を任せることが苦手で、つい先回りして動いてしまう自分の癖に気付き、教育として見守るための心構えを学べたことが大きな収穫になりました。自分が教育を担当した介護の場面で慌ててしまいがちだった後輩が、徐々に入居者様との交流を深め、好かれていく姿を見ると、じっくり意見を交わし、見守ることを大切にした指導をしてきて良かったと嬉しくなりましたね。

今後の目標は、先輩たちのようにサブリーダーやリーダーとして役割を任されることです。2023年の年末に受けた新任リーダー研修では、周りの意見を受け入れながら、チームとして人間関係を築いていくことの大切さを学びました。職場全体を見渡して、働きやすい環境を整備することもサブリーダーの役割です。そのためには慕われる人、頼られる人であることが求められるのだと実感しました。

サブリーダーになったことで、他フロアの社員の皆さんと職場や介護環境の改善のための意見を交わす機会が増えました。異なる立場からの意見や気付きを受け入れ、より良くするためには、どのような対策を取るべきかを考えるようになりましたね。提案力を磨きながら、入居者様はもちろん、社員にとってもより良い環境を作っていきたいです。
【野田さん】

グループワークを取り入れた研修が充実。同じ目標を持つ社員とともに、意見を交わしながら学んでいける

当社では社員の教育に対して「期待する、機会を与える、鍛える、共育する」という“4K”を大切にしています。一人ひとりに期待して、チャレンジをしてもらうこと。失敗しても何度も繰り返しながら技術を身に付けていくこと。そして、仕事を教える側も教わる側もともに学び、育っていくこと。これらの循環によって、社員それぞれが自分らしいキャリアを選んでいけるようにサポートしています。

研修は大きくわけて、集合研修と法定研修の2種類があります。集合研修は所属する施設の枠を超え、知識や技術を必要とする社員が一堂に集まって行うものです。そして法定研修は、介護事業者が定期的に必ず行うように定められている研修です。当社の社員たちが状況に応じて同じレベルで時代に合った知識を学び直せる体制を整えています。

その他、新卒社員研修では、新しく当社に入社した社員が各施設から集まり、4日間かけて社会人としての心構えから接遇マナー、当社の理念、介護技術の基礎、そして高齢者の方々の特性を踏まえたコミュニケーションを学びます。特徴的なのは座学だけではなく、グループワークや車椅子の乗車、高齢者模擬体験セットなどを使って、体を動かしながら実際の介護を理解するプログラムがあることです。そして、集合研修で自分の配属先以外の施設の社員との関わりを持ち、仲間がいることを実感してほしいという思いもあります。

その後、1年目の社員は年に4回の研修を実施し、グループワークやレクリエーションの実践、自分自身のキャリアやメンタルを見つめ直すプログラムを行います。さらに、2年目以降も職種や経験別、役職別の研修を用意し、社員が目指すキャリアを実現するための学びや、必要なタイミングで学ぶべきものを習得できる環境を整えています。継続して学ぶことは、キャリアを重ねる上で必要なことです。

どのプログラムでもグループワークを多く取り入れていることから、他施設の社員との交流が生まれ、新たな視点を得たり、自分の考えを言葉にして伝える機会があります。それによって互いに刺激を受け、モチベーションを高めて、また通常の業務に戻ることができたという声も多く聞いています。知識や技術の向上だけではなく、介護に携わる人としての気持ちを改め、学ぶことにワクワクできる、そんな研修をこれからも作っていきたいと思っています。
【山田さん】

学生の方へメッセージ

私たちグリーンライフ(株)は介護付き有料老人ホームを始めとする高齢者福祉施設の運営を行っていますが、グループ会社には医療や食の領域を担っている企業もあり、それぞれの領域で支え合って事業を成立させている特徴があります。そのため、グループ会社が開発した介護現場での負担を軽減する新しい機器を導入したり、入居者様に提供する食事を体調や好みに合わせて細分化して用意するなど、入居者様と社員の双方にとって毎日を快適に暮らしていける取り組みを積極的に行っています。

介護業界は運営する会社によって、その雰囲気が大きく異なります。そのため、自分に合った施設を選ぶために、まずは自らの目で実際の施設を見ていただきたいです。そこで納得のいく環境かどうかを考えてみてください。自分が考えて選んだ施設なら、きっと高い熱量を持って仕事に向き合っていけるはずです。当社の見学に来た際は、設備や働き方だけではなく、入居者様と社員の関わり方やレクリエーションも見ていただきたいです。私たちらしい関わり方に共感いただける方は、きっと入社後も活躍できると思います。当社では人と深く関わり、困っている人を支えたいと考え、行動している社員たちがたくさん働いています。人の幸せを自分の幸せと感じられる、そんな人が活躍できる環境です。
【管理本部人事部採用課 坂本さん・高橋さん】

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充実した研修に加え、資格取得支援や奨励金も用意。社員のキャリアアップを応援する制度も多彩なため、将来自分がどうなりたいか、その目標を追求していくことができる。

マイナビ編集部から

北は北海道から南は鹿児島まで、全国に75カ所以上の高齢者福祉施設を運営するグリーンライフ(株)。介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームなど、施設のタイプや規模も多岐にわたり、近年では就労継続支援B型事業やグローバル事業にも進出し、社員たちの活躍の場も拡大し続けている。

今回の取材でも語られていたが、新入社員から段階的にしっかりとした教育を受け、介護のプロとしての技術や知識、そして一人ひとりの介護観を追求できる環境があることは、同社の強みといえるだろう。その体系的かつ理論的な教育を支えているのが、人材育成を専門とする教育研修室の存在だ。福祉系学科出身者ではなくても、介護のプロとして成長していけるように、研修を通じて基礎からそのスキルを身に付けていける。役職や職種に合わせた研修も多彩に用意され、常に学び続ける社風が根付いている。また、同社の研修では、体験することに重きを置いているのも特徴の一つだ。入居者様の気持ちを理解すること、そしてともに働く仲間に寄り添うことができるようなプログラムが組まれているのだ。

同社では、家庭の延長線上にある介護を通して「1年365日同じ質と量のサービス」を提供することを理念としている。入居者様が安心して暮らせる環境を守る、その意志を持って優しさを中心に据えた介護を実践したい人におすすめしたい企業だ。

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2024年7月に東京都大田区に「グリーンライフ仲池上」を新たにオープン。日本人が心の故郷と感じるイメージを取り入れ、穏やかな時間とサービスを提供する。

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