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最終更新日:2025/4/25
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部署名技術部
勤務地大分県
仕事内容プローブの電気的・機械的な特性評価と開発
出社
メールチェック
会議
昼食
評価
資料作成
退社
大学院では機能性セラミックスの研究に取り組んでいました。研究を行う過程でSEM(走査型電子顕微鏡)などで見ることができる微細なものに面白みを感じていて、研究で使用する測定装置にも興味を持っていました。そのため、就活では「測定装置」が会社選びのひとつのキーワードになりました。また様々なハイテク製品に欠かせない半導体に関わる仕事がしたいと考えていたので、半導体検査機器のメモリー向けプローブカードで世界トップシェアのMJCに興味を持ちました。さらに九州に拠点を持ち、化学系出身でもMEMS技術などで充分に活躍できることがわかり、入社を希望するようになりました。
入社後は、青森工場でプローブカードの部品でバネ性のあるピンの評価と開発を担当していました。その後、大分へ異動となり、現在はプローブの電気的・機械的な特性評価と開発に取り組んでいます。評価データを分かりやすくまとめ上げ、今まで見えていかなかったものが徐々に形になっていくプロセスに面白みを感じています。完成したプローブカードのプローブの針圧、強度や耐久性、通電した際の特性などがお客さまの要求仕様を満たしているかを検証し、想定と合わない場合は原因を特定するために検証をしていきます。時には原因が想定外の箇所だということもありますが、原因を様々な角度から検討し、洗い出しや評価を重ね、関連部署と協力して解決した時に達成感を感じます。
業務は一人では進められないので、様々な人とコミュニケーションを取りながら協力して進めていくということや、スケジュール管理の習慣などは、大学院までの研究活動と通じるため現在の仕事でも充分に活かせています。一方で、私は学会などでの講演の機会をあまり経験していなかったためか、伝える力に苦手意識を持っていました。しかし、現在の仕事は評価の結果を基に社内外の様々な人と協力して業務を進めていかなければならない仕事なので、双方がwin-winの関係となるような伝え方が自然と身に付いてきました。
日本マイクロニクスの強みは、最先端の技術と、微細なものを作る“匠の技術”が存在する、ある意味ハイブリッドなところだと思っています。そんな環境で私が目指しているのは、装置や設備もしくはプローブカードの設計です。検査機器メーカーで働くからには、いつかは挑戦してみたいと思っています。そのためには、必要な技術を身につけ、装置や設備が持つ構造的特性などを理解することが必要だと思っています。
経験がない頃は、ついつい自分ひとりで仕事を抱え込んでしまいがちで苦しい思いもしました。でも段々と、仕事は周りに人がいてこそ動くものだと考えるようになりました。また考えこむより先に動く方が、事態が好転する場合が多いことも学びました。就活は、入社後の自分をイメージして進めるのが良いと思います。