最終更新日:2024/10/28

(株)東邦コンストラクション

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設

基本情報

本社
静岡県

取材情報

知識ゼロからの専門職

知識ゼロから技術職! ライフラインを支える現場で活躍中

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入社1年目から現場の第一線に立つ若手たち

大手インフラ会社の工事を担当し今や高所作業もこなすS.Mさん、入社してから電気工事士資格の勉強を始めて試験に一発合格したO.Yさん。知識ゼロからスタートした先輩2名に、技術職の魅力を語っていただきました。

●S.M.さん
第6工事部 電線設置工事担当 2016年入社
(電柱から建築物に電気を供給する引き込み工事を担当する)
●O.Y.さん
第2工事部 電気工事担当 2021年入社
(2021年 第二種電気工事士 合格)

私たちが頑張れる理由

「一緒に工事を担当するチームメンバーは、大切な仲間であり心の支えになっています。コミュニケーションの取りやすい環境が整っていますよ」と話すS.Mさん
静岡県内ほぼ全域の信号機をチームで守る、社会貢献度の高い仕事。「休日に遠出するときも、つい信号機に注目してしまいます」とO.Yさん。
細かな研修や教育制度、先輩からのサポートがあるから、未経験でも一人前の電気工事士として活躍できる環境が整っています。資格取得のサポート体制も万全です。

新築の戸建やマンションに電気を供給する仕事は、大きな達成感が得られます。

当社に入社する前は工場内の組立作業に携わっていたのですが、やりがいや将来性を求めて転職活動をスタート。その中で、快適な生活に欠かせない電気を陰で支える電気工事士の仕事に興味を惹かれました。ただ電気関係の知識はまったくなかったため、なかば諦めかけていたのですが…未経験の先輩が大勢活躍している当社の求人を発見しました。私の地元に根付いた企業ということも知り、入社を希望。地域に貢献できる仕事へ期待を膨らませる一方で、職人気質の厳しい先輩が多いのでは…と少し不安も感じていました。

入社後はビデオによる安全研修を受けたあと、実際の現場で行われる安全研修に参加。そこで感じたことは、先輩方はみな気さくでやさしい人ばかりということ。分からないことがあればすぐに相談できるし、聞けば必ず手を止めて話を聞いてくれる。そんな先輩方に入社前の不安な気持ちはすぐに払拭されました。先輩のアシスタントとして同行した現場では、仕事に必要な知識やスキルを一から教えてもらう日々。同時に高所作業に必要な準中型免許、大手インフラ会社が定める独自資格、4トントラックの運転に必要な中型免許などの資格を積極的に取得しました。大きく成長を感じたのは、第一種電気工事士に合格した入社2年目のこと。2~3名のチームに参加して、実際に電気の引き込み工事を担当できるまでになりました。

電気の引き込み工事とは、新しく電気を必要とする建築物(新築住宅や工場、工事現場の仮設事務所など)に電気を供給すること。チームメンバーと密に連携をとりながら“安全第一”を徹底し、慎重に作業にあたっています。初めて高所作業を担当した時は、間違いがないか何度も確認しながらも緊張が抑えられませんでした。しかし無事に電気が供給された瞬間、ホッとすると同時に大きな達成感に満たされました。電気が供給された瞬間の気持ちはいまも変わりません。今後は電気工事施工管理技士の資格取得が目標です。屋外工事だけでなく屋内工事でも経験を積みながら、知識を深めたいと思います。
(S.M.さん)

新しくできた交差点に自分の手で信号機を設置しました。

経営学部でしたが、営業や事務の仕事に就くことがイメージできず、口よりも体を動かす仕事に興味がありました。そんな時に知ったのが当社です。電気や通信といったライフラインの工事に携わる会社で、しかも信号機の設置や保守という、あまり他にない事業もやっていたのが印象に残りました。社会に欠かせない仕事だし、将来もなくならないと考えたのが入社のきっかけでした。志望した信号機工事の部署に配属になりました。全くの文系で電気系の仕事をすることに多少不安はありましたが、先輩がひとつひとつ丁寧に教えてくれて、専門知識ゼロでも配属1日目から現場に出ることができました。最初は先輩に付いて信号機の制御器を開けて規定のチェックリストを見ながら点検する仕事から始め、車両感知器の点検や電球交換のやり方も覚え、そのうち私も自信を持って点検に回れるようになりました。入社してから少しずつ資格の勉強も始め、3ヵ月後には電気工事士2種を取得することができました。

