企業研究中の学生の皆さんは、企業の事業内容や福利厚生、待遇などを比較検討されるでしょう。それは当然のことですが、私はその前に「好奇心が湧くかどうか」という観点で企業を見てほしいと思っています。諸条件がそろっていても、好奇心を満たせない環境なら長続きしないからです。かくいう私は入社後も周囲の研究が気になって仕方ないくらい好奇心旺盛なタイプ。その姿勢が製品開発でも役に立っています。
(林さん)
企業を比較検討する際は、事業のどの部分に強みがあるのかをよく調べておきましょう。競争相手の多い業界であれば、他社にはない独自性が成長のカギになるかもれません。学生のうちに身に付けていただきたいのは、基礎的なコミュニケーション能力です。当社の技術者は研究職の先生方にヒアリングしますし、お客さまの代弁者である営業担当者とも距離が近い。入社後は聞く力と話す力の両方が求められので、学生のうちから意識しておくといいでしょう。
(釣さん)
会社訪問した際は先輩社員の話をじっくりと聞き、社内の雰囲気をしっかり感じ取ってください。リアルな体験は、その会社が自分に合っているかどうかを判断するきっかけになるはずです。また、企業を選ぶときは有休の取りやすさや働く環境、経営の安定性にも目を向けましょう。当社は化学業界の大手である三菱ガス化学のグループ企業。入社後は安心して仕事に取り組むことができます。
(山下さん)