学生の皆さんの中には「こういう業界や業種で働きたい」など、ある程度、枠を決めて企業研究を進めている方が多いのではないでしょうか。ですが、初めから決めつけてしまうと、視野が狭くなってしまいます。まずは、業界や業種を絞らず「自分が何をしたいのか?」という目線で、いろいろな業界・業種を調べた方が良いと思います。例えば、プログラミングが得意な場合、プログラミングは業種・業界問わず、さまざまな企業が求めている技術です。ですので、どこの企業なら自分の強みを生かせるのかという視点が大切。そして、気になる企業を見つけたら、ぜひ一度インターンシップなどに参加して、実際に働く現場の雰囲気をチェックするのがおすすめです。
当社のようなモノづくりの業界は、学生時代に専門的な資格を取っておくことも役立ちますが、資格に限らず何か一つのことをやり遂げた経験が力になると思います。当社の場合は、宮城県下の4社7工場で役割分担をしながら、資材調達から製品完成まで一貫体制を確立しています。おそらく「電気電子製造=理系」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。当社はモノづくりには直接関わらない部署もあり、理系文系問わず、どなたでも活躍できるステージが整っているのも特徴です。固定観念にとらわれず企業研究を進めることで、ご自身が本当に働きたいと思える企業に出会えると思います。
(総務課長/大場 秀昭さん)