最終更新日:2025/5/7

イガラシ綜業(株)

  • 正社員

業種

  • 建設
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
茨城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

電気設備工事の幅広いやりがいが、モチベーションをさらに向上!

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真摯に仕事に向き合い、目覚ましく成長する社員たち

多種多様な電気設備工事を手掛けるイガラシ綜業は、施工職をはじめとして、仕事内容もやりがいもさまざま。あらゆる経験を糧に成長する若手社員の歩みと今後の目標を聞きました。

【施工職】
草野  成冴さん(写真右)
電設第三部
人間科学部現代社会学科卒/2021年入社

米澤  真輝さん(写真左)
電設第三部
国際創造工学科 機械・制御コース卒/2023年入社

黒澤  優衣さん(写真中央)
道路施設第二部
文学部文化交流学科卒/2019年入社

会社のPRポイント!

「包容力のある先輩ばかりで、新人の頃は私が聞かなくても、その時に必要なことを察知して教えてくれました。安心感のある環境で思いきりチャレンジできます」(草野さん)
「私の部署は同世代の社員が多く、気軽に話ができる明るい職場です。先輩は仕事では絶妙な距離感、オフタイムでは気さくにと、メリハリよく接してくれます」(米澤さん)
「若手からいろいろなことに挑戦させてくれる会社です。責任感の大きい業務に早くから携わると成長スピードが速くなり、視野も広がっていると実感しています」(黒澤さん)

【草野さん】スケールの大きな工事で活躍。施工管理の仕事全てが成長につながっています

入社から4年、施工職の施工管理者として、これまで多岐にわたる工事に携わってきました。最初はトンネル工事の検査工程を見て現場での動き方を学んだ後、エネルギー会社の施設の配管工事を担当。実際に作業するにあたり、現場の皆さんと協働する大切さを実感しました。次の現場は道路の誘導灯の工事で、ここで初めて施工管理者として作業者に仕事をお願いする立場になりました。人に依頼する以上は、自分自身が工事をしっかり理解する必要があると、ますます意識が高まり、スキルアップに励みました。次第に先を読んで行動できるようになったり、仕事のスピードも速くなり入社当初からの成長を感じています。

直近で担当した現場は2つあり、1つは高速道路のトンネル内の照明交換工事です。途中参加ですがおよそ1年にわたる大規模な工事に、施工管理者として従事しました。道路に規制をかけなければならないので、作業は夜間に行います。配線と器具の設置にあたり、手元がどうしても暗くなるので、いろいろと試行錯誤し、ライトを作業者のヘルメットに装着してもらうことで解決しました。作業しやすい環境を整えるのも施工管理者の大事な使命です。また夜の作業は黙々となりがちですが、休憩時間はなるべく楽しく談笑するように働きかけるなどメリハリを意識しました。少人数のチームなので段々と仲間意識も深まりました。

もう1つは企業の工場の新築工事で、現在進行中の案件です。LED照明に加え、工場に設置する機械の配線と設置を行っています。ここでは久しぶりに作業者として入ったので、改めて気付くことが多々ありました。特に大きな発見は、施工管理者から指示されたことを実際にやろうとすると、細かな問題があってなかなか難しい、ということです。作業者の立場にならなければ分らなかったことで、今後施工管理をするうえでの糧になりました。ただ、身体を動かすのが好きな私にとって現場作業はとても楽しく、ずっとやっていたいほどです(笑)。

工事のやりがいは、ゼロの状態から着々と完成する過程が目に見えること、そしてお客さまに感謝されることです。私は幸運にも比較的大きな現場を経験していますが、今後は現場代理人として責任を持ち、しっかりと大きな現場を管理できるようになることが目標です。お客さまにも作業員にも、心から信頼されるよう精進します!

【米澤さん】工事の完成に向け、現場をまとめる力を先輩方から貪欲に吸収しています

高専時代に文化祭の実行委員長として多くの人をまとめ、成功させた時にものすごい達成感を覚えました。「自分のやりたいことはこれだったか!」と確信し、電気系を軸に工事現場をまとめる施工管理の仕事を探してイガラシ綜業を見つけました。決め手となったのは資格取得に関して手厚い支援があること、また地域貢献活動に積極的なことです。後者はボランティア活動にも興味があったからで、入社後は当社が開く地域イベント「森の学校marche」にも進んで参加しました。子どもたちが紙飛行機を作る体験では、元気な男の子と一緒に童心に返って楽しみました。

新人研修は3か月間みっちり。実際に工事に携わるうえで、図面を読み解いてリアルな作業をイメージする能力を鍛えました。図面作成のCADは、高専ではそれほど学んでいなかったため、現場に即してあらためて勉強できたことも良かったです。

7月から電設第三部に配属され、現場ごとに先輩に付いて各種作業を覚えていきました。まだチームの一員という感じですが、一度、責任者としての役割を任されたこともあります。ビル内の照明を交換する電気工事で、大変だったのは確認作業です。現場の調査から始め、交換する照明器具の明るさを確かめたうえで発注し、工事に入るというフローですが、その過程で工事の依頼者さまとの認識を刷り合わせる必要があります。これまでは指示にしたがう設置作業が主だったので、主体的に準備するのは初めて。先輩が見守ってくださり、例えば発注台数を誤りそうになると「この数は違うのでは」と、ポイントごとに軌道修正してくれたので何とかミスなく終えました。完成後、照明を一斉に点けて部屋が輝き、依頼主であるビルのオーナーさまに、「ありがとうございます」と感謝された瞬間は忘れられません。間違いなく成長のファーストステップになりました。

工事前の準備など、最初の頃と比べて「できること」が増えた点に成長実感を覚えていますが、先輩を見るとまだまだ。専門知識の豊富さはもちろん、指示の正確さや作業の迅速さなど、「格好いいな」と圧倒されています。そんな先輩方は一方でとても親切で、わかるまで丁寧に教えてくれます。ですから今は、少しでも早く先輩のように成長することが目標です。その先は、もっと大きな現場にも携わりたい、設計の仕事もしてみたいと、あらゆる意欲が高まっています!

