最終更新日:2025/4/11

京阪神ビルディング(株)【東証プライム上場】

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業種

  • 不動産
  • 不動産(管理)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

少数精鋭の上場企業だから若手のうちからチャレンジできる!

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不動産賃貸業をベースに、新規事業にも注力

創立75周年を機に新たなチャレンジがスタート!社内改革が進む京阪神ビルディングで若手のうちから様々な経験を積み、活躍する3人の先輩にインタビュー。同社ならではのキャリア形成を、ぜひご覧ください。

■大谷 拓哉さん(左)
経営企画部 兼 サステナビリティ推進室/2014年入社
2014年4月~財務経理部
2016年7月~経営企画部
2020年4月~外部出向
2020年10月~営業部(施設・商業物流グループ)
2021年11月~サステナビリティ推進室兼務
2023年7月~経営企画部

■永嶋 郁香さん(中央)
人事総務部/2016年入社
2016年4月~人事総務部
2017年7月~建築技術部
2019年1月~営業部兼務
2019年4月~営業部専属に
2022年2月~人事総務部

■坂田 将司さん(右)
営業部 兼 サステナビリティ推進室/2017年入社
2017年4月~財務経理部
2020年1月~営業部(DCグループ)
2023年7月~サステナビリティ推進室兼務

我が社の魅力はココ!

社長が代わり、社員の意見を取り入れた制度が導入されるなど変化が起きています。従来からの強みに加え、時代に応じて進化しているのが当社の魅力でしょうね。(大谷)
社内改革が進み「キャリア展望シート」など社員が自らのキャリア展望を会社と共有できる取り組みも。社員の声に積極的に耳を傾けてくれる社風が魅力です。(永嶋)
少人数ゆえに早くから大きな案件に携われるのが魅力です。経営陣の命を受け、上場企業である自社の代表としてお客さまと交渉する。このやりがいはひとしおです。(坂田)

【10年目】財務経理、営業などを経て、会社の羅針盤・経営企画で経験を活かす!

入社して最初に配属されたのが財務経理部。ここで入出金の管理や月次決算、決算書の作成など、様々な経理業務を通して会社の資金の動きや仕事の流れを理解した後、経営企画部で個人投資家向けのIR資料や統合報告書の作成を経験しました。入社7年目に半年間、同業他社に出向し、不動産仲介業務やREIT(リート/不動産投資信託)の運営などを経験したのですが、自社とは異なる業務を通じて不動産に関する学びを深めることができました。出向先からの帰任後は営業部に配属され、賃料の交渉や修理・修繕などの対応、ウインズビルの建物管理まで、幅広い業務を担当。なかでもテナントとの賃料の交渉については、前部署である出向先での収支計画立案から収益物件購入までの一連の業務経験がとても役立ちました。

2023年7月からは再び経営企画部に戻り、コーポレートガバナンスや2024年3月期から2033年3月期の10年間を対象とする長期経営計画の策定・進捗管理などを担当しています。以前は確定した数値などを社内外に開示する役割でしたが、今回はより上流で数字を作っていく役割。会社の羅針盤の一翼を担い、組織の方向を定め、導く仕事に大きなやりがいを感じています。また、私は以前からサステナビリティ推進室での仕事も兼務しており、環境関連担当としてTCFD提言に基づく情報開示や廃棄物処理に関する社内ポリシーの作成などに携わってきました。当社は長期経営計画の中でもESG経営に言及していますが、そのE(環境)とG(ガバナンス)に関われることにもワクワク。経営企画とサステナビリティは親和性があると思うので、今後は双方で培った専門性をより高め、この分野でキャリアを築きたいと考えています。

このように、他社への出向も含めて、様々な業務をローテーションで経験できるのが当社の強み。最初は興味がなかったり、できるのかと不安だったりする業務でも、いざやってみると意外と自分に合っていると新たな可能性を発見することもあります。やりたいことや目標を早くから持つのは大切なことですが、それだけが正解ではありません。私のように経験を重ねる中で方向性を定めるというキャリア形成の方法もあるので、それができる会社を選ぶことも一つの方法だと思います。(大谷)

