最終更新日:2025/5/21

(株)松村組【プライム ライフ テクノロジーズグループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 建築設計
  • 建設コンサルタント
  • 不動産

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

130年にわたる信頼と実績を受け継ぎ、未来のまちづくりに取り組んでいます。

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現場で活躍する先輩たちに本音を聞いてみました!

明治時代から日本のまちづくりを支え、これまで地域のランドマークとなる数々の建物を手がけてきた松村組。その歴史を引き継ぎ、最前線で活躍する先輩たちに、仕事や会社の魅力を伺いました。

(写真右)
●大澤 拓海さん/大阪本店 建築部 設計課/2023年新卒入社
(写真左)
●於久 成希さん/大阪本店 建築部 建築課/2023年新卒入社
(写真中央)
●山田 遥華さん/大阪本店 建築部 建築課/2024年新卒入社

先輩社員の一日

出社後、1日のタスクを整理し、優先順位をつけてから業務に臨んでいます。打ち合わせに参加したり、お客様先・現場へ行ったりと臨機応変に動いています。(大澤さん)
私は7時には現場へ向かい、当日の作業計画を確認して業務の段取りを組んでから現場巡回や事務処理にあたっています。入社してから朝に強くなりました。(於久さん)
朝礼の後、協力会社さんの作業内容を確認しながら工程や搬入資材の写真を撮影します。現場と事務所を行き来して仕事をして、今は18時半過ぎに退社しています。(山田さん)

責任のある業務に早いうちから携われる環境、充実した教育体制が松村組の魅力

私は設計課の一員として、建物の安全を確保する上で欠かすことのできない構造設計に携わっています。地震や台風といった災害に見舞われた時に建物が倒壊するような事態が起きないよう、柱や梁の断面サイズを算出したり、耐荷重などの計算をして構造計算書や構造図面を作成しています。基本はデスクワークですが、発注者から「設計の意見が聞きたい」と依頼されて先輩と一緒に打ち合わせに出向いたり、外部の設計事務所さんとやりとりをしたりすることもあります。また、配筋検査や完成検査のために現場にも行きます。1棟目に携わったのが福岡県にある工場の案件だったため、私も現地に出張して検査に携わりました。

構造設計は、ほんのわずかなミスが人命に関わってくる業務です。ですから私はケアレスミスをしないことを意識して、日々慎重に業務に取り組んでいます。責任の大きい仕事ではありますが、私は同時にやりがいも感じています。「この物件を大澤くんに任せる」と言われた時は嬉しいですし、気が引き締まります。

私が松村組への入社を決めたのは、面接で「中規模のゼネコンだからこそ、早いうちから幅広い業務に携われる」と聞いたからでした。この言葉通り、実際に新しい業務にどんどんチャレンジさせてもらい、経験を積むことができています。もちろん最初は先輩の補佐として業務の流れを手取り足取り教えてもらったのですが、1年目の途中からは私が主担当となって上司や先輩にその都度確認を取り、ダブルチェックをしてもらいながら業務を進めています。

大学院で構造設計の研究をしてきたものの、実務には膨大な知識が必要で、力不足を痛感することが多いです。ただ、自分なりの考えを持って先輩に相談をすれば、皆さんきちんと手を止めてアドバイスをしてくれるので多くのことを学べています。また、定期的に実施される研修も楽しみのひとつです。私以外の同期は施工管理担当なので、施工に関わる研修が中心になるのですが、現場ならではの話を聞けたり、施工を見据えた上で設計をする重要性を改めて学べるので刺激になっています。今後も積極的に知識を吸収しながら、いつか先輩に頼らずに業務を進められる構造設計者へ成長したいです。(大澤さん)

誰とでもやりとりしやすい雰囲気の良い現場で、基礎工事から竣工までの流れを経験

祖父が建築業を営んでいたこともあり、子どものころから大工道具が身近にある環境で育ったので自然と建築の道に進みました。大学では施工管理を専門に学んできたため、就職活動では建築業界・不動産業界の企業を幅広く訪問し、最終的に当社に入社を決めました。松村組を知ったきっかけは、大学教授から「中堅ゼネコンの方が幅広い経験が積めて学ぶことが多いよ」と勧められたことがきっかけでした。

入社から現在まで担当しているのが、兵庫県にある小中一貫校の現場です。すでに竣工して引き渡しをしているのですが、一部の改修工事が続いており、そのなかで私は主にコンクリート工事を担当しています。コンクリートの打設を行う土工さんやポンプ屋さん、生コン製造工場、足場工事業者さんといった方々とやりとりをしながら、工事の段取りを組んだり、納入されるコンクリートの数量調整を行ったりしています。また、工事の進捗に合わせて写真を撮影して記録を残したり、検査も担当しています。ミスのないように常にメモを取りながら業務に取り組んでいます。

入社から2年経ち、任される業務も増えてきましたが、先輩との差を実感することも多々あります。例えば、自分ではベストだと思っていた足場の高さについて、先輩から「もう少し高い方がいいよ」とアドバイスをいただいた時がありました。結果的に、鉄筋との兼ね合いがあって足場を高めに設定しておいて正解だったのですが、その時には先を見越して工事を進める難しさを改めて感じました。当社は、若手同士はもちろん、ベテランの先輩にも気軽に相談ができるので、先輩のアドバイスから新しい発見を得ることも多く、勉強になっています。

基礎工事から参加した小中一貫校が完成し、周りを囲っている足場が徐々に解体され、建物全体が見えるようになった時には、「自分の苦労が結果に結びついた、頑張ってよかった」とこの仕事のやりがいを実感できました。現場配属から1年ほど経ち、コンクリート工事については概要が掴めてきていますが、内装工事や他の分野については、まだまだ知識が足りません。今後は少しずつ内装の納まりや段取りを頭に入れて、いつかはトータルに現場管理ができるように成長していきたいです。(於久さん)

建築業界の堅いイメージを大きく変えてくれる職場、女性現場監督も多数活躍中!

