最終更新日:2024/9/12

ユーソナー(株)

業種

  • シンクタンク・マーケティング・調査
  • 専門コンサルティング
  • 各種ビジネスサービス・BPO
  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

経営者の視点

日本最大級のデータベースを駆使し、日本でもっとも非競(ひきょう)な会社を目指す

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ユーソナーの魅力をお伝えします!

日本最大級のデータベースを活用し、顧客の課題解決を図る会社として多くの大手企業から選ばれているユーソナー。そのトップが自身の歩みを振り返るとともに、会社の魅力や強みなどをお伝えします。

長竹 克仁
代表取締役共同社長(外務社長)
2000年 4月 入社
2012年 11月 営業部マネージャーに就任
2014年 7月 企画グループ執行役員に就任
2019年 2月 代表取締役社長に就任
2022年 9月 代表取締役共同社長に就任(現任)

ユーソナーの魅力

「失敗してもいいから、常に前向きに行動してほしい」と長竹社長。臆さず行動していくことが新たな成長を生み出す。それを体現できるのがユーソナーという会社だ。
同社の武器は日本最大級のデータベース。若手のうちから大手企業に戦略立案を行う機会などがあり、成長できる環境としても魅力が大きい。
ユニークなオフィスが特徴的だ。その中で行われるディスカッションはいつも熱を帯び、自由な発想を促してくれる。

これまでのユーソナーにはなかった新たな顧客層の獲得に注力

2000年に新卒でユーソナーに入社して以来、一貫して営業としてキャリアを重ねてきました。
当時、ユーソナーの営業は、「営業部」ではなく「企画部」という名称で呼ばれていました。その中で私はソリューション営業として、新規顧客獲得から既存顧客との関係強化までを担当。営業といっても「モノ」の販売ではなく、お客さまの課題を把握の上、自社のデータベースやそれに付随するサービスなどを組み合わせ、データベースマーケティングの観点から課題解決を図ることが今も変わらぬ主な業務です。現在、ユーソナーは従業員数約260名、在宅ワーカー4,300名という組織へと発展しましたが、当時はまだ少数精鋭体制であり、一人ひとりが幅広い役割を担うことが求められていた時代。ですから、営業も広い範囲を手掛けていく包括的な仕事の取り組み方をしていましたね。

その中で私がこだわったのは、「既存のお客さまだけでなく、自分がお客さまを開拓していく」ということ。現在のユーソナーも同様ですが、営業においては“業界の縛り”が少なく、自分の興味を起点に好きな業界、好きな企業にアプローチしていくことができ、進め方も自由です。そんな風土の中、まず私は興味のあった音楽業界へとアプローチを行い、キャンペーン業務支援につながるソリューションを手掛けました。これを皮切りに信販系カード会社向けにマーケティング支援をはじめとしたソリューションの提供を通じて、お客さまの課題解決に取り組んできました。さらに、世界トップクラスの石油ディーラーへの販促マーケティングソリューション導入を働きかけるなど、自分の興味と情熱を原点に、業界のリーディングカンパニーを中心とした新たな顧客層の獲得を図ることに心血を注いできました。現在も、このように若手であっても自分の興味を起点に、戦略的かつ創造的な仕事に関わっていけるのがユーソナーという会社です。

機動力向上を目的とした経営層の若返りを図るという期待を受け、トップへ就任

前述の取り組みに加え、「富裕層マーケティング支援」も私がプレーヤー時代に力を入れたビジネス領域の1つです。これは、顧客情報を分析し、潜在的な優良顧客を特定し、効果的なマーケティングソリューションを提供していくという分析サービスです。
この他、大手飲料メーカーを対象とした、オフィスへの自動販売機設置先を拡大するにあたってのデータベースを用いたマーケティング支援や、メガバンクを対象としたデータ整備統合のサービスを展開。大手企業を主としたBtoB領域における新規顧客獲得とサービス拡大に取り組み、ユーソナーの新たな価値創出に注力してきました。

そうした中で、2019年に創業者の福富(現代表取締役会長)が代表取締役社長の社内公募を行ったことが、私にとっての大きな転機となりました。当時の私は営業本部の執行役員として業務の運営の責任者といった立場から、現場の最前線に立っていました。入社以来、一貫して営業で実績を積み重ねてきたキャリアの集大成として、会社全体の舵取りを担うことでさらなる成長を目指したいという思いを強く抱いており、立候補という形で手を挙げました。
公募では「営業面」「人事面」「課題面」の3つの観点からユーソナーをどう運営し、発展させていくのかレポートを選出するという方法が採られました。
この時期は、社内で、機動力向上を目的とした経営の若返りを図ることが重要だとされていたタイミングでもあり、結果として私が選任されました。学びの多い日々を送っています。