【8年目】数々の異動が私の成長の原動力。各部署の先輩方に支えられて今がある

2016年の入社時から現在まで5回の異動・担当替えを経験しました。これはもしかしたら社内でも1、2を争う数字かもしれません。確かに短期間で異なる業務を覚えるのに苦労したことも少なくありませんが、逆に得たものも多かったと感じています。例えば、入社1年目に人事総務部に配属された時は受付や来客対応、支払入力など社内に向けた業務が中心でしたが、次の建築技術部ではビルの補修を担う技師のサポートに携わり、工事に関わる各種書類の作成など社外に出す資料づくりのノウハウを身につけることができました。以降も、子会社兼務、営業部での事務を経て、入社6年目には私自身が営業を担うことに。営業部での経験は特に大きな転機となり、営業事務として業務の流れを理解していたからこそ、自身が営業担当になった時にテナントの方々からの声に耳を傾ける大切さを認識できたと思っています。

2022年2月からは再び人事総務部に配属になったのですが、1年目とは担う役割が変わったことに我ながら成長を実感。これもたくさんの経験を積ませてもらったからだと感謝しています。私は現在、会長の秘書として対外的な書類の作成、アポイント調整・出張手配などを行うとともに、給与計算、福利厚生関連の業務を担当。いずれもミスは許されませんが、特に会長名で出状する会合の案内状やお礼状の書類作成には細心の注意を払い、トリプルチェックを行った後に、さらに同じく秘書業務を担っている後輩にも確認してもらっています。正確さとスピードの両立を図る姿勢を会長から認められ、「速いね!ありがとう」と言っていただけることがやりがいです。

これまで異動を経験するなかで不安になることもありましたが、いつも助けてくださったのが各部署の先輩方です。何度も同じ質問をしても、いつも優しく教えてくださり、「混乱するよね」「大丈夫。何度でも聞いてね」と受け止めてもらえたからこそ、頑張ることができました。今後は同じ気持ちで後輩の指導にあたるとともに、自分自身のスキルアップも目指し、秘書業務、給与に関わる社会保険関連の知識のブラッシュアップを図りたいと思っています。当社は社外セミナーなど外部研修に参加できる機会も多いので、意欲があればいくらでも学べると思いますよ。(永嶋)

【7年目】第二子誕生に伴い、育休を取得。時差出勤など仕事と家庭を両立できる!

営業部データセンター(DC)グループに所属し、DCビルのテナント窓口として契約内容の確認や締結の手続き、ビル設備機能に関する問合せ対応を担当しています。サーバーやネットワーク機器を保管するための専用建物であるDCビルは、防災性能やセキュリティに優れているのが大きな特徴。なおかつ、お客さまが使用する際の環境構築にもコストが掛かるため、一般的なオフィスと比較すると移転が少なく、長い契約になります。つまり、契約の途中で担当者が変わるケースもあるため、どんな情報もわかりやすく正確に残しておくことが重要。私自身も5年先、10年先を想定し、次の担当者がスムーズに状況を理解できるよう丁寧に記録を残すことを心掛けています。

営業に配属される前、財務経理部で経験を積んだ私の強みは、数字から様々な情報を読み取れること。現在は新旧異なる4つのDCビルを担当していますが、それぞれの指標を見ながら、さらに利益を伸ばすためにはどうすればいいのかと検討を重ねています。具体的には、DCビルとしての強みを活かしつつ、築年数の長いDCビルについては、シンプルなオフィスビルとしての用途も訴求するなど、ターゲットを変えたリーシングを工夫しているところ。2022年の春からは主任に昇格しましたが、ひたむきな仕事への取り組み方が変わることはありません。これまでもこれからも任された仕事に全身全霊で取り組み、主任というポジションを得ても焦らず、慌てず働いていけるよう、責任感と高い志を持ち続けたいと思っています。

