敦賀セメント(株)

私が大学時代に専攻していた内容がそのまま仕事に活かせる内容かといったら全くそうではありません。その為、毎日の仕事における内容は関係してくる分野の知識はどれも自分にとっては新鮮なものばかりです。これまで自分がやってきた内容とはまるで違うので、先輩社員の方が親切に教えてくれることをただ何も持たず頭だけで理解しようとしてもうまくいきませんし、知識としても頭に全然残らないことが多いです。そんな私が今仕事をする上で心がけていることは、分からないことや疑問に思うことは積極的に先輩社員の方々に聞くこと。また、聞いた内容をしっかりとメモにとり、余裕のある時間にノートにまとめて残すようにしています。また、設備やその内部構造を見学しにいくこともあるので、そういった時は、カメラを持参して写真を記録として残すようにしています。

私が学生時代に最も力を入れたことは、アルバイトです。お金を貯めて趣味に費やすという目的もありましたが、今後自分が社会に踏み出していく上での軽い社会勉強の一環にもなるだろう程度にも考えていました。実際、バイト仲間と会うことも一つの楽しみでしたし、趣味の為にお金を貯めるという目的もあった為、授業終わりや休日など積極的にシフトを入れるなどかなり力を注いでいました。
そして、この経験は予想以上に就活の時に役立ちました。主にエントリーシートや面接時に「自分が学生時代に最も力を入れたこと」といった質問が投げかけられることも多く、その理由やその取り組み方も含めて自信を持って答えることができました。
　人それぞれ、力の注ぐ内容や注ぎ方というのは変わってくると思います。学生の内は自由な時間も多いので幅広く多くのことにチャレンジしてみて、その中で目的を持って全力で取り組めることを見つけてみてはいかがでしょうか。

普段土日の休みは近場にドライブに行ったり、地元の友人と食事に行ったり、そうでない日は一日中家に籠ってゲームをしたりとオフの過ごし方はあまり定まっていないことが多いです。3日以上の連休になった時は友人と遠出することが多いです。四国を一周したり、富士山に登ったり、富山に行って大学時代の友人に会いました。連休の過ごし方にこれといったこだわりがあるわけではないのですが、体力の有り余る若いうちは、時間があるときになるべくいろんな場所に行ったり、いろんなことにチャレンジしてみようと思っています。

私が就職活動で苦労したことは、各社の会社説明会に合わせたスケジュール調整とそれに伴っての移動です。せっかくの就職活動の場ということで、その会社を受ける受けないに関わらずいろんな会社の説明会に参加してみようと思いました。その為、3月の平日はほぼ毎日どこかの会社説明会を受け、また1日の中でも時間帯と距離を見て可能であるなら午前と午後に違う会社説明会に参加しました。私の場合、就活は地元メインで行っていたので研究やバイトの関係で毎週末は自宅からおよそ200km程ある大学の方へ戻っていました。自宅に帰ってもESや履歴書等の準備もあったので、1ヶ月程はほとんど自由な時間はなかった様な気がします。
いろんな会社を見て回り、自分が受けてみよう思う会社をある程度絞った後は、予定が詰まる様なことはほとんどなくなり、自宅に帰っても自分が自己分析した内容を見返すくらいのことしかすることはなかったので、気持ち的にも体力的にも相当落ち着いたんじゃないかなと思います。

就活時代にやって良かったと思えることは自己分析です。自己分析をすることによって、「自分が過去にどんなことに興味を持っていたのか」、「これからの将来、本当に自分がやりたいこととは何か」、「自分の中で強みと思える点は何か」、「自分とって弱い部分は何か」など、明確な自分自身を知ることに大きく繋がります。この自己分析というのは、就活云々というよりも人生の岐路に立ち、これから自分が進んでいく方向性を明確にしていく上でとても重要になってくると思います。
私が行った自己分析の方法としては、自己分析の仕方に関する本を一冊購入し、その内容に沿って暇な時間に少しずつ進めるといった流れでした。私が活用した本は書き込み式であった為、時折自分が書いた内容を見返すことも行っていました。
　是非とも、就活生の皆さんも自己分析に取り組んでみてください。