最終更新日:2025/4/23

(株)コンピュータマインド

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都、山梨県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

知的好奇心を武器に、エンジニアとして大きく成長していける環境があります。

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先進的なテクノロジーを学びながら、成長を続ける若手社員たち。

山梨・東京の二本社体制で幅広いシステム開発を手掛ける(株)コンピュータマインド。AIやGPGPUなどの新しいテクノロジーにも積極的に取り組んでいます。同社で活躍する先輩社員から、お話をうかがいました。

開発第2Gr 第1Sc
R.Uさん(写真中央)/2022年入社 経済学部卒

開発第4Gr 第2Sc
K.Bさん(写真左)/2022年入社 情報連携学部卒

開発第2Gr 第4Sc
H.Tさん(写真右)/2023年入社 工学部卒

(株)コンピュータマインドはこんな会社です。

入社後の新人研修やOJTが充実しているので、学生時代ITに触れてこなかった人でも、意欲さえあれば一人前のエンジニアを目指すことのできる会社です。(R.Uさん)
社員同士、プライベートでの交流が深いのも当社の特徴。同期であるR.U君とは、退社後によく、オフィスのある新宿周辺のラーメン店を食べ歩いています。(K.Bさん)
年次や経験に関係なく、やる気のある人にやりがいの大きなポジションを任せてくれる風土があります。それだけに成長のスピードも早いと思います。(H.Tさん)

テクノロジーの可能性に魅力を感じ、未経験で入社を決意。AIの分野でキャリアを積んできました/R.Uさん

会社選びを始めた当初、私が志望していたのは商社の営業職。経済学部出身ということもあって情報系についてほとんど学ぶ機会がなく、エンジニアになることなどまったく考えていませんでした。しかし、テレビのニュースなどでAIの進化が報じられるのを目にして、人間とテクノロジーが共存していく未来のようなものに漠然とした魅力を感じていました。

そんな中、Webサイトを通じて偶然出会ったのが当社です。「入社1年目の社員がAIの開発に携わっている」といった記事を目にして、強い興味を持ちました。商社営業として働く自分の未来はなんとなく想像できましたが、一生に一度しかない新卒のチャンスなので、思いきってチャレンジしてみることを選びました。

新人研修ではシステム開発の基礎から学んだものの、正直なところプログラミングには大苦戦しました。「やはり自分には向いていないのか」と思い始めてもいたのですが、先輩たちはまったく心配する様子もなく「最初はそんなものだよ」といった雰囲気。私が理解できるまで付き合ってくださる丁寧な指導のおかげで、無事に研修を終えることができました。

その後のOJT期間を通じて私が携わってきたのは、AI関連の業務です。先輩社員が作成したモデルを分析し、性能を評価する仕事を中心に手掛けてきました。
現在手掛けているのは「エッジデバイス」と呼ばれる、機器の頭脳部分として搭載されるボードの解析業務。センサーやカメラなどにAI機器を載せ、データの解析まで端末側で行えるようにしたもので、今後IoT技術が進む中で大きな役割を果たします。

入社から約3年、AI関連の仕事に関わってきて感じるのは、これは魔法でもなんでもなく、発展途上の技術であるということ。AIに何ができて何ができないか、どうすればより性能を高めていけるのか、興味は尽きません。学生時代には想像もしていなかったITというフィールドで、AIの進化に携わり続けていくのが私の目標です。

学生時代に学んだデザインの知識を活かしながら、制御システムの開発を手掛けています。/K.Bさん

私が学生時代に学んでいたのは、工業製品などの意匠を考えるインダストリアルデザインの分野。現在ではアプリケーションやWebサイトを美しく、使いやすくすることもインダストリアルデザインの範疇に含まれており、私はインターフェイスのデザインなどを研究していました。
会社選びでは広告代理店やデザイン事務所などを探す一方、ITの分野でデザインの知識を活かすことにも興味を持っていました。そんな中で出会ったのが当社です。業務系・制御系といったシステムの開発から、AIやGPGPUなど新しい技術への取り組みまで、幅広い業務を手掛けていることに魅力を感じ、入社を決めました。

新人研修を終えた後のOJT期間を含め、私が一貫して携わってきたのは電子顕微鏡を制御するシステム開発。当社は創業当時から大手光学機械メーカーとお取引があり、汎用品から特注の大型機まで、電子顕微鏡の開発を数多く行っているのです。

具体的には、電子顕微鏡のファームウェアにパソコンからアクセスして、機器のメンテナンスを行ったり、照射するレーザーをキャリブレーションしたりするシステムの開発です。ジャンルとしては制御系システムになるのですが、私たちはこれを、あえてアプリケーションと呼んでいます。
制御系システムは機械を制御するものですが、操作するのは人間です。使い勝手を考えると、機械だけでなくユーザー目線でなければならないと考えているからです。そうなると当然インターフェイスのデザインは重要になります。

また電子顕微鏡は数十年にわたって使い続けられることもあるため、後のシステム改修をする人が分かりやすいようなプログラムを書くということも大切です。ただ機械が動けばいいというのではなく、このプログラムがどんな構造になっているのか、理解しやすいコードを書くこと。これもまたデザインの一種だと言えるはずです。