プライベートでの変化は2022年7月に第二子が誕生したことです。2週間の育休を取得したのですが、一緒に働くメンバーの負担にならないよう、約3か月前から案件のリスト化や打合せなど準備と調整を進め、休みに入りました。グループメンバーの協力には本当に感謝しています。私は時短勤務ではなくフルタイムで復帰しましたが、一定期間は10時~18時の時差出勤を活用。上の子を保育園に預けに行くなど、現在も育児に積極的に関わっています。今、営業部内には同じ世代の子どもを持つ社員が複数いるのですが、働くパパ・ママとしてタイムリーな情報交換や情報共有ができることも、とても心強く感じています。(坂田)

学生の方へメッセージ

不動産業といっても様々な業態がありますが、京阪神ビルディングは自社の所有する物件を貸し出す不動産賃貸の専業企業です。当社の強みは不動産賃貸というストック事業を通じ、賃貸収入など継続的な利益が得られることに加え、「オフィスビル」「データセンタービル」「ウインズビル」「商業施設・物流倉庫」と多彩なアセット(資産)を保有すること。1948年の設立以来、75年の長きにわたり安定経営を継続してきました。

今後も既存事業を柱とすることは変わりませんが、あらゆる経済環境においてサステナブルな成長を実現するために新規事業にも注力したいと考えています。2024年3月期からスタートした長期経営計画では10年先を見据え、取得不動産に付加価値をつけた上で売却する資産回転型事業などのフロー事業や海外投資も手掛けていきます。また、不動産賃貸事業においても、法人向け賃貸レジデンスやヘルスケア施設など、多様なアセットを通じて景気変動リスクを低減し、安定した収益基盤の拡充を目指したいと思っています。

そこで必要になるのが、チャレンジングな若手人材です。少数精鋭による堅実かつ効率的な経営というベースの部分は不変ですが、今後は、社員一人一人が創意工夫し、新しいことにチャレンジすることが求められるので、自分で考え、行動できる力が必要です。是非当社で皆さんの力を発揮してください。(執行役員/人事総務部長 岡田吉功)

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京阪神ビルディングは2023年12月に75周年を迎えた歴史ある企業。これまで築いてきた実績を礎に、今後も時代の変化を捉えた事業でさらなる成長を目指している。

マイナビ編集部から

2020年竣工の京阪神虎ノ門ビル(東京)、2021年竣工の京阪神OBPビル(大阪)など、最新の機能と安全性を備えた自社ビルを多数抱え、賃貸事業を展開する京阪神ビルディング。「オフィスビル」「データセンタービル」「ウインズビル」「商業施設・物流倉庫」の4分野に投資を分散させることで事業の安定化を図り、順調に業績を伸ばしているBtoB企業だ。

2022年に社長が代わり、トップの掛け声で社員が働きやすい環境づくりにも注力。「働き方・働きがい改革」として、人事・教育などテーマごとに会社と社員が意見を交わし、新たな制度を生み出している。2023年度からスタートした「キャリア展望シート」は、社員自ら異動希望や中長期のキャリア展望を会社に提出。それに基づく年1回の面談を通じ、理想のキャリア形成を目指せるようになっている。このほか、オフィスカジュアルに加え、2024年からはフレックスタイムも導入予定。ますます働きやすさが加速している。

資格の難易度に応じて報奨金が支給される資格取得支援や、全社員とその配偶者を対象とする健康診断(人間ドック)の実施も継続。近年は坂田さんのように育休を取得する社員も増えており、産育休、時短勤務、時差出勤などを利用して仕事と家庭を両立できる。社員一人一人の人生の転機に寄り添い、各々の状況に最も適した環境で働けるよう各種制度でサポートしてくれるのも同社の魅力だと感じた。

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コロナ禍でなかなか実施できなかった社内イベントも復活予定。社員旅行やゴルフコンペなど、部署を超えたコミュニケーションができる楽しい機会が豊富に用意されている。

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