最終更新日:2025/4/18

NCD(株)【東証スタンダード市場上場】(旧社名:日本コンピュータ・ダイナミクス(株))

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 広告
  • インターネット関連
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

システムや最新機器を通じて社会に貢献。IT・自転車の2つの事業領域を持つ会社です

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私たちの入社後の日々と成長の軌跡を紹介します!

システム開発や運用・保守の事業、そしてパーキングシステム事業というユニークな事業構成を持つNCD株式会社。入社3~5年目の先輩社員から、各部門の仕事内容ややりがい、社風や今後の目標について伺いました。

◆川村さん(写真中)
IT事業本部・サポート&サービス事業部
2021年入社/社会学部卒

◆北澤さん(写真右)
IT事業本部・ソリューションサービス第一事業部
2022 年入社/工学部卒

◆大里さん(写真左)
パーキングシステム事業部・営業部
2019 年入社/社会学部卒

先輩の横顔

休日は趣味のゲームに没頭しているという川村さん。「全体の4割ほどは在宅勤務を活用しており、愛猫の近くで仕事ができることも働く環境への満足感につながっています」
大学まで部活に勤しみ、今でも退勤後に古巣のメンバーとバスケットボールを楽しんでいる北澤さん。「最近はほぼ毎週通えており、体を動かしてリフレッシュしています!」
エネルギーの源泉は音楽だという大里さん。「最近は京都のバンドにハマっており、平日にライブがあるときには有給休暇を活用して、泊まりがけで関西遠征をしています」

段階的にスキルアップに挑み、成長実感がやりがいに。チームに育ててもらっています

IT業界を志望したのは、学生時代からPCを触るのが好きだったことが理由です。飲食店でのアルバイトを通じて「人間関係が良い環境であれば、楽しく働ける」という確信を持っていたことから、人や社内の雰囲気の良さに重点をおいて企業を探し、インターンシップでその魅力を感じた当社への入社を決めました。

入社後は約3ヶ月間の研修を経て、保険業界のクライアントの業務システムに関する保守・運用を手掛けるチームに入り、まずはデータベース・オペレーターとして簡単な作業を担いながら業務の理解を深めていきました。2年目の後半からはデーターベース・アドミニストレーターという立場に上がり、少しずつ自分発信での提案や判断も行うように。具体的には、データベース容量の監視業務において、利用者の傾向を分析して増量の必要性を検討したり、先方へのヒアリングを提案したり、といった業務を行っています。

保守運用ではOracleデータベースという製品を扱っており、仕事でやったことを書籍で復習することを繰り返し理解を深めていった結果、認定資格もスムーズに取得できました。最近はチームをあげて技術力向上にも取り組んでおり、SQLデータベースという別の製品も扱い始めています。細かいところの仕組みがOracleとはかなり異なるので、この製品の知識を深めていくことが目下の成長課題です。

所属するチームは、10名のうち2名が若手という編成です。1年目にはトレーナーやメンターの先輩が付いてくれますが、2年目以降もチーム全体で育成してもらっている感覚です。先輩たちには普段から積極的に関わり、話しやすい関係を築いておくことを心がけています。気軽に話せる関係になっておくほど、仕事でわからないことも気兼ねなく聞きやすいと感じます。

お客様との折衝は現在はリーダーが担っており、私たちは自社拠点でリモートも活用しながら勤務しています。神戸在住のメンバーもいるので、ミーティングもオンラインが中心です。日々の業務量は自分の裁量で調整でき、先月は毎日定時に終業していました。今月は未経験の業務を担当したので多少の残業をしましたが、初めての仕事を自力で完遂できた達成感は大きかったです。新しいことに段階的に挑戦させてもらい、成長実感を得られることがやりがいにつながっています。人に教えられるくらい安定した技術力を磨いていくことが、今後の目標です。
【川村さん】

