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最終更新日:2025/3/1
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部署名事業部 資源計画グループ
私は資源計画グループに所属し、水利計画、営農計画、土地改良事業の経済効果算定などに携わっています。現在の業務は環境アセスメントにやや近い内容になっています。大学では自然環境や動植物について学んでこなかったので、その意味では分野外なのですが、実際に仕事に就いてみると、大学で学んだことが役立つことに面白さを感じています。例えば水理学です。大学時代は「難しい!」と苦労しましたが、現場で頭首工から取水した水が末端まで流れる時間を計算することがあって、その時に、勉強した内容がパッと浮かびました。印象深く、忘れられない出来事でした。
大学では農業土木工学を学んだので、建設コンサルタント業界は就職先候補の一つでした。当社に応募した一番の理由は、地元・札幌の企業で、転勤がないということ。大学の先輩が働いており、安心感を覚えたことも後押しになりました。応募を決意した段階では、業務内容については正直、あまりわかっていませんでした。当社は、土木設計ももちろん行っていますが、調査・計画、経済効果算定のように、業務が幅広いことも特徴です。社前にお話を聞きに伺った際にそのことを知り、想像していた“建設コンサル”とギャップがあったことに、逆に興味が湧きました。
忘れられないできごとには、失敗もあります。ダムに付随する施設をつくるのに必要な材料の計算を1年目で任されたのですが、確認漏れがあり、大慌てでやり直した経験です。その反省から、仕事では事前・事後の確認を怠らないように気をつけています。遠方の現場になると、機材などを忘れると仕事にならないので、何度もチェックして準備を行っています。
大学3年の後期から配属になった研究室では、先生が農業土木にITを活用する研究を行っていました。扱っていたのはAI(人工知能)に関する技術です。もともと、コンピュータの分野には関心があったので、とても興味深く学びました。当社の業務として現状、AIを活用する場面はまだありませんが、既にさまざまな分野で使われていることを考えると、将来的には農業土木の世界でもきっとAIが応用される時代が来ると思いますし、そう考えるととても楽しみです。その時に、大学の研究室で学んだAIに関する知識を仕事に活かすことができれば嬉しいです。そのためにも、今、コンサルタントとしての経験・技術を着実に積み重ねていくことが大事だと考えています。
私が卒業した年は、同期の半数以上が公務員を志望していました。公務員はインフラ整備の基本を担うという役割の大きささや、安定性も魅力だったと思います。しかし、私は自分の視野を広げるたくなり、建設コンサルタントの世界に飛び込みました。建設コンサルタントは実にバラエティに富んだ業界です。これまで学んできた知識が実際の業務につながる面白さがあります。幅広く見ていくなかで、興味のある会社と出会える可能性も広がっていくはずです。