日本でもっとも非競(ひきょう)な会社を目指す

私が1人のプレーヤーとして営業に携わっていた頃から大切にしてきたのは、「意見をしっかり述べる」ということです。当然ですが、思ったことを積極的に発信していかなければ、その実現はあり得ません。「頭の中にあるものをアウトプットする」ということはプラン実現の第一歩であり、これが全ての起点となります。しかしながら、ただ思ったことを声に出していけばいいという訳ではなく、「“裏付け”や“明確な根拠”がともなった発信」をすることが必要です。それによって意見の価値は何倍にも高まることになり、結果として具現化への道のりがグッと縮まります。

企業データベース820万件という日本最大級のデータベースを活用し、年間約840社の大手クライアントのプロジェクトに携わっているユーソナー。それに付随するさまざまなサービスをクライアントの課題に応じて柔軟に組み合わせ、多角的な観点から解決を図ることができる点に強みを持っています。これらのリソースやサービスはユーソナー独自のものであることから、極めて社会貢献性の強い仕事に関わることができるやりがいを味わえるでしょう。

ユーソナーには「日本で最も非競(ひきょう)な会社を目指す」という理念があります。これは競合他社とぶつかり合うのではなく、互いに足りない部分を補完し合うことで建設的な創造を目指すという姿勢。日本最大級のデータベースと、それを基盤とした多彩なサービスを有するからこそ、協業できる可能性を生み出すことができるのが私たちの強みの一つと考えています。それによって相互で新たな創造を目指すという「共創の精神」に基づき、より大きなスケールでの社会貢献を果たしていくことが私たちユーソナーの目指すものです。変化の速い時代において、これからの未来は誰も確実に見通すことはできません。そんな未来を、「共創」をテーマに、クライアント、そして社員共々力を合わせて形作っていきたいと思っています。

企業研究のポイント

企業研究期間では、「自分の“幹”となるものをしっかり決める」ことを心掛けてほしいと思います。“幹”となるものは人それぞれ。「自分がもっともワクワクすること」や、自分の長所、あるいはこれまでの人生を振り返ってみて、もっとも情熱を注ぐことができたもの。そうした「これだけは譲れない」というものを1つに絞り込み、自身の幹とすることが重要になります。特に迷いが生じたときなどは、自分の幹は頼もしい羅針盤の役割を果たしてくれることでしょう。同時に自身の幹を育むことは、将来的なキャリア形成の場面でも大きく生きてきます。自分の幹がしっかり育っていることでブレのない方向性が定まり、常に最適なキャリアを歩むことができるようになります。この機会にぜひ、自分自身について振り返り、ご自身の価値観を探ってみてください。
<代表取締役共同社長(外務社長) 長竹克仁>

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日本最大級のデータベースを駆使し、どんな形でクライアントの課題解決を図っていくか。全てはあなたの自由。そこから得られる成長の大きさは計り知れない。

マイナビ編集部から

企業データベース820万件という日本最大級のデータベースを有し、それをベースとした顧客データ統合ツールや名刺ツールを展開するユーソナー。データベースマーケティングの観点からさまざまな分野のクライアントの事業発展に貢献し、なくてはならない存在として厚い信頼を寄せられている。その信頼と実績は、大手企業が名前を連ねる同社の取引先一覧を見ても明らかだ。

同社を取材してみて特に魅力を感じたのは、「若いうちから質の高い仕事にチャレンジできる」という若手の成長を促す環境だ。日本最大級のデータベースをマスターデータに、あらゆる分野のクライアントの課題に対応して多彩なソリューションを展開できるという圧倒的な強みを持つ会社であり、積極的に若手に仕事を任せていく文化が根付いている。それだけに若手の段階から国内の名だたる大手企業に戦略立案を行うことが可能で、貴重な経験を積んでいくことができる。そこから得られる成長の大きさは計り知れない。スキルアップを図るための研修制度や教育サポートも充実。同社でしか成し得ない成長とやりがいがあなたを待っている。

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若手の段階から大手企業相手に提案ができるなど、早くから活躍できる土壌が整う同社。「成長」をキーワードにする人なら、きっと魅力的な会社となることだろう。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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