お客様からの感謝の言葉がモチベーション。業務を通じて、新たな目標も生まれました

電気電子工学科で学び、プログラミングにも触れて適性を感じていたことから、就職活動ではアプリ開発ができるIT企業を検討しました。人間関係にも重きを置いていたので、先輩たち皆さんが優しく、内定者同士も話しやすいと感じた当社への入社を決意。新人研修ではグループでの開発も体験でき、得意なことを分担しあい協同する大切さを学べました。

配属後は物流業界の受注管理や在庫管理システムに携わっています。1年目は先輩に付き、アプリの障害対応や保守運用、ネットワークセキュリティなどの業務を担当。フラットにコミュニケーションができる職場で部長や課長の席も近く、ランチなどに誘ってもらいながらチーム内での親交を深めました。

2年目は全国の物流拠点へ無停電電源装置を設置しに出向く業務を任せていただき、福岡や大阪の拠点に定期的に出張をしました。単独で出向く機会もあり、それによって「自力で解決しなければ」という責任が芽生え、上司への報連相の姿勢も身に付いたように思います。

大阪では、新しい物流倉庫の立ち上げにも関わりました。システムやネットワークの設定、PC全台のセットアップ作業、動作テストを全て担ったほか、お客様の親会社のPC設定なども担当。途中でシステム障害対応もあり、準備段階からトータルで8ヶ月ほど要しました。その分拠点が完成し無事に稼働を始めた際の達成感は大きく、先方の課長から「君のおかげで無事に動いているんだよ」という言葉をいただいたことが、本当に嬉しかったです。

この時の働きを認めていただけたようで、今年度からはお客様先の親会社である食品メーカーに常駐しています。先方のシステム担当者と一緒に紙ベースの請求書等を電子化させたり、法対応のものに切り替えたりと、幅広く会計システムのプロジェクトを進めています。対人力が高いほうではないのですが、部活で培った礼儀が功を奏してか、上席の方々とも良好な関係を築けています。要望を吸い上げる際は「相手の話をきちんと聞く」という姿勢を心掛けており、詳しくない方にもわかりやすく説明するスキルなども磨かれてきたように思います。

一方で、今はまだ会計の知識は十分でないという自覚があります。数字の動きを見ているのは楽しく、興味を感じ簿記の勉強を始めました。将来は公認会計士の資格取得も目指しており、会計に詳しくなっていくことが現在の目標です。
【北澤さん】

駐輪場を通じて街づくりに関われている手応えも。関係各所との関係性を大切にしています

就職活動中、街中で目に付いた看板を片端から調べていた際に当社の存在を知りました。学生時代は自転車サークルに所属していたので、駐輪場の事業に興味を感じて応募し、面接でも一番自分らしく話せた手応えもあり入社を決めました。

入社後はパーキング事業部へ配属され、公共団体・民間企業担当と2部署に分かれており、私は公共チームの一員として営業活動に勤しんでいます。東京23区近辺のエリアで、駅前にある区営・市営の駐輪場をよりよくするためのコンサルティングや、駐輪場の新設の際の機器導入や運用に関する提案を行っています。

公共案件は、自治体から出た公募に対して受注を目指す活動になります。公募の数には波があり、公募が出ない時期には次年度に出そうなところの情報を集め、先んじて現地に出向き課題を拾い上げるなどの準備を行います。

正式に公募が出てからは、書類審査とプレゼンの評価点数の合算で入札先が決定するため、多くの時間を資料作成に割きます。初めて提案を担当した2年目の夏以来、さまざまな案件に参加してきたので、わかりやすく見やすい資料を作成するスキルはかなり磨かれたように思います。チームで力を合わせて案件を獲得できた際の達成感はとても大きく、今後は後輩にも教えられるくらいに成長したいと思っています。

仕事においては、自分一人の力だけでは何も実現できないということを忘れないようにしています。営業が提案したことを形にしてくれるのは、他部署や協力会社の方々です。関係者の方々に「この人の担当案件だから頑張ろう」と思ってもらえるような良好な関係を築くことを目指し、地道にコミュニケーションを図ってきました。

