(株)アドバンスト・メディア【東証グロース市場上場】

End-to-End(E2E)の音声認識において認識率を従来より改善したり、ユーザーが認識したい単語を追加することでその単語を認識しやすくなるモデルの研究を行っています。そのために、論文等でモデルを改善できそうな方法を調べて、実際に有効であるか検証するといったことを行っています。

自分がやってきた研究が仕事に活かせる、というのが一番の理由です。
大学では研究室が音声認識技術を扱っていて、ダイアライゼーション（話者識別）などを研究していました。
また、エンジニアにとって働きやすい制度が整っていることも魅力的でした。

「音声認識って当たり前にできるもの」と思われているかもしれませんが、実際は多くの課題が残っています。やるべきことが沢山あるため、それを解決するべく取り組んでいきたいです。

例えばハイブリッド型音声認識という、現在ベーシックに使われているものがあります。３つのモジュールを組み合わせて計算する仕組みで認識が行われています。このハイブリッド型は仕組みが複雑ですが、単語登録をすれば未知語を認識させることができるという強みがあります。
一方で、仕組みがシンプルなE2E型音声認識の場合、シンプル故に高精度な認識を期待できる強みがありますが、単語追加などのカスタマイズ性を加えるのに難点があることから、学習データに無い単語を認識するのが難しかったりします。

そのため、E2E型に単語登録ができるよう取り組み、仕組みのシンプルさと認識の高精度、利用者のカスタマイズ性などの性能の両立を実現させることが当面の目標です！

私の就活は研究が忙しかったので、スタートが遅れてしまいました。
就活は早めに始めることをおすすめします。

アドバンスト・メディアは裁量がある分、自主性が必要です。自分から興味を持って取り組める人ならば楽しんで仕事ができると思います。
大学時代から、興味を持ったことは積極的に取り組んでみましょう！