富士建設(株)

学園祭「生駒祭」にてゼミ同期生と一緒にピザ屋さんをしたこと。元々、仲が良く集まることが多かったゼミであり、ゼミ中に朝ご飯を食べたりして自由奔放にしていたが、学園祭でピザ屋さんをやったことでより結束が深まった。

学生時代は一から何かをすることがあまりなく、店をどんな材料・デザインでつくるのか、看板や服装はどうするのか、どのくらい売れて食材調達はどうするのかなどを一所懸命考えた記憶があります。今思えば、学園祭で得たことが今の仕事の中で役に立ったことも多かったです。卒業後もゼミ生の結婚式に行ったり、年1回飲み会をしたりして交流を深めています。

現場監督で入社し、会社からの勧めにより、現在は管理部で総務・労務人事・法務・広報・営業事務・採用等の担当をしています。
この業務は会社がスムーズに運営できるようサポートする業務であり、会社全体を網羅する知識、正確で柔軟な応用力、迅速で適切な判断力が求められます。また、一般の方々のみならず、社員とも円滑なコミュニケーションをとることがとても大切です。
普段の業務では、社員と良好な人間関係を保つこと、社内の情報収集をして改善点がないか、悩んでいる人はいないかなどを確認して解決すること、良い取組があれば社内外に広報するよう心がけています。
社員や関係者が気持ちよく業務に取り組め、より活気ある会社になるために最大限のサポートが出来るよう日々努力しています。広報部門では、完成した建築物をホームページや会社案内に掲載するために写真を撮影したり、建築主や設計事務所の建築に対する思いに接することができ、「未来に作品を残せる仕事、ロマンや感動を感じることが出来る仕事」という建築業の魅了を日々感じることが出来ます。

私が現場監督で入社して1番初めに担当した「香川用水貯水池の揚水機場」の新築現場。自分の家から近いところにあったこともあり、地域社会に貢献できている実感を感じることができました。1年生で右も左もわからない状態からのスタートでしたが、先輩方に丁寧に教えてもらい、少し背伸びした課題も与えられ、自分の成長を感じることができました。その時の先輩に言われた「もう少し早く歩け」と「現場から帰るときには手ぶらで帰らず、ゴミの一つでも拾って帰ったら、現場がキレイになるし、段取りもいいぞ」と言われたことは、今でも忘れずに覚えていて、実行しています。また、コンクリート打設を1000ｍ３ぐらい打つ時があり、コンクリートポンプ車と生コン車の配車や職人さんの配置など段取り良くて、ビックリした覚えがあります。

「何事もやってみないとわからない」。いろいろと考えることも大切だが、ある程度考えたら、とりあえずやってみる。やってみてダメだと思ったら、変えればいい。チャレンジできないことが一番の損失だと感じています。　

現在の仕事はバックオフィス部門なので、「社員それぞれの立場を理解し、社員にとって公平・公正で働きやすい職場になっているか常にチェックし、改善する」ことも心がけています。

また、気が付いたことは「言葉にだす、相談する、改善策を提案する」「わからないことは素直に聞く」ことも大切かと思います。

性別・年齢を問わず、社員やステークホルダー（協力業者など）が働きやすく・のびのびと仕事ができる会社になること。時代に合せて、守るべきものは守り、改善すべきところは素早く改善していきたいです。　

また、社員全員が自分の成長を感じられ、共に成長していける会社になること。

そして、社員が退職するときに「富士建設での就業人生に悔い無し。良い職業人生だった。」と思ってもらえるようにしたいです。