6年目になり、良い関係を築けてきた手応えも得ていますが、慣れてくるほど「相手もわかっているだろう」と伝達事項を省略してしまいがちになるリスクも感じています。常に相手の立場に立って考え、必要なことは第三者が見てもわかるような文面で伝えることを心がけています。

当社は最新機器やシステムを導入できることを強みとしており、自治体の管理人さんから「おかげで管理がラクになった」といった声をいただけることも励みになっています。駐輪場は公共交通機関の末端のインフラで、地域の方の生活利便性に影響が大きい施設です。駐輪場から街づくりに携われている手応えも、仕事のモチベーションにつながっています。
【大里さん】

学生の方へメッセージ

当社では、出身学部等一切関係なく、人柄重視の採用活動を行っています。ダイバーシティを尊重し、一人ひとりと対話して良さを引き出していきたいという思いがあり、学生の皆さんと時間をかけてお話しする機会を大切にしています。社員の大半が入社理由として「人の良さ、社内の雰囲気の良さ」を挙げてくれているのも、こうした背景があってのことかと思います。

ワークとライフの両方を充実させてほしい思いから、休みを取りやすい環境づくりも推進しています。有給休暇の取得率は87%を超えており、個人の大切な日に休める「アニバーサリー休暇」なども社員たちの声を受けて導入しています。お客様先に出る時以外は、服装も自由。社内は皆、カジュアルな自分らしいファッションで働いています。

入社後はOJTトレーナーとメンターの2名の先輩社員が、1人の新入社員を1年間かけてフォローします。業務は直属のトレーナーに教わりつつ、不安なことや気になることはメンターの先輩の助けも借りながら成長を図っていただきたい、という思いからです。

また入社後は、全体の社会人基礎研修が1カ月、エンジニア職採用者にはトータル3カ月のIT技術研修を用意しており、一から学んでいける教育環境を整えています。未経験の方も心から歓迎していますので、学部や経験値を問わず、安心して検討いただければと思います。

(人事担当者より)

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「チーム単位でお客様先に常駐している社員もいますが、東京総合職は23区内での勤務が基本。有志による部活や全社イベントなど、部署の垣根を超えた社内交流も盛んです」

マイナビ編集部から

IT業界における同社の特徴としては、まずはやはりITと自転車(駐輪場)という全く異なる二つの事業領域を手がけていることが挙げられるだろう。駐輪場はまちづくりや地域創生にも直接的につながる事業だが、IT部門のクライアントもエネルギー・金融・物流など、生活インフラを支えている業界の大手企業様が中心とのことで、どちらも社会貢献性が高いという点では共通している。

業界の黎明期から事業をスタートし、設立58年目に至る現在まで、安定経営を続けている会社であることも特筆すべき点だ。30年以上取引している会社も珍しくなく、中には50年近く依頼が続いているクライアントもいるとのことで、多くのお客様からの信頼と実績が同社の安定した事業基盤を生んでいる。

ITエンジニア職とパーキングシステム総合職、それぞれの社員たちから話を伺った今回の取材。三者三様の仕事をしていることがわかったが、「職場環境や人間関係、チームワークを大切にしている」という点は全員一致であり、この点に共感を覚える人と親和性が高い社風という印象を受けた。

働き方の自由度も高く、ゲーム、バスケットボール、ライブ参戦と、3名とも好き好きにプライベートを満喫している様子が窺えた。職場でも全員がのびのびと働いている雰囲気が伝わってきたため、就職活動では同社の環境の良さにもぜひ注目してみてほしい。

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コロナ禍前からテレワークを開始し、現在は出社とテレワークのハイブリッド勤務が定着している。土日に有志で集まってスポーツを楽しむなど、社内の仲も非常に良い会社だ。

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