【黒澤さん】現場の息吹を感じながら、施工職として頼れる存在になろうと知見を磨いています

私は施工職として、各種工事の図面や書類の作成を担うことで、現場が円滑に進むようバックアップしています。私が所属する道路施設第二部は、名前の通り、道路やその施設に関する電気設備工事を行っていて、私もこれまで高速道路関係の案件が多かったことから、組織の再編に伴い配属となりました。自分自身も道路の案件が好きなので望むところです(笑)。

好きになったのは多くの案件を通してスキルアップできたことに加え、現場とより深く関わるようになったからです。なかでも入社3年目、東北道佐野SAの照明のLED化工事に伴い、現場に長期常駐したことが転機になりました。工事のスケールが大きいだけに最初は不安でしたが、「あの部分の寸法はいくつ」といった、現場の方が知りたい情報をあらかじめ読み取って図面に落とし込むなど、前向きに取り組みました。そうするうちに視野が広がり、必要な書類などを先回りして用意する力が身に付きました。

現在は、圏央道の坂東PAの電気設備工事に関わっています。今は内回りの工事で、次の外回りも含めると完成まで数年かかるプロジェクトです。ただ、私は途中参加するまで、山形自動車道の寒河江SAの道路照明工事を担当していました。佐野に続き2回目の常駐だったので、慣れもあって以前よりも「先読み力」が付き、作業スピードも速まったと実感しました。坂東PAの案件は、そんな私を評価していたただき、前任者からバトンタッチされたものです。頼りにされたことを嬉しく思うとともに、経験値を活かして頑張ります。

長期工事のやりがいを感じるのは、実は、終わるタイミングです。竣工時に提出する書類は、分厚いファイルが何冊にも上るほど膨大な量で、その作成はかなり大変です。それだけにコツコツと一つずつ積み上げ、すべて完璧に揃えて提出した時の「やり遂げた!」という達成感はたまりません。もともと地道な作業は得意なほうでしたが、この仕事を通して工事に貢献しているという手応えが高まるにつれ、ますます磨きがかかっています。現場事務所にいて、工事の進み具合がリアルにわかるのはとても楽しく、施工管理者や作業員の方々とのフランクなコミュニケーションを通して、現場の理解度も深まります。できるならずっと現場常駐の形で活躍し、「黒澤さんなら任せて安心」という存在になることが目標です。

学生の方へメッセージ

当社は、とても資格が取りやすい環境だと思います。合格すると手厚い手当が付くのはもちろん、安全大会などのイベントで表彰される機会もあり、努力が報われる喜びも味わえます。私はこれまで、第二種電気工事士を取得し、更には難関の第一種電気工事士にも合格。今は施工管理技士の取得に向けて勉強中です。分らないことは何でも先輩が教えてくれるので、励みにもなっています。(草野さん)

当社はさまざまな資格取得を奨励しており、私も希望して第二種電気工事士を取得しました。課題通りに配線作業などを行う実技試験は、入社1年目の私にとってなかなかのハードルでしたが、先輩方が手取り足取り教えてくださったおかげで、一度で合格できました。今後は1級電気工事施工管理技士の取得を目指しています。受験資格の実務経験を満たすまで間があるので、実践的な知識を蓄えています。(米澤さん)

現場業務に携わる以上はもっと知識を深めたいと、つい最近、第一種電気工事士の試験に合格しました。合格を知らせると皆さんとても喜んでくれました。もちろん手当もきちんと付きます。女性で初めて取得したのも誇らしく、取得後は施工図の配線の理解など、仕事の理解も上がりました。将来的には2級電気工事施工管理技士の取得も視野に入れています。(黒澤さん)

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工事現場で働く技術者は、必ずしも理系の専門学科出身ではない。文系理系を問わない人材が入社後に学びを重ねることで、大きく羽ばたいている。

マイナビ編集部から

創業70年以上の歴史をもつイガラシ綜業は、電気設備関係の各種工事をトータルに手掛ける、日立市では名の知られた総合設備会社である。雇用の創出や地域の活性化に向けた新事業も積極的に展開し、市民が楽しむイベントの主催などボランティア活動にも意欲的だ。地域の信頼は厚く、「誇れる会社で働きたい」として第一志望にする学生も多い。新人研修や病気療養など休職中の保証制度など、社員の待遇も非常に手厚く、安心して長く働ける会社である。

新入社員に関しても文理出身を問わず、ゼロからの成長をしっかりと応援。その1つが資格取得支援制度で、手当等はもちろん、社内奨励規定として「取得が望ましい資格」を整理し、助成内容を明記するなどステップアップの道筋も整えている。温かな社風のもと人間関係も良好なため、何事にも煩わされることなく、仕事に集中できる環境だ。今回、取材した3名の社員が「一緒に働きたい人材」として、「チャレンジ精神が旺盛な人」と口を揃えて応えてくれたのも、のびのびと働ける風土を物語っている。また3名とも実にいきいきと仕事の楽しさを語ってくれたのが印象的だった。高速道路の設備などスケールの大きい工事に関わる機会も多く、早くからプロフェッショナルに成長していきいきと活躍できる。

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日立市にある本社社屋は、JR日立駅から徒歩10分の好立地にある。ここから東日本全域にネットワークを広げ、道路や公共施設、商業ビル、住宅など多彩な工事を手掛けている。

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