最終更新日:2025/4/7

(株)信友建設

  • 正社員

業種

  • 建設
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  • 建築設計
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  • 道路管理

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

地域密着の総合建設会社で、じっくりと建築・土木のスペシャリストをめざす

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上司・先輩・職人の皆さんに支えられ、成長の手応えを実感!

1978年設立以来、横浜市を拠点に建築・土木工事をオールラウンドに手がける(株)信友建設。各現場では若手社員たちが着実に成長を続けている。今回は年次の異なる若手社員3名に、これまでの歩みややりがいを伺った。

■亀井 一輝さん(写真左)
2015年入社/専門学校土木建設科卒
施工本部土木部

■中島 健吾さん(写真中央)
2020年入社/国際食料情報学部食料環境経済学科卒
施工本部土木部

■佐藤 脩士さん(写真右)
2023年入社/工学部建築学科卒
施工本部建築部

先輩たちの活躍シーン

宅地造成工事の図面を作成し、図面をもとに工程の検討を行う亀井さん。10年目の現在は複数の現場に目を行き届かせ、協力会社との折衝や予算管理などにも活躍を広げる。
マンション敷地内の壁やアスファルト、排水溝などを整える外構工事を中心に、測量や現場管理を担う中島さん。知識ゼロから学び、4年目で2級土木施工管理技士を取得した。
入社1年目には図面の読み方や業界用語などもじっくりと学べたと振り返る佐藤さん。2年目からは先輩のフォローを受けながら、現場に必要な業務を幅広く手がけている。

後回しにせず、その場で対応することを意識しながら、着実に活躍の場を広げる。(亀井さん)

出身地である神奈川県で働き続けたいという気持ちが強く、横浜市を拠点に地域密着を貫く当社に入社を決めました。人事の方の丁寧な対応に好印象を抱き、会社全体の雰囲気のよさが伝わってきたことも入社の決め手の一つになりました。

入社後は土木工事の中でもマンション外構工事を中心に、上司のもとで現場の職人の皆さんをフォローし、仕事の進め方や注意点などを学びました。マンション外構とは、マンション敷地内のアスファルト舗装や塀、植栽、排水溝といった建物の外回り全般をさします。心がけていたのは、上司や職人の皆さんに積極的に質問し、わからないことをできるだけその場で解消すること。段取りや仕上がりなどで気になることがあれば、決して放っておかず、職人の皆さんにすぐに確認することを意識してきました。その積み重ねによって職人の皆さんと信頼関係を育み、自分のスキルアップにもつながったと思っています。

入社4年目に入ると、自分が主軸として現場を任せてもらうことになりました。お客様との打ち合わせ、図面・工程作成、協力会社への手配、現場管理など、先輩のフォローを受けながらも各工程に責任をもって対応し、半年の工期を経て完成に至ることができました。先輩や職人の皆さんからも「よくやったね」「すごいよ」と言ってもらい、気持ちいい達成感に包まれたことを覚えています。社内外の人と力をあわせ、何もない更地に構造物をつくり、キレイに仕上げること。その課程には大変さもありますが、モノづくりの面白さは格別です。

その後、現場担当として宅地造成工事にも幅を広げ、7年目以降は後輩をフォローしながら複数の現場を見る立場になりました。さらに現在は工事予算の管理も任され始め、施工管理のすべてを担えるようになるまでもう一歩のところまで来ています。予算管理のスキルを磨き、案件の責任者として会社の収益に貢献したいと意気込んでいるところです。

当社に入社後、プライベートでは23歳のときに結婚し、まもなく第一子に恵まれる予定です。自分なりに仕事のスケジュールを調整して時間をつくり、有休を活用しながら妊娠中の妻を支えています。今後は父親として家事や育児も率先して行い、家庭と仕事をうまく両立していきたいと思っています。

現場でゼロから学び、2級土木施工管理技士を取得。モノづくりの面白さも実感!(中島さん)

農業大学で学び、企業研究では食品・農業関係を中心に注目していましたが、一目ぼれのような感覚でカッコよさに惹かれたのが、輸入車セールスの仕事でした。ただ、いざカーディーラーへ就職すると、人間関係に悩んでしまい、1年目に転職を決意。その後は、転職活動と並行して建設現場でのアルバイトを経験しました。「いろんな人たちと協力してつくり上げていく建設業が自分に合いそう」と感じ、業界未経験からでも受け入れてくれた当社に入社を決めました。

協力してつくり上げる面白さは、入社早々から実感しています。特に印象に残っているのは、1年目に担当したマンション外構工事。マンション敷地内に植栽された木の周りをブロックで大きく丸く囲うというものでした。建設中には真上から全体を見下ろすことができないのもあり、長方形のブロックを組み合わせて円を描くのは想像以上に難しく、職人さんと一緒に並べ方を一つずつ慎重に確認しながら進めていきました。完成後、マンション屋上から見下ろす機会をいただいたときにも一抹の不安。しかし、下を覗くと、丹精込めてつくった、ゆがみのないキレイな円が視界に飛び込んできました。職人さんからも「やったじゃん」と声がかかり、想像以上の出来栄えに感動したことは今でも忘れられません。

入社当初は建設について学んだことも、業務経験もなかった私を当社の先輩たちは、快く迎え入れてくれました。わからないことばかりだったので、上司、先輩、職人の皆さんから仕事のやり方や考え方などを質問し、吸収することに努めました。できることが日に日に増え、それが純粋にうれしくて、「もっと知りたい」という意欲につながっていきました。施工管理は、建設に欠かせない専門職。技術・経験を積み上げていく、まさしく一生モノの仕事だと思っています。そうした面も日々の学ぶモチベーションになり、入社4年目には2級土木施工管理技士の資格試験に合格できました。