子どものころから住宅の間取りを見て「自分が住みたい家」を探すのが好きだったので、最初は設計職を希望して建築系の専門学校に進学しました。ただ、専門学校で学ぶうちに、職人さんと一緒に建物をつくり上げていく施工管理にチャレンジしたいと思うようになり、就職活動では施工管理を希望して企業訪問をしていました。松村組との出会いは、学校での会社説明会です。当社に入社したOBの先輩が活躍していることと、会社の雰囲気の良さに魅力を感じて入社を決めました。

私は今、病院の増築工事の現場で主に写真整理を担当しています。各工程の写真をスマートフォンやタブレットで撮影し、専用ソフトを使って写真を整理してまとめています。躯体が組み上がった段階で現場に配属になりましたが、今では私がまとめてきた写真の総数は分厚いファイル3冊分くらいになっています。また、現場の安全を守るための危険予知活動や現場の整理整頓も私が担当しています。今はまだ図面に記載されている寸法が何を表しているか一瞬で判断するのが難しい時があるので、必ず周りの先輩に確認し、あいまいなことをなくしてから職人さんたちに伝えるようにしています。

入社前は、建設現場の仕事に対して「上下関係が厳しい」といった堅いイメージを持っていたのですが、当社は上司や先輩にも相談がしやすいですし、職人さんたちも話しかけやすい人ばかりで良い意味で驚きました。また、就業環境もとても良好です。女性の施工管理のための更衣室やトイレも整備されていて、全く不便は感じませんでした。定期的な研修に加え、松村組で働く女性社員が集まる「女子会」も開催されているので、いろいろな部署の女性社員と交流も深められています。

今回、初めて担当した現場がまもなく竣工を迎えます。図面上の建物が実際に建っていく過程を見るのはすごく楽しく、完成まで見届けられて本当に嬉しいです。まだ私は段取りを担当していないので、職人さんと直接やりとりをする機会は少ないのですが、今後段取りを任せてもらえるようになったら、職人さんとしっかりコミュニケーションを取って、的確に情報を伝えながら正確に工事を進めていきたいです。(山田さん)

学生の方へのメッセージ

就職活動に取り組む上で、自分の目標・やりたいことをしっかりと見定めるのが大事だと思います。私は「入社後すぐに実務に携わって経験を積める会社」を軸に就活を進め、松村組に出会いました。当社はオンオフのメリハリをつけて働ける環境ですが、それでも社会人になると自由に使える時間は限られます。勉強はできる時にしておいた方がいいですが、悔いの残らないようにたくさん遊ぶのも大事だと思います!(大澤さん)

就活中は、ゼネコンやハウスメーカー、デベロッパーを数多く訪問しましたが、松村組のインターンシップで社員の方々の温かい人柄に触れたことが入社の決め手になりました。今の現場も、上司や先輩はもちろん、協力会社の職人さんも物腰が柔らかくて話がしやすいです。前向きに学ぶ意欲のある人の成長を後押ししてくれる会社なので、面接ではぜひ自分の言葉でしっかりと熱意を伝えてください!(於久さん)

いろいろな企業の業務内容や就業条件を照らし合わせて確認し、自分に合う会社を探してほしいと思います。松村組は、就業環境や各種制度が整っているのも魅力です。私は就職にあたって大阪へ引っ越ししたのですが、当社は引っ越し費用補助や借上げ社宅制度があったので、安心して新生活をスタートできました!(山田さん)

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中堅規模のゼネコンだからこそ、経験の幅を広げられるチャンスが豊富にあります。地域のランドマークになるような建築物に携わりたい方にもピッタリの環境です。

マイナビ編集部から

明治から令和へ、5つの元号にまたがり日本の歴史とともに歩んできた松村組。時代の変遷のなかで、常に誠実かつ丁寧に仕事と向き合い、最高品質を追求してきた。日本万国博覧会パビリオンや関西国際空港旅客ターミナル、国立新美術館、京セラ美術館など、後世に残り続ける建築物にも数多く携わり、今なお技術力を高め続けている。近年では、パナソニックやトヨタ自動車とともに未来の街を具現化する「プライム ライフ テクノロジーズ(PLT)」に参画。グループ唯一の建設会社として、今後はスマートシティや再開発プロジェクトにも積極的に関わっていく考えだ。

社員同士の距離が近く、コミュニケーションが活発なことが同社の魅力のひとつだ。取材で社内の雰囲気について伺った際、若手社員の皆さんから「何でも相談がしやすい優しい人ばかり」「いい意味でゼネコンのイメージが変わった」という答えが多く上がったのが印象的だった。

また、仕事とプライベートが両立できる環境もぜひ注目してほしいポイントだ。取材に応じてくださった皆さんも、オンとオフのメリハリをつけて働いており、休日にはロードバイクやゴルフ、観光地巡り、散歩などを楽しんでいるという。手がける案件や技術力はもちろんのこと、一緒に働く人や就業環境を重視する方にも、ぜひエントリーを勧めたい。

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仕事にプライドを持って向き合う情熱に溢れた社員が集まっている。若手社員のみなさんは、「周囲には目標になる先輩が多くいる」と語る。

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