一口に信号機といっても、電球タイプのずっしりした旧式機種から比較的扱いやすい最新LED式までいろいろあります。信号機のAI化も始まっていて、ベテランの先輩たちは通信機能付きの信号を扱えるよう無線の免許の勉強をしています。覚えることはたくさんありますね。配線ミスなどがあれば信号が狂うことになるので、未だに緊張感はあります。でも、任されたエリアを回って点検を期限内にすべて終わらせたときや、新しくできた交差点に信号を設置したときは、やはり達成感を感じます。

当社は部署に関わらずいろいろな人が話しかけてきてくれるので、まったく専門知識を持たずに入ってきた私でも馴染みやすかったです。ピリピリした雰囲気もなく、居心地のいい環境ですよ。私の部署は職人気質の先輩が多くて、休憩時間もお互い必要以上に干渉することなくそれぞれの過ごし方をしているので、自分ものびのび過ごせています。ただ、そんな先輩方に教えてもらうのを待っているのではなく、自分から進んで働きかけることが大事だと感じています。
今の目標は、高所作業車の技能も身に付けて、どんな作業も1人でできるようになること。いろいろな工事の流れをすべて覚えて早く一人前になりたいです。
(O.Yさん)

企業研究のポイント

街中にある電柱を実際どうやって立てているのか、電車の電線はどうやって張り巡らせているのか、ご存知でしょうか?電気や通信の仕事というと、学生の皆さんには大手インフラ会社のイメージが強いかもしれません。でも巨大で細かいインフラ網を支えていくには実際に手を動かして整備を行う専門会社が不可欠です。インフラ工事の現場は100あれば100すべて違います。現場で得られる知識は紙の上で学ぶことと全く違うことも多くあります。経験から地域や現場を知り尽くしたプロがいるからこそ、皆さんが電気や通信を利用できるのです。インフラ業界に興味を持ったらそのようなことも念頭に入れ、自分がどんな仕事をやりたいのか考えて企業研究を進めて欲しいと思います。
当社では会社訪問の際にできるだけ現場を見学していただいています。特殊な車両や機械を使って技術を駆使する醍醐味は、現場を見てみれば分かるはずです。自分が手掛けた電柱や信号機が街のあちこちにできていく面白さを想像してみてください。
(管理部 Mさん)

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「どんな会社を選ぶにせよ、挨拶ができる、時間を守るなど当たり前のことができる人材が求められると思います」と、管理部のM.T部長は話す。

マイナビ編集部から

1986年の創業以来、静岡のライフラインを守り続ける(株)東邦コンストラクション。電柱や信号機の設置工事、電線の設置工事、鉄道沿線の電気通信工事、ビル内部の電設工事、公共施設のネット工事などを通じて、地域の人々の快適なくらしに貢献している。

同社の仕事は専門知識が求められるものばかりだが、活躍する先輩の多くは未経験からのスタートだ。今回インタビューに応じてくれた2名も同様で、「やりがいのある仕事」や「地域に貢献できる仕事」を求めて入社。まずは安全教育を徹底した上で、さまざまな資格を取得したり施工技術を学んだりしている。特に資格取得のサポートは手厚く、受験費用やテキスト代、試験会場までの旅費などはすべて会社が負担。もちろん資格手当も導入されている。

出身学部関係なく、誰もが前向きに自己成長できる環境が同社の魅力。そんな社員たちの頑張りに応えるため、業績がいい年は賞与の支給が年に2回から3回になるそう。「頑張る気持ちを支えてくれるだけでなく、実際の頑張りにも応えてくれる環境に感謝しています」とS.Mさんは笑顔で話してくれた。

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静岡県内のライフラインを支える仕事に、大きな誇りを感じている先輩社員たち。いつの時代も絶対になくなることのない仕事を通じて、地域に貢献し続ける。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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