最終更新日:2025/4/23

日産化学(株)

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 薬品
  • 半導体・電子・電気機器

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 技術・研究系

部署間の距離が近く一体感をもって事業を進めているところ

  • S.N
  • 2018年入社
  • 東京大学大学院
  • 薬学系研究科
  • 物質科学研究所 医薬研究部
  • 核酸医薬品の創薬研究

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名物質科学研究所 医薬研究部

  • 勤務地千葉県

  • 仕事内容核酸医薬品の創薬研究

現在の仕事内容

医薬研究部で核酸創薬事業に携わっております。医薬品の候補となるオリゴ核酸を探索しております。また、創薬事業の成功確率向上や当社のプレゼンス向上を狙い、新規核酸技術開発にも取り組んでおります。オリゴ核酸関連の実験に関しては、条件検討を実施する際は自身で行うことが多いですが、ある程度条件が確立された作業は派遣社員の方々に実施して頂いております。ある程度ルーティン化できるところは派遣社員の方に協力してもらい、その分空いた時間でアイデア思索・文献調査・資料作成等のデスクワークを進めるようにしています。


この会社に決めた理由

先輩社員が仕事を楽しんで取り組んでいる様子が感じられましたので魅力的に感じました。自身の時は就職活動中に研究所見学を実施して頂きましたが、その際に研究部問わず社員の方々がフランクに議論している様子が印象に残っています。入社した後に、周りと上手く協働関係を築きやすそうだと感じて入社を決めました。


会社の良いところ・特徴

若手であってもプロジェクトを引っ張る立場で活躍できます。核酸テーマにアサインされた初年次に、当社独自核酸の合成条件改善に手を挙げて主担当者として実施させていただきました。核酸に携わるのは初めてで不安もありましたが、毎日勉強しつつ検討の方向性を考えておりました。検討知見が蓄積し他研究部や共同研究先と打合せする機会がありましたが、担当者として情報発信・議論していくことでプロジェクトを牽引するやりがいを感じました。完全に独力で実施するわけではなく、担当上司も適度に相談・軌道修正してくれます。そうした周りのサポート環境が用意された中で挑戦し成長する機会に恵まれていると思います。


先輩・上司とのやり取りで最も印象に残っているエピソード

研究進捗を報告する機会がありますが、その資料のクオリティに関して上司から受けた指摘が印象に残っております。始めはどういう仮説検証をしてどういう結果になったのか、サイエンス要素を詳細に書くことが多かったのですが、どれくらいの利益が見込めるのか等といったプロジェクトのビジネス的魅力を伝えることも重要であると指摘されました。研究ですので仮説構築から検証結果、考察といったサイエンス要素ももちろん重要ではあるのですが、それと同じくらいビジネス要素も重要であることを実感しました。まだまだ十分とは言えないですが、どうしたら現在の事業で利益が出せるのかといった視点で研究に取り組んでいきたいです。


どんな方と一緒に働きたい

月並みですが報連相を日々意識して頂けるとありがたいです。私が入社したての頃は、早く一人立ちしたい思いが強すぎてある程度実験結果がたまった段階で、上司や先輩とディスカッションしておりました。そうしておりますと仮に軌道修正が必要になった際に、リスタートが遅れることになります。もっと早めに相談しておけば労力を減らせたなと反省しました。企業の研究活動はスピードが重要ですし、先輩社員や上司と上手く協働関係を築けると、自分だけでなくチーム全体の進捗が加速されると思います。


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