予約リストに追加した企業へのエントリーを行いました。
以下のボタンから、予約リストを確認してください。
予約リストへ
エントリー受付を開始しました。
トップページへ
検討リストに登録した企業の中から、気になる企業にエントリーしよう!
0社を選択中
エントリー受付開始!!
会員の人はログインしてください。
最終更新日:2025/3/19
予約リストからも削除されますがよろしいですか?
部署名制作1部
勤務地東京都
仕事内容ディレクター
NHK 総合 「ニッポン知らなかった選手権 実況中」のチーフディレクター
新人時代に感じた面白さが10年経っても今の僕を支えてくれています。ある大会を撮影している現場で先輩が僕に言いました。「よっしゃ突っ込んでいくで!」負けて落ち込む取材者にカメラを向ける勇気を僕は教わりました。ある映画紹介番組の撮影現場で違う先輩が言いました。「何もしないのも演出だよ。」MCに向けて出すカンペを下ろすことを僕は覚えました。「毒母」企画の取材で、ある女性の話を喫茶店で聞いていた時のこと。「母から引き継いだ家具全てを燃やした」と、彼女は真っ直ぐな目で話をした後、メモをしていた僕にふと、「なんで私の話を聞こうと思ったんですか?」と聞きました。僕は「面白いと思ったからです。」と答えました。「よかった。あなたが放送する事で、毒母に苦しむ人を救いたいと言ったら取材を断るつもりでした。面白いと言ってくれたことが嬉しいです。」と話してくれました。正解がないことを追い求める。この刺激が僕はこの仕事の面白いところだと思います。
我が社の住所を見て、お、きらびやかな赤坂じゃん、と思った人もおられるかもしれません。騙されてはいけません。お世辞にもオシャレとはいえないオフィスです。社名だって令和の時代にビデオが入ってるくらいです。しかし僕はこの町工場のような雰囲気にひかれて、入社しました。入ってみると、テレビの世界で面白いことを追求し、追いつきたい、乗り越えたい先輩が山ほどいました。入社1年目から企画を出しても、本気で聞いてくれる人たちがいました。いつでも挑戦していい。面白いを追求するとビジネスになる。テレビはかつてのように元気がないと言われる時代に、これを実現している会社だと思ってます。
知らないことを知らないと楽しんで言える人と一緒にお仕事したいです。恥ずかしさとかプライドを越えたところに自分の想像を越えた面白さがあり、それが視聴者にも伝わると信じるからです。あ、あとテレビ界のレジェンド、萩本欽一さんは「面白そうと面白いは違う」と仰ったそうです。この真意は僕にはまだ到底分かりませんが、日々理解しようと現場でもがいております。こんな事を一緒に考えながら仕事を出来れば楽しそうですね。