今後の目標は、一度今のプロジェクトを離れ、AIなどの先進的な分野を経験すること。新たなテクノロジーが生まれれば、そこには必ず新しいデザインも必要になります。また将来的にはこれまでの電子顕微鏡での経験とAIを組み合わせた新たな開発にも携わってみたいと考えています。

入社1年半でプロジェクトの主担当に昇格。大きな成長のチャンスと出会えました。/H.Tさん

私は学生時代、情報・メカトロニクス関連の学科で、ハードウェアとその制御システムの開発を学んでいました。IT業界に進みたいと考えたのは、学生時代に経験したプログラミングがとても楽しかったから。またゆくゆくは地元である山梨県に帰ることができるチャンスがある会社で働きたいと考え、甲府市に本社を持つ当社への入社を決めました。

入社後、約3カ月の新人研修を経て、私がOJTを受けることになったのはAI関連のプロジェクト。建設機械に搭載されるカメラのAI開発という仕事です。これはカメラに映った画像をAIが分析し、人間だと判断した時には建設機械を自動で停止させるというもの。数万枚の画像データを使い、AIに人間の形や動きを学習させていきます。

私は約4カ月のOJT期間が終了した後もこのプロジェクトに携わり続けており、入社1年半ほどたったころからは主担当として開発を任されるように。大抜擢ともいえる昇格だったのですが、上司や先輩がしっかりとサポートしてくれたおかげでプレッシャーを感じることもなく、気が付いたら自分が中心となりプロジェクトを動かしていた、という感じでした。

このプロジェクトで難しかったのは、カメラに搭載できるメモリの容量に限度があり、高性能なAIを使うことができなかったこと。そこで私たちは高性能なマシンで画像検出を学習させた後、そのモデルをスケールダウンしてカメラに搭載することにしました。言ってみれば、すごく頭のいいAIが画像検出のやり方を覚えて、そのコツだけを後輩のAIに伝えるといった感じです。もちろん、AI同士が会話するわけではありませんから、モデルのどの部分が重要なのかを判断し、スケールダウンしていくのは私たちの役割です。このプロジェクトはもうすぐお客様に納品するところまで来ています。

入社直後からAIという新しいテクノロジーを学ぶことができたのは、私にとって大きなチャンスとなりました。今後もAIだけに限らず先進的な技術に、積極的に挑戦していきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

R.Uさん/これから企業研究を行う皆さんにお伝えしたいのは、周囲の意見に惑わされず、自分の直感や判断を信じてほしいということです。親や友人の常識的なアドバイスはありがたいものである反面、自分の可能性を制約してしまうものにもなりかねません。また何かチャレンジしてみようと思うなら、新卒の時がいちばんのチャンスです。

K.Bさん/企業研究を行う上で、私がいちばん重要だと思っていたのは、「どんな人が、どんな雰囲気で働いている会社なのか」を知ることです。業種は同じでも、社風は会社によってさまざま。合う・合わないは当然あるはずです。気になることがあったら企業関連イベントで積極的に質問したり、職場見学させてもらえるようお願いしたりしてみるといいと思います。

H.Tさん/私がいちばん重視していたのは、成長につながる経験ができる会社であるかどうかを判断すること。同じ業界であっても、教育体制やキャリアステップは千差万別。入社後のキャリアプランに注目してみると良いと思います。

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本社のある山梨県にちなみ「逆さ富士」をイメージしたロゴマーク。左端の隙間は「枠にとらわれない自由な発想力」「広い世界へ飛び出していく行動力」を表している。

マイナビ編集部から

(株)コンピュータマインドは、山梨県甲府市を拠点に1991年に創業。業務システムや制御システムなどの開発を手掛けるIT企業として、着実な成長を続けてきた。1999年には東京にもオフィスを開設し、2007年からは山梨・東京の二本社体制で数多くの顧客からの信頼に応えている。

同社の大きな特徴は、社員数約160名という中堅の規模でありながら、社内にR&D推進室という研究部門を持ち、先進的な技術に積極的にチャレンジしていること。現在、大きな話題を集めているAI開発にも早い段階から参入していたことに加え、今後のIoTの中核となる「エッジデバイス」やGPGPUを使ったシステムの開発でも実績を誇っている。

こうした先進的なテクノロジーに、入社1年目から携わるチャンスがあるのも同社の大きな魅力。現在、同社が手掛けるシステム開発には、何らかの形でAIが活用されているものが多く、仕事を通じて高度な技術と経験を身に付けることができるはずだ。

また取材を通して、社内の人間関係がとてもよく、穏やかで働きやすい環境があると感じた。学生時代に情報系の知識や経験がなかった文系出身者であっても、先輩たちの親切な指導を受けながら、しっかりと成長していくことができるはずだ。
エンジニアとして新しい技術を学びながら活躍したいと考える方には、ぜひ注目してほしい企業だ。

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東京本社に設けられているリフレッシュルーム。休憩やミーティングだけでなく、ランチにも活用されることで、部署を超えた社内のコミュニケーションが生み出されている。

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