2級取得はあくまでも通過点で、1級を取得してからが現場監督としての本当のスタートだと思っています。当社には上司・先輩が気さくに質問に応えてくれる風通しのよさがあり、現場の職人さんたちも現場に必要な知識を親身に教えてくれます。これからも皆さんから技術・経験を吸収し、施工管理者として一人前になれるよう学び続けます。

覆っていた足場が取れ、マンションの全容を目にしたときの感動は忘れない!(佐藤さん)

大学の建築学科では、建築物の設計や構造、設備、材料などについて幅広く学びました。卒業後は建築の仕事に就くと決めていましたが、さまざまな職種がある中から当社の施工管理職を選んだのは、「建物をつくる手応えを実感できること」に惹かれたからです。建物ができ上がっていく過程を現場で間近に感じることができ、しかも建物の一部分だけではなく、マンションやビルなどの建築全体に一貫して携われることに魅力を感じました。「自分もこんな建物を建てたい」と、当社の建築実績を見て思えたことも大きかったです。

入社後は、1カ月間の本社研修を経て、6階建てマンションの建築プロジェクトで現場を学ぶことから取り組みました。上司から毎朝、その日の現場の段取りや仕事内容について教えてもらい、それに沿って現場を回っては職人さんの動きを見て学ぶということを重ねました。学生の頃は「施工管理とは図面を見ながら指示する役割」と言うざっくりとしたイメージを抱いていましたが、いざ現場に入るとその役割が幅広いことに驚きました。なかでも最優先なのが、現場の安全確保。危険個所の周知徹底や整理整頓、転落防止の手すり設置など、現場の隅々に安全を行き届かせるための業務が数多くあることを知り、改めて気が引き締まりました。そうした現場のリアルな場面に入社早々から触れることができ、足場に覆われたマンションが徐々に高さを増していく課程をじっくりと経験できたのは貴重なこと。建築工事が完了し、足場が外されてマンションの全容があらわになったときには、作り手の一人として大きな感動がありました。

当社は上司にも気軽に相談することができ、とても働きやすい雰囲気の会社です。若手社員が集まる懇親会が定期的に開かれ、部署に関係なく交流を深められることも魅力。思いのほか残業が少なく、自分の時間をしっかり確保できていることも、いい意味で入社前のイメージと違った点でした。2年目の今は、その時間を使って1級建築施工管理技士の資格取得に向けた勉強に励んでいるところです。現場では現在、10階建てマンションの建築に携わり、1年目に身につけた知識をベースにして安全・品質管理に目を光らせています。自分の裁量で現場を動かすことができよう、これからもさまざまな現場を経験したいと思います。

学生の方へメッセージ

【亀井さん】WEBサイトを活用して広く情報を集め、気になる企業があれば積極的に訪問してみてください。会社を訪れ、社員と話すことで、ネット上だけでは判断が難しい「自分の肌に合うかどうか」が見えやすいと思います。当社には話しやすい人が多く、萎縮することなく何でも質問できる環境です。私自身、当社の会社見学会でその雰囲気に触れられたことが、入社の決め手にもなりました。

【中島さん】私は農業大学を卒業後、カーディーラーに就職し、建設業の当社に転職しました。周り道になりましたが、いろんな可能性を探ったことで、建設にやりがいを感じている今に結びついたと感じています。学生の皆さんも、学部学科にとらわれず、幅広い業界・仕事を検討してみてください。きっと自分の可能性を広げるきっかけになるでしょう。

【佐藤さん】建設業界に興味をお持ちなら、「自分はどんな仕事をしたいか」「どんな建設に携わりたいか」をじっくりと検討してみてください。建設と一口に言っても、職種は営業、設計、施工管理など、分野も建築、土木、設備、電気など幅広いため、自分のやりたいことと照らして考えてみるといいと思います。私は一部分だけではなく、現場で建築全般に携わりたいと思い、一人ひとりの存在感が大きい当社を選びました。

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定期的に若手社員で集まって懇親会を開いていることもあって、打ち解けた雰囲気の3名。土木・建築の垣根を超え、若手同士で相談に乗り合い、刺激を得られている様子だ。

マイナビ編集部から

今回は入社10年目、4年目、2年目の先輩社員から話を伺った。いずれも建設というダイナミックなモノづくりに携わる面白さを味わいながら、プロジェクト全体を手がけるポジションへの成長をめざす姿に、頼もしさと充実感を垣間見ることができた。3名の成長を支えているのは上司や先輩、協力会社の職人の皆さんであり、「話しやすい人が多い」「快く質問に応じてくれる」など、3名も周りからのサポートを心強く思い、会社の魅力についても「雰囲気のよさ」が真っ先に挙がった。

さらに同社では、職場を越えた“ヨコのつながり”も重視している。その取り組みの一つが、「U35」の交流。これは、35歳以下の若手社員たちが交流を図りやすいように懇親会を企画・開催し、会社がその費用を負担するというもの。U35のリーダーを務める亀井さんは、「現場への直行直帰が多く、普段顔を合わせることが少ないため、懇親会は貴重な場。仕事の近況からプライベートのことまで、いろんな話が飛び交って楽しいですよ」と話す。

地域密着型の総合建設会社であり、建築・土木のオールラウンダーとして地域に貢献する同社。今回の取材を通して「友を信じる」という社名にもあるように、人とのつながりを大切に育みながら、それぞれに活躍している様子が伺えた。同社であれば、風通しの良い社風のもと、確かな技術を身に付けられるだろう。建築を学んだことのない学生にもぜひ目を向けてほしい企業だ。

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マンションやビル、店舗等の建築・修繕工事、宅地造成工事や道路、下水道のインフラ整備などの土木工事を幅広く手がけ、令和6年度の横浜グランドスラム企